クムホタイヤ、世界のトップ10目指す 事業領域拡張も
韓国のクムホタイヤは9月に迎えた創立60周年に合わせ、事業計画「ビジョン2025」を発表した。売上高3兆5000億ウォン(約3160億円)の達成を目指す。 同社では「世界クラスの技術開発と、タイヤ業界での世界トップ10入りに向けたもの」としている。また、タイヤ事業以外のモビリティ製品・サービスを含めて事業ポートフォリオを拡張する。さらに、新技術やソリューションの活用により、顧客に安全で快適なモ…
韓国のクムホタイヤは9月に迎えた創立60周年に合わせ、事業計画「ビジョン2025」を発表した。売上高3兆5000億ウォン(約3160億円)の達成を目指す。 同社では「世界クラスの技術開発と、タイヤ業界での世界トップ10入りに向けたもの」としている。また、タイヤ事業以外のモビリティ製品・サービスを含めて事業ポートフォリオを拡張する。さらに、新技術やソリューションの活用により、顧客に安全で快適なモ…
クムホタイヤジャパンは6月15日、オールシーズンタイヤ「SOLUS HA31」(ソルウス・エイチエイサンジュウイチ)を発売したと発表した。同日時点では、国内ではオートバックス・ドットコム内の通販サイトならびにオートバックスPayPay(ペイペイ)モール店のみでの取り扱いとなる。発売サイズは14~17インチの16サイズ。 「ソルウスHA31」は、夏のドライ路から冬の雪上路まで履き替えなしで走行で…
激化する米中貿易摩擦によって中国のタイヤメーカーが事業戦略の変更を迫られている。輸出分に関税が上乗せされるほか、予定していた生産拠点の計画を撤回するメーカーも出てきている一方で、新たなビジネスに向けた動きも活発化している。8月に上海で開かれたタイヤ展示会に参加したメーカーの取り組みを取材した。 反ダンピング関税の施行や米中貿易摩擦の激化により、中国メーカーを取り巻く環境は先行き不透明な状態が続…
中国のダブルスター傘下のクムホタイヤの2018年通期業績は、売上高が前期比11.0%減の2兆5587億ウォン(約2349億円)だった。EBITDA(利払い・税引き・償却前利益)は約1.8倍の1664億ウォン。 地域別の売上高は、韓国が6.2%減の8910億ウォン、中国が22.3%減の2650億ウォン、北米が3.1%減の6280億ウォン、欧州が19.3%減の3220億ウォンとなった。
横浜ゴムは7月6日付けで韓国のクムホタイヤとの技術提携を解消したと8月9日に発表した。中国のタイヤメーカー大手ダブルスター(青島双星)がクムホタイヤの株式の45%を取得して筆頭株主になったことにより、契約条項に基づいて決定した。 両社は2014年2月に技術提携基本契約を締結。環境対応技術や新たなコンセプトタイヤなど、将来に向けたタイヤ関連技術の開発を目的に、共同研究開発契約とライセンス及び技術…
韓国のクムホタイヤが国内リプレイス市場で攻勢を強める。3月にSUV用タイヤやスポーツタイヤなど新商品を相次いで投入するほか、製品の満足保証と、パンクなどでタイヤが損傷した後の無料交換を同時にサポートするキャンペーンを始める。 品質保証は日本ミシュランタイヤが既に実施しているが、併せてパンクや外傷によってタイヤが使用できなくなった際の保証を付加するのは国内で初の試みだという。 クムホは売上高で…
クムホタイヤジャパンは2月9日、国内市販用夏タイヤの価格を3月1日から改定すると発表した。対象となるのは乗用車用タイヤとバン用タイヤで、改定率は平均5.0%。 同社では「ここ数年徹底したコスト削減を進めてきたが、従来の取引価格では依然として採算が取れない状況が続いているため」としている。
クムホタイヤジャパンの新社長に12月1日付で朴賢雄(パク・ヒョンウン)氏が就任した。朴氏はこれまでクムホタイヤジャパンで企画管理チーム長を務めていた。「今後、これまで以上に取引先へのサービス向上に努めていく」としている。 なお、前社長の全成昊(ジョン・ソンホ)氏は韓国のクムホ本社に着任した。
中国の青島双星(ダブルスター)による韓国のクムホタイヤの買収計画が白紙になったことが分かった。9月12日にダブルスターがクムホタイヤの債権団から受領した株式売買契約解除の合意書にサインしたと現地の複数のメディアが伝えた。債権団は9月上旬、ダブルスターからの買収額引き下げの要求を拒否し、交渉が決裂した。 ダブルスターは今年3月、クムホタイヤの債権団が保有するクムホ株の約4割を9950億ウォン(約…
クムホタイヤジャパンは9月1日、SUV専用スタッドレスタイヤ「WINTERCRAFT(ウィンタークラフト)SUV WS61」を今シーズンから順次発売すると発表した。発売サイズは17~18インチの5サイズで、価格はオープン。 新商品は、ブロックの倒れこみを抑えるサイプや特殊繊維を配合したトレッドゴムの採用に加え、コンパウンドの最適化を図り、グリップ性能やライフ性能を高めた。 また、縦溝と横溝の…
中国の青島双星(ダブルスター)は3月13日、韓国のクムホタイヤを買収する契約を結んだと発表した。韓国産業銀行やウリィ銀行などのクムホタイヤの債権団が保有する42.01%(6636万8844株)の株式を9950億ウォン(約993億円)で取得する。 契約完了後、債権団がクムホアシアナグループの朴三求(パク・サムグ)会長に優先買収請求権を行使するかどうかを通知する。朴会長はその後30日以内に権利の使…
ハンコックタイヤは3月6日、国内市販用タイヤのメーカー出荷価格を値上げすると発表した。対象は乗用車用タイヤと小型トラック用タイヤで実施日は4月1日から。価格改定率は平均7%。 またクムホタイヤジャパンは3月8日に国内市販用タイヤの価格を4月1日から改定すると発表した。対象は乗用車用タイヤ、バン用タイヤ、トラック・バス用タイヤで、それぞれ平均7%を値上げする。 両社とも天然ゴムや合成ゴムなどの…
売上高で世界14位の韓国のクムホタイヤが、中国の青島双星(ダブルスター)の傘下に入る可能性があることが分かった。クムホタイヤの債権団がダブルスターを優先交渉対象者として選定した。売却額は約1兆ウォン(約973億円)とみられる。ただ、日本法人のクムホタイヤジャパンによると、「債権団がダブルスターを優先交渉対象者として選定したこと以外に決まった事実はない。最終的な優先買収請求権は現経営者が保有してい…