豊田氏から片山氏へ、たすき 自工会、新会長に初の商用車メーカー出身者
日本自動車工業会(以下、自工会)は11月22日、豊田章夫会長=写真・右=の退任と、後任会長にいすゞ自動車会長の片山正則氏=写真・左=の就任を発表した。自工会の会長職は1967年の発足以来、トヨタ、日産、ホンダの大手三社が務めており、初の商用車メーカー出身の会長となる。 記者会見では豊田氏が任期中を振り返り「自動車産業はみんなでやっている産業、未来はみんなでつくるもの、これが自工会のブレない軸に…
JATMAが冬タイヤ装着を啓発。チラシをリニューアルし動画配信も 冬を迎え、降雪の具合がどうなるのかが、業界関係者の最大の関心事。23年は秋らしさがみられないまま夏から一気に冬へと季節が移った感があった。しかし北海道の各所をはじめ、11月18日には福岡や松江など西日本でも初雪が観測された。冬は確実に深まっている。そのようななか、日本自動車タイヤ協会(JATMA)は「冬タイヤ装着啓発活動」を開始し…
日本自動車タイヤ協会(JATMA)が発表した9月のタイヤ生産は前年同月比0.9%減の8万4561トンとなり、4カ月連続で前年実績を下回った。 国内出荷は4.3%減の4万6201トン、輸出出荷は4.2%減の3万8184トンだった。 また、1~9月(第3四半期)累計のタイヤ生産は前年同期比2.9%減の72万5254トンとなった。国内出荷は0.8%減の35万9671トン、輸出出荷は8.5%減の36…
11月5日まで開催された日本自動車工業会(自工会)主催「JAPAN MOBILITY SHOW 2023(以下、JMS)」が閉幕し、開催期間累計の来場者は111万2000人にのぼった。 主催者プログラムのTokyo Future Tourには約50万人が来場。スタートアップ企業116社が参加したStartup Future Factory/Pitch Contest&Awardのグラン…
令和5年秋の褒章で、TOYO TIREの代表取締役社長&CEO清水隆史(しみず たかし)氏=写真=が藍綬褒章を受章した。 清水社長は、自動車タイヤや自動車部品の生産・販売を通じモビリティ社会に寄与する事業経営を推進。日本自動車タイヤ協会、日本ゴム工業会など業界団体の会長職としてゴム産業全体の発展へ貢献してきたことが認められ、今回の受章となった。 清水社長は次のようにコメントを発表している。 …
一般社団法人自動車用品小売業協会(=APARA、小林喜夫巳会長)は27日、東京都千代田区の経団連会館で「2023年度上期活動報告会・記念講演会・懇親会」を開催した。会員企業、関係者団体など約200名が出席。 活動報告会では、西秀樹事務局長=写真上=が洗車の日の啓発をはじめオートパーツの日の啓発、コンプライアンス活動、タイヤ安全点検キャンペーン、冬タイヤ早期履替告知、アウトメカニカ イスタンブー…
リデュース・リユース・リサイクル推進協議会(3R推進協議会)による「令和5年度3R推進功労者等表彰」で、新潟県糸魚川市のリトレッドタイヤ製造会社、トーヨーリトレッド㈱(代表取締役・髙瀬昌洋氏)が「推進協議会会長賞」を受賞した。10月30日、都内で行われた表彰式に髙瀬社長が出席した。 今回の受賞について、髙瀬社長は謝意を表すとともに「SDGs、カーボンニュートラルへの取り組みや、限りある資源の有…
NAPAC(日本自動車用品・部品アフターマーケット振興会)は24日、東京都内で第7期総会を行った。 この日で4年間の会長の任期を終え相談役となる高瀬嶺生氏=写真左=は、「ワンチームでやろうと就任時に述べたが、コロナという見えない敵との戦いだった。また大きなものだと24時間耐久レースが3年連続で開催され、業界に対する印象が高く、それがきっかけでトヨタ自動車との協業に発展した。今度は中嶋新会長がフ…
JATMA(日本自動車タイヤ協会)は18日、東名高速道路・浜名湖サービスエリアでタイヤ点検を実施。その点検結果をまとめた。 静岡県警察本部などの協力のもと「タイヤ点検を行うことにより、使用実態を把握し、タイヤ整備不良に起因する自動車事故の未然防止を図る」「タイヤの正しい使用・管理方法をPRする」ことを目的に開催し、今回で第55回を迎えた。 タイヤ点検の結果、乗用車82台中43台と、半数以上の…
JATMA(日本自動車タイヤ協会)は、23年1月〜9月の第3四半期累計のタイヤ販売実績をまとめた。 新車用タイヤ販売本数はトラック・バス用90万2千本(前年比9.2%増)、小形トラック用365万6千本(同1.8%増)、乗用車用2455万7千本(同18.2%増)、四輪車合計2911万5千本(同15.6%増)。 前記3品種に建設車両用、農業機械用、二輪自動車用を加えた合計で3041万9千本、前年…
全国タイヤ商工協同組合連合会(全タ協連)は15日、三重県四日市市内で中部以西ブロック(ブロック会会長・藤井義行氏)会議を開いた=写真=。 今年は三重県タイヤ商工協同組合(理事長・坂田裕昭氏)がブロック会議の開催担当県。中部以西の組合役員と組合員、タイヤ公正取引協議会の野口専務理事、全タ協連の西潟会長が来賓として出席し、20名が参加した。 同会議では、全タ協連とブロック内の単位組合の活動状況に…
日本自動車工業会(以下、自工会)二輪車委員会は13日、都内で「二輪車委員会メンバーと語る、ジャパンモビリティショーと二輪車の未来」と題するメディアミーティングを行った。 自工会副会長兼二輪車委員会の日髙祥博委員長は「7回目となる今回のメディアミーティングは、開幕を控えるJAPAN MOBILITY SHOW 2023(以下、JMS)に焦点をあてた。また、モビリティの未来を語るうえで、足元のカー…
55年間続いた東京モーターショーから名称を改めたJapan Mobility Show (ジャパンモビリティショー)。26日から11月5日までの11日間、東京ビッグサイトを中心に開催される。自動車だけでなく、オールジャパンでつくる「未来の日本」を日本の産業全体で描くイベントを目指す。なお、タイヤ関係からはブリヂストン、住友ゴム工業、横浜ゴムの3社が参加し、展示ブースを出展する。 …
GfK Japanがこのほど発表した8月の自動車用タイヤ販売本数(速報)は、前年比25%減と前年を大きく割り込んだ。店頭では同20%減、インターネットでは同33%減だった。 前月好調だった冬タイヤはその反動もあり本数で前年比60%減と著しく減少した。店頭では同42%減、インターネットでは同71%減と前年実績を大幅に割り込んだ。 タイヤ全体の税抜き平均価格は1万909円と前年同月から9%上昇し…
JATMA(日本自動車タイヤ協会)はこのほど、23年8月のゴム量の生産・出荷・工場在庫実績をまとめた。 8月単月の生産量は、6万6531トン、前年同月期に対し5.0%減となった。国内出荷量は3万4606トンで同12.9%減、輸出出荷量は3万4053トンで同4.0%減だった。一方、工場在庫量は3万5266トンで、同10.5%増となった。