作業の効率化と省力化に寄与 東洋精器工業 汎用タイヤリフト「SR-66」
新型コロナウイルスの感染拡大によりさまざまなところへ影響が出ている。企業でテレワークへのシフトが進み、それにともないECを通じての商品購入が増加。生活者の消費行動にも大きな変化が生じている。輸送物流業界では荷物の受発注が急増し配送トラックの稼働が増加する一方で、トラックドライバーは慢性的な人手不足の状況が続くままだ。このようなことを背景として、輸送業界では車両管理・メンテナンスにかかる時間や人員…
新型コロナウイルスの感染拡大によりさまざまなところへ影響が出ている。企業でテレワークへのシフトが進み、それにともないECを通じての商品購入が増加。生活者の消費行動にも大きな変化が生じている。輸送物流業界では荷物の受発注が急増し配送トラックの稼働が増加する一方で、トラックドライバーは慢性的な人手不足の状況が続くままだ。このようなことを背景として、輸送業界では車両管理・メンテナンスにかかる時間や人員…
住友ゴム工業は東洋精器工業(兵庫県宝塚市)に協力を依頼して大型車のハブボルトとナットの点検時に使用する「簡易点検ツール」の開発を進めている。年内に準備を終えて、来年1月をメドに製品化する予定。 このツールでは大型タイヤの点検時にボルトの伸びやナットのネジ山潰れなどのチェックが可能。小型で作業者が常に携行できるのが特徴。 住友ゴムでは大型車の脱輪事故の要因として部品の経年劣化の点検漏れを課題の…
東洋精器工業は6月からセーフティケージ(安全囲い)の新製品としてLT/TB用ブラインド式セーフティケージ「TD-TBi」の本格販売を開始した。同社の太田正彦取締役販売企画部長に話を聞いた。 新製品は、空気充てん作業中に万が一タイヤが破裂した場合、そのときに生じる強烈な爆風からの被害抑制を図るもの。 セーフティケージに対する性能ニーズはこれまで、タイヤホイールやサイドリング、さらにはゴム片とい…
タイヤの空気充てん作業および、車両に取り付けた状態で行う空気補充作業における事故が依然として減っていない。日本自動車タイヤ協会の統計によると、過去10年間で発生した事故件数は合計222件、そのうち死亡事故は11件、作業者が重軽傷を負ったケースは115件に達した。整備作業の中で、事故はなぜ起こってしまうのか、事故を防ぐために何か必要なのか――2007年から2016年までの事例をまとめた。 10年…
タイヤの空気充てん作業を行うとき、万一の破裂事故から身を守るのに必要不可欠な機器がセーフティーケージ(安全囲い)である。ただ、作業の流れにおいて、セーフティーケージの中にタイヤを入れるという工程が加わることから「面倒だ」と、ついそれを省いてしまうケースが見られるようだ。 そのような現実に対し、タイヤ整備機器を供給する企業は手をこまねいているわけではない。エアーチャックを接続すると自動的に空気充…
エイワ(兵庫県西宮市、前中勝彦社長)の大きなトピックとして挙げられるのが2016年度グッドデザイン賞受賞だ。しかもタイヤチェンジャー「WING(ウィング)CZXシリーズ」と、出張サービスカー「EIWA M.T.S(モバイル タイヤ サービスシステム)」とのダブル受賞という快挙を果たした。 同社では「今回の受賞を契機に『ものづくりにおけるデザインの活用』を積極的に推進し、足回り整備に貢献する最新…
防風板でバースト時の危険回避 小野谷機工(福井県越前市)は9月よりセーフティケージの新製品「TC~TACS」シリーズを発売した。今年3月に乗用車・小型トラックタイヤ用の製品を上市したのに続き、今回はタイヤ径1200mmまでのトラック・バス用タイヤに対応するモデルとなっている。 新製品は、ケージの両側面の金属メッシュ部分を「ブラストシールド」と呼ばれる防風板で覆うことで安全性を大きく向上させたのが…
小野谷機工はこのほどセーフティケージの新製品「PSC-01シリーズ」を開発。シリーズ第1弾としてPC・LTタイヤ用を上市し、3月から本格販売を開始した。 従来のセーフティケージは、タイヤが破裂したときにホイールリング等の飛散防止に効果があった。だが、爆風や小さな欠片の飛散を完全に防ぐことはできなかった。破裂時の爆風の威力は非常に強く、人が近くでそれを浴びると重篤な事態を惹き起こしかねない。 …
“軽量かつ安全”な携帯型安全囲い タイヤ整備の現場において「安全」は、最も重要なキーワードのひとつとなっている。毎年、タイヤ空気充てん作業時の事故が10数件発生しているが、安全囲いの設置・使用など基本的措置を遵守していれば未然に防ぐことができたケースも少なくないようだ。東洋精器工業株式会社(本社・兵庫県宝塚市末成町7-3)は、携帯型の安全囲い「トラック・バス用セーフティバッグ」の販売を開始した。…