小野谷機工 軽労化・省力化を実現するタイヤリフト3製品を本格発売
整備作業の軽労化・省力化と安全性向上は二律背反ではない。軽労化・省力化を突き詰めていくと、安全性はより高まっていく――タイヤ整備機器をはじめ更生タイヤ製造や廃タイヤ処理の機器・システムの国産メーカー、小野谷機工ではこのような設計思想のもとで日々、整備機器の企画開発を行っている。同社がこのほど、タイヤ整備の現場をサポートする新製品3種を開発し、本格販売を開始した。 タイヤセットアップリフト「イージ…
「第36回オートサービスショー2019」が5月16日~18日の3日間、東京ビッグサイトで開かれた。今回のショーテーマは「次世代へ 変わるクルマと自動車整備」。タイヤ整備機器をはじめ、自動車用の整備・検査機器、機械器具・工具など自動車関連整備事業所で使われる整備関連製品が一堂に展示された。 今回の「オートサービスショー」は103社8団体が参加し、全860小間の規模となった。その中にはタイヤ販売店…
オノダニグループの中核、小野谷機工(福井県越前市、三村健二社長)は10月25日、新本社社屋と新加工工場の完成披露式典を開催し、地元政財界をはじめ、タイヤ販売会社などから関係者およそ100名が参加した。 同社ではタイヤチェンジャーやロードサービスカーなど、主力事業であるタイヤ関連整備機器の製造・販売が好調に推移。事業拡大にともない、本社・工場周辺の土地を買い増しし、工場棟の新設・増設を繰り返すこ…
小野谷機工(福井県越前市、三村健二社長)は1971年、現在社主である三村義雄氏が創業した。その前身となる小野谷屋の設立はさらに10年前の1961年のことである。 その小野谷機工を核とするONODANIグループとしては、歴史をさらに遡ることができる。実は今年10月、グループ創業70周年の節目の年を迎えたのだ。 また2017年は隔年開催されるオートサービスショーの開催年でもあった。6月に東京ビッ…
タイヤ整備機器をはじめ更生タイヤ製造や廃タイヤ処理の機器・システムの国産メーカー、小野谷機工(福井県越前市、三村健二社長)。“タイヤ業界に貢献できる商品をお届けする”ことをモットーに、機器の開発に取り組む。 タイヤ整備作業の現場で聞かれるユーザーの声、それこそが同社新商品の企画・開発のベース。「この作業のときにこんな機能が備わっていたら」「この部分がより使いやすくなれば」「このときの速度がもっ…
タイヤ販売・整備の現場で今、深刻化しているのが人手不足と作業スタッフの高齢化の問題。クルマ社会の安全・安心を担保する、重要な役割を持つタイヤ。その整備の技能をいかにして次世代に伝承していくか、非常に重要な局面に置かれていると言っても決して過言ではない。 そのような状況を打開する具体的アイデアの一つが「現場での作業を少しでも楽にすること」。――すなわちタイヤ整備機器に新機能を搭載することによって…
小野谷機工(福井県越前市、三村健二社長)をはじめとするオノダニグループの社主、三村義雄氏がこのほど、福井県中小企業産業大学校(福井市)の名誉校長に委嘱された。任期は2016年12月から2018年3月末まで。同校は人材育成機関として、ふくい産業支援センターが運営。1986年に開校以来、各種の研修事業を開催するなど、県内企業の人材育成の支援を行っている。その同校の名誉校長が委嘱されるのは三村社主が二…
小野谷機工(福井県越前市)は10月上旬、ロードサービスカー(タイヤサービスカー)の新工場の竣工式を開催した。その席で同社グループの三村義雄社主に、サービスカー事業にかける想いと、新たなビジネスを創造することの重要性を語ってもらった。 今回のロードサービスカー工場は私どもにとっては企業生命をかけた事業で、失敗はできない。 今から25年前に単身で北米に行き、現地のタイヤ業界はどうなっているのかを…
防風板でバースト時の危険回避 小野谷機工(福井県越前市)は9月よりセーフティケージの新製品「TC~TACS」シリーズを発売した。今年3月に乗用車・小型トラックタイヤ用の製品を上市したのに続き、今回はタイヤ径1200mmまでのトラック・バス用タイヤに対応するモデルとなっている。 新製品は、ケージの両側面の金属メッシュ部分を「ブラストシールド」と呼ばれる防風板で覆うことで安全性を大きく向上させたのが…
小野谷機工(福井県越前市)は生産財向けタイヤチェンジャー「BIGMASTER」(ビッグマスター)シリーズの最新機器として「BIGMASTER ORX-999」を10月より販売開始した。新製品は外径2400mmまでの大型タイヤに対応し、建設機械用(OR)からトラック・バス用、ライトトラック用まで幅広いタイヤに対応する。 世界初のモード切り替え機能搭載 「ORX-999」は昨年6月に開催されたオー…
生産性向上でニーズに応える 小野谷機工(福井県越前市)は10月5日、ロードサービスカー(タイヤサービスカー)の組み立て工場を開設し、関係者およそ170人を招いた落成式を開催した。 同社は1990年よりサービスカーの製造販売を手がけており、近年は受注が増加しているため、従来の工場では手狭になっていた。新工場の稼働により、生産能力は年間36台から約50台に拡大する。同社では「市場拡大に伴い増産が急…
小野谷機工はこのほどセーフティケージの新製品「PSC-01シリーズ」を開発。シリーズ第1弾としてPC・LTタイヤ用を上市し、3月から本格販売を開始した。 従来のセーフティケージは、タイヤが破裂したときにホイールリング等の飛散防止に効果があった。だが、爆風や小さな欠片の飛散を完全に防ぐことはできなかった。破裂時の爆風の威力は非常に強く、人が近くでそれを浴びると重篤な事態を惹き起こしかねない。 …
小野谷機工のグループ企業で、リトレッドタイヤの製造・販売を行う北陸リトレッド(福井県越前市)が進めていたリトレッドタイヤ新工場がこのほど完成した。4月15日には現地で関係者およそ180人を招いた竣工披露式が行われた。 北陸リトレッドは1967年に操業を開始。リトレッドタイヤ市場の拡大に合わせ生産能力の増強を図るため、建屋の増築や生産ラインを増設し、事業を拡大してきた。工場自体も今回で3度目の移…
楽で、効率的な作業を実現 東京ビッグサイトで開催された「第34回オートサービスショー2015」。このショーに、小野谷機工株式会社は7機種ものコンセプトマシンを参考出品した。 今回この欄でレポートするTB・LT用タイヤチェンジャーの新製品「プロスーパーTC-012W」もその1つだった。細部にわたる検証を終え製品化を果たし、この10月1日から新発売する。 小野谷機工が現在、もっとも力を入れて取り…
省人化と効率化を追求、フルオートでタイヤの脱・装着作業を 小野谷機工が開発した世界初のフルオートTB用タイヤチェンジャーが「PROFOOT TB-881」シリーズだ。LT用からOR用まで、生産財タイヤをボタン操作だけでホイールからの脱着・装着を可能とした。 そのシリーズ第4代目となるモデルが「PROFOOT TB-881RS」。この2014年10月から本格発売を開始した。前モデル「TB-881…