「ジャパントラックショー2022」タイヤ整備の最新モデルも多数
5月12~14日の3日間、横浜市で「ジャパントラックショー」が開かれ、様々な企業がタイヤ関連の整備機器・用品を出展。作業の効率化や安全向上に貢献する機材、脱輪事故防止へ向けたツールなどにも関心が集まった。 イヤサカは「大型整備の効率化」を軸にブースを展開し、足回り関連では、米ハンター社のホイールバランサーを展示した。タイヤのハイスポットを検出するローラーを備え、走行時に振動が少ない最適なマッチ…
小野谷機工(福井県越前市)はこのほど、リフト能力を高めつつ安全装備を強化したパワーリフターの新製品「APL-3000シリーズ」と、出張時の作業性向上に配慮した積載用セーフティケージ「RSC-01MDβ」を発売した。同社は以前より整備の軽労化や効率化だけではなく、安全性向上にも寄与する製品開発に注力してきた。2つの新製品はともに“顧客のニーズに応える”姿勢を具現化したオンリーワンの価値を持ったもの…
ファインピース(東京都新宿区)は2月19日、同社の卸売サイトでジグ修正・フレーム測定、ホイールアライメント調整、エーミングサポートのエフディエム「3WAY多機能ADASリフト」の取り扱いを開始すると発表した。 また、同社は21日に自動車整備業界のユーチューバー、メカドルゆきさんが主催する「メカニック塾」とのコラボ企画として、三次元計測機の技術研修を開始すると発表した。 同社では「コラボ企画を…
2021年11月に会社設立50周年という大きな節目を迎えた小野谷機工(福井県越前市)。タイヤ整備機器をはじめ更生タイヤ製造・廃タイヤ処理の関連機器の国産メーカーとして、市場に製品を供給している。自動車が100年に一度という大きな変革期を迎え足回り整備の重要性がますます高まる中、作業の効率化・省人化と安全性を両立する新製品の開発に挑み続けている。その中から今回は「バリアスツールハンガー」にフォーカ…
大型車の冬用タイヤへの交換が集中する時期に、車輪の脱落事故が急増すると指摘される。国土交通省が先に明らかにした調査報告によると、2020年度の発生件数は131件で、前年度に比べ19件増加。統計史上最多記録を更新した。事故を防ぐにはどうすべきか。日本自動車工業会では「お・ち・な・い」をキーワードに掲げ安全啓発を強めているさなかだ。本紙ではトルクレンチやタイヤデプスゲージなど自動車タイヤ整備用ツール…
バンザイは、大型車用タイヤの整備作業に従事する事業者に向けて、安全啓蒙を目的としたチラシの配布を行っている。その中では、ホイールナットに装着するインジケーターの脱着ツール「PU-SH&LL(プッシュル)33」を始め、ブラインド式安全ケージや遠隔自動TBインフレーター、電子制御コントローラー内蔵型ナットランナーを紹介。こうした取り組みの狙いについて、営業情報企画部営業推進一課参事の福田守利氏に話を…
安全自動車はこのほど、新商品として空研のパワートルクセッター「PTS-800EX-L」を紹介した。 同商品は日本自動車機械工具協会が定める「動力式トルク制御レンチ型式性能試験」に合格しており、電子制御コントローラーの内蔵により高度な締め付けトルク管理が可能となっている。 安全自動車では「トルクレンチによる締め付けトルクの確認作業が不要」と訴求している。
国内で人手不足が叫ばれるようになって久しい中、その対応策の一つとして整備作業の現場でも省人化への取り組みが進められている。小野谷機工は以前から作業の軽労化、さらに安全性向上に寄与する製品開発に注力しており、このほど、タイヤホイールの持ち上げに起因する負担を軽減できる作業補助テーブル「Easy System」、タイヤの積み上げ作業を容易にする積み上げリフト「Easy Lift Good 70-Li…
安全自動車はこのほど、大型車エーミングターゲットセット「ATB-2021」を発売した。特定整備の対象であるフロントガラス交換後のカメラキャリブレーション調整作業や、車体前方(バンパー・グリル)の脱着作業後に必要となるエーミング作業などでの使用を通じ、正確な作業の完了に貢献する。 新商品は国産4社に対応しており、「付属のマニュアルに従って設置するだけで、大幅な作業時間の短縮ができる」(同社)とい…
イヤサカは7月7~9日、同社初のウェブ展示会「ウェブ・エキシビション」を開催し、斎藤智義社長は「コロナ禍においても少しでも皆様のお役に立ちたいという思いは変わらない」とコメントを発表した。 商品展示ゾーンでは、非接触のアライメントチェックを実現する「ハンター・クイック・チェック・ドライブ」を参考出品した。同社では「簡易アライメントチェックが実現すれば、お客様への提案の幅が広がり、新たなビジネス…
大型車の車輪脱落事故件数が増加の一途をたどる中、安全自動車(中谷宗平社長、東京都港区)は今すぐできる緊急対策として“ホイールナット締め付けトルクの管理”を勧めている。その重要な要素として同社が啓発するのは、定期的なトルクレンチの精度チェックだ。さらにデジタルトルクレンチをはじめとする省力化機器も提案し、正確で効率的な作業への貢献を推進している。同社が行うサービスや整備機器のラインアップについて、…
東洋精器工業はこのほど、ホイールナットマーカー(インジケーター)の着脱ツール「PU-SH&LL(プッシュル)33」を開発した。大型車の車輪脱落事故防止に向けた取り組みの一つとしてインジケーターを装着する車両が増える中、新商品は作業者から届いた困りごとに応えてデザインしたという。その開発背景や商品特徴を販売企画部の本部長である太田正彦専務取締役と、同部技術部長兼横浜支店長の青木茂雄氏に聞いた。 …
旭産業はこのほど、エアゲージ精度チェッカーの新製品として「SC-70」を開発し本格販売を開始した。税込み標準小売価格は20万3500円(税抜き18万5000円)。 エアゲージ精度チェッカーは保有するエアゲージの精度誤差を調べる検査機器。新商品は、表示パネルに有機ELディスプレイを搭載したことで見やすく、高い精度での精度チェックを可能とした。 また操作部をパネルに集約したコンパクト設計を採用。…
空研(大阪府羽曳野市、中川禎之社長)は、2月中旬に新型12.7mmSQ充電式インパクトレンチ「KW-E160pro」を発売する。本体のみまたは電池パックや充電器、ケースを加えたセットを販売し、それぞれ価格はオープン。 同商品の差し込みサイズは12.7mm、実用トルク範囲は50~260N・m。全長143mm、全高249mm、重さ1.8kgで、同社では「重量バランスが良く小型、軽量」としている。な…
京都機械工具(KTC)は17日、同社が開発したスマートセンシングデバイス「トルクル」と、自動車整備工場向け業務システムメーカー、ディーアイシージャパンが提供するクラウドプラットフォームサービス「DICクラウド」との連携サービスがリリースされたと発表した。 KTCの「トルクル」は、スマートフォンやタブレットなどにインストールした専用アプリとBluetooth機能を利用し、測定値の結果表示やデータ…