JATMA8月のタイヤ販売実績 市販用は2カ月連続で全品種前年比増加
日本自動車タイヤ協会(JATMA)は8月のタイヤ販売本数実績をまとめた。 新車用タイヤ販売実績は品種別にトラック・バス(TB)用が7万5千本(前年比25%減)、小形トラック(LT)用32万7千本(同11.1%減)、乗用車(PC)用200万7千本(同15.5%減)と、3品種いずれも前年実績を下回った。3品種を合わせた四輪車合計は240万9千本(同15.3%減)。 これらに建設車両(OR)用と産…
日本自動車タイヤ協会(JATMA)は8月のタイヤ販売本数実績をまとめた。 新車用タイヤ販売実績は品種別にトラック・バス(TB)用が7万5千本(前年比25%減)、小形トラック(LT)用32万7千本(同11.1%減)、乗用車(PC)用200万7千本(同15.5%減)と、3品種いずれも前年実績を下回った。3品種を合わせた四輪車合計は240万9千本(同15.3%減)。 これらに建設車両(OR)用と産…
日本自動車タイヤ協会(JATMA)は24年第1四半期(1月〜3月)累計のタイヤ販売本数実績をまとめた。新車用タイヤ、市販用タイヤともに前年実績を10%以上割り込んでおり、厳しい状況で推移した。 〈表1〉のように、第1四半期累計の新車用タイヤ販売実績は品種別にトラック・バス(TB)用34万本(前年比17.6%増)、小形トラック(LT)用90万1千本(同32.6%減)、乗用車(PC)用715万5千…
新車用タイヤは前年比2%増の見通し JATMA(日本自動車タイヤ協会)は6日、2024年自動車タイヤ国内需要見通しを発表した。四輪以外の特殊車両用と二輪車用を含む国内総需要本数は1億863万3千本、23年見込み1億832万9千本(22年比2%増)に対し横ばいと予測した。新型コロナ感染拡大前の19年実績1億1809万6千本との対比では8%減のままで推移するものとみている。 24年需…
JATMA(日本自動車タイヤ協会)はこのほど、2023年上期(1月〜6月)自動車タイヤ・チューブの統計データをまとめた。上期累計の新車用タイヤの販売本数は合計で2000万5千本、対前年比17.1%増加。半導体不足や部品調達難で新車の生産制約が大きく影響した前年から、回復へと向かう着実な足取りを示した。一方、上期累計の市販用タイヤ販売本数は3134万8千本、同2.4%減で、コロナ禍前の水準までほぼ…
韓国の現代自動車グループは6月20日、高級電気自動車(EV)向け次世代タイヤの研究協力に関する覚書(MoU)を仏ミシュランと締結したと発表した。 今後3年の共同研究では、タイヤで使用する環境に配慮した原材料の比率を、重量ベースで現在の20%から約50%まで増加させることに注力する。また、重量のある車両に対応するタイヤの研究に加え、タイヤ摩耗や路面環境を分析するタイヤモニタリングシステムの開発も…
フランス初の水素自動車メーカー、ホピウムはこのほど、ブリヂストンと提携し、高級セダン「Machina」向けのタイヤを開発していることを発表した。 両社は、車両の長距離走行を支える低燃費技術を持った特殊タイヤのデザインを進める。ブリヂストンは独自のバーチャルタイヤ開発技術を活用し、「効率性と持続可能性の両面で大きな利益を提供する」(同社)という。 ブリヂストンEMIAでは「我々の専門知識はゼロ…
住友ゴム工業は11月18日、日産自動車が10月に販売を開始した「GT-R」「GT-R NISMO(ニスモ)」の2022年モデルに、ダンロップの高性能ランフラットタイヤ「SP SPORT MAXX GT600 DSST」の納入を開始したと発表した。 「SP SPORT MAXX GT600 DSST」は、スーパースポーツカー「GT-R」の性能を最大限に発揮させるタイヤとして開発。最先端のランフラ…
ブリヂストンの欧州グループ会社(BSEMIA)は9月16日、2024年までに同社の新車向けの乗用車用タイヤのうち20%以上がEV(電気自動車)向けタイヤになるという予測を発表した。現在の割合は11%で、同社によると2019年の約3倍になっている。 2021年には世界のEVメーカー上位10社や、欧州のEV販売ランキングの上位10モデルのうちそれぞれの半数がブリヂストンのタイヤを新車装着していると…
韓国のクムホタイヤは、共鳴音低減タイヤ「K-Silent」(ケイ・サイレント)を搭載したタイヤを、KIAの電気自動車(EV)「The Kia EV6」に新車装着用タイヤとして供給すると発表した。 今回供給するタイヤは、「CRUGEN(クルーゼン)HP71」と「ECSTA(エクスタ)PS71」の2モデルで、EV用タイヤに求められる低転がり抵抗性能や耐摩耗性能、トラクション性能を両立させた。特にタ…
ブリヂストンの欧州グループ会社は8月6日、米国のEV(電気自動車)新興メーカー、フィスカー社とパートナー契約を締結し、電動SUV「フィスカー・オーシャン」向けのタイヤを開発・納入すると発表した。 「フィスカー・オーシャン」は、リサイクル材料や植物由来のインテリアなどサステナブルな素材が使用されている電動SUV。環境性能と運動性能を両立するタイヤ技術「エンライトン」を搭載した特別仕様の「POTE…
伊ピレリは7月15日、電気自動車(EV)やハイブリッド車、SUV向けにXL(エクストラロード)規格より高い負荷能力を持つHL(ハイロード)規格のタイヤを開発したと発表した。 同社では「バッテリーを搭載した新型車両の重量を支えるために作られており、EVなどの重い車に最適」としたほか、「低転がり抵抗と高い走行快適性を目指して設計した」と説明している。 HL規格のタイヤの負荷能力は同サイズのスタン…
独コンチネンタルは6月7日、2020年の世界の電気自動車(EV)販売台数上位10社のうち、6社に新車装着用タイヤを供給したと発表した。同社では「完全電気自動車向けのタイヤセグメントで市場シェアが拡大している」と説明した。 供給先には米テスラの「モデル3」「モデルS」、独フォルクスワーゲンの「ID.3」などに加え、中国のBYDといったアジアのメーカーも含まれる。なお、欧州で人気が高い電動の乗用車…