トーヨータイヤ仙台工場 デジタル化と技術革新で独自性を
TOYO TIRE(トーヨータイヤ)は5月下旬、同社が“マザー工場”と位置付け、技術開発やグローバル市場向けの高付加価値製品の生産を行う仙台工場(宮城県岩沼市)で報道向けの見学会を開催した。生産現場でのこれまでの取り組みと今後の展望を聞いた。 マザー工場として重要な役割果たす 仙台工場は1964年に操業を開始した。現在の工場の従業員数は1492人と国内有数の規模を誇る。工場からは鉄道駅や空港な…
TOYO TIRE(トーヨータイヤ)は5月下旬、同社が“マザー工場”と位置付け、技術開発やグローバル市場向けの高付加価値製品の生産を行う仙台工場(宮城県岩沼市)で報道向けの見学会を開催した。生産現場でのこれまでの取り組みと今後の展望を聞いた。 マザー工場として重要な役割果たす 仙台工場は1964年に操業を開始した。現在の工場の従業員数は1492人と国内有数の規模を誇る。工場からは鉄道駅や空港な…
日本ミシュランタイヤが昨年6月から提供を始めたIoT(モノのインターネット)を活用したトラック・バス用タイヤの管理システム「ミシュランTPMSクラウドサービス」。タイヤメーカーとして国内で初めて実用化したもので、装着したタイヤの情報をIoTで可視化できることが最大の特徴だ。これにより、ドライバーだけではなく、運行管理者やタイヤ販売店などがリアルタイムで情報を共有でき、事故やトラブルを未然に防ぐこ…
「CASE」(コネクテッド・自動運転・シェアリング・電動化)や「MaaS」(モビリティ・アズ・ア・サービス)といった自動車産業の革命とも言われる大きな流れに遅れまいと、技術開発や企業間の連携が活性化している。ただ、視点を変えれば、これらはモビリティそのものが将来にわたり持続してこそ実現するのではないだろうか。その未来に対して最大の脅威となるのが環境問題だ。グローバルで地球環境への対応が待ったなし…
アジア最大規模の自動車部品関連のトレードショー「TAIPEI AMPA」が4月24日から28日までの5日間、台湾の台北南港第1及び第2展示ホール(台北市南港区)で開催された。今回の開催テーマは「電動化」「電子化」「スマート化」で、「台北国際自動車部品及びアクセサリー見本市」や「台湾国際オートバイ見本市」をはじめとする6つの展示会を同時に開催。14カ国から約1340社が出展し、約3750のブースを…
「第36回オートサービスショー2019」が5月16日~18日の3日間、東京ビッグサイトで開かれた。今回のショーテーマは「次世代へ 変わるクルマと自動車整備」。タイヤ整備機器をはじめ、自動車用の整備・検査機器、機械器具・工具など自動車関連整備事業所で使われる整備関連製品が一堂に展示された。 今回の「オートサービスショー」は103社8団体が参加し、全860小間の規模となった。その中にはタイヤ販売店…
3月に都内で開催されたアフター用品やサービスに関する展示会「国際オートアフターマーケットEXPO」ではタイヤの整備作業に関連する製品も多く紹介された。その中から来場者の注目を集めた機器やツールをピックアップした。 日発販売のブースでは、緊急脱出用のダッシュチェーンや、カムファスナー機構を採用した梯子型のタイヤチェーンなどを出品した。 カム付梯子型のチェーンは、バンドが不要で取り付け作業の短縮…
3月中旬に東京ビッグサイトで開催されたアジア最大級の環境ビジネスの展示会「環境展」で破砕機など廃タイヤのリサイクル関連企業が多数出展した。各社は「メンテナンス性の高さ」「人手不足への対応」などそれぞれの強みを打ち出し、環境への取り組みと生産性の高さを訴求した。 ウエノテックスと同社グループのサカモトテックスは、ブースでタイヤ破砕機を紹介した。同社グループの破砕機は国内で7~8割のシェアを占めて…
ヒストリックカーの展示会「オートモビルカウンシル2019」が4月5日から7日まで千葉市の幕張メッセで開催され、自動車メーカーやパーツメーカー、ヘリテージカーの販売店など約80社が出展した。 4回目の開催となった今年はタイヤメーカーから横浜ゴムと日本ミシュランタイヤがブースを出展。横浜ゴムは2017に発売したヒストリックカー向け復刻タイヤ「ADVAN HF TypeD」や、2019年の発売を予定…
3月13~15日の3日間アフター用品やサービスに関する展示会「国際オートアフターマーケットEXPO」が都内で開かれタイヤに関連する企業も多く出展した。 イヤサカは、ブースに米ハンター・エンジニアリング社のホイールアライメントシステムを展示した。 同システムのカメラセンサーは、作業場によって「支柱に設置する」「天井から吊り下げる」などのレイアウトが可能となっている。また、ターゲットはワンタッチ…
国内最大級の二輪車展示会「第46回東京モーターサイクルショー」が3月22日から24日の3日間、東京ビッグサイトで開催され、国内外からタイヤメーカーや二輪車メーカー、パーツ関連企業など153社・団体が出展した。各社のブースでは最新モデルが紹介され、多数の来場者で盛況だった。 ブリヂストンは2月に発売を開始した「BATTLAX HYPERSPORT S22」と「BATTLAX ADVENTUREC…
ブリヂストンタイヤジャパン宮城カンパニーは3月5日と6日の2日間、仙台市内で「ブリヂストン春の提案会」を開催し、タイヤ専業店やカーディーラー、SS、整備工場などのスタッフ約300人が参加した。 会場では、今年発売した新商品「REGNO GR-XⅡ」をはじめとするラインアップを展示したほか、整備機器各社がタイヤチェンジャーなどを出品。さらに、アルミホイールやカーナビ、ドライブレコーダーなど用品コ…
ウィンタータイヤの性能No.1を目指し開発を強化している横浜ゴムは、このほど北海道旭川市にあるタイヤテストコースで技術説明会を開催し、最新のコンパウンド技術や欧州市場で販売しているオールシーズンタイヤの性能比較などを披露した。同社は中期経営計画のタイヤ消費財戦略の中で「ウィンタータイヤ戦略」に取り組んでおり、商品の更なるレベルアップを図ることでドライバーの安心安全を支えるとともに、グローバルでの…
1月11日から13日の3日間、千葉市の幕張メッセで開催された世界有数のカスタムカーのイベント「東京オートサロン2019」。来場者数が過去最多の33万666人となり、盛況のうちに幕を閉じた。会場では近年人気のSUVをはじめ、最新のスポーツモデル、ラグジュアリーカーなどが高い存在感を発揮。タイヤメーカー各社もそれぞれのブランドが持つ世界観を全面に訴求してクルマの魅力や楽しさ、興奮を演出して多くの来場…
日本ミシュランタイヤは11月下旬、川崎市内で輸送業界の人手不足をテーマにしたミーティングを開催し、首都圏の運送会社など約40社が参加した。業界全体で近年、問題が深刻化している人材確保に対して従業員の満足度を高めることの重要性を解説したほか、軸別専用タイヤやTPMS(タイヤ空気圧管理システム)の導入などで輸送効率の向上につなげていく独自のソリューションを提案した。 タイヤ管理の適正化や社員満足度向…