グッドデザイン賞2024発表 モビリティ分野でタイヤも選出
日本デザイン振興会によるグッドデザイン賞2024がこのほど発表された。タイヤはブリヂストンの「レグノ GR−XⅢ」とエアレスタイヤ「エアフリー」、横浜ゴムの「アドバン dB V553」と「ジオランダーA/T4」、TOYO TIREの小型EVトラック専用「ナノエナジー M151EV&M951EV」が選ばれた。 海外メーカーでは、韓国・クムホタイヤ「ウインタークラフト WP52 EV」、台…
ブリヂストンが中期事業計画「24MBP」で掲げた「探索事業〈新たな種まき〉」が着実に実を結んでいる。種のひとつ、空気不要の次世代タイヤ「AirFree(エアフリー)」は既に公道実証実験を行い、実証フェーズの段階だ。「地域社会のモビリティを支える」ミッションに向けた「AirFree」事業のターゲットは「グリーンスローモビリティ」。高齢化・過疎化が進む地域社会の安全な移動の実現をめざすもの。本格的な…
【10月24日更新の関連】「次世代を担うスタートアップ企業とともに、未来に向けた事業共創の可能性について共有する場」として開催されたJMS・BW。タイヤに関係する3社と、次世代モビリティの最新技術を出展した企業のブースをリポートする。 ■ブリヂストン■=写真(1)= 生産財ソリューションである「TPP(トータルパッケージプラン)」を紹介。「TPP」は運送事業者向けに、タイヤだけで…
訴求点は氷上性能の〝効き持ち〟 「ブリザック VRX3」 30年を超える歴史を持つスタッドレスタイヤ「BLIZZAK(ブリザック)」シリーズ。市場からの支持も高い「ブリザック VRX3」は今冬で4シーズン目を迎え、さらなる拡販をめざす。ブリヂストンタイヤソリューションジャパン消費財商品企画部の山下諒(やました・まこと)さんに今冬シーズンの取り組みについて話をうかがった。 &nb…
ブリヂストンは9月28日、千葉県柏市の商業施設でファミリー交通安全パークを開催した。ファミリー層が多く訪れ、タイヤの日常点検や自転車に乗る際のヘルメット着用などの安全啓発を行った。イベントはブリヂストンと一般財団法人日本交通安全教育普及協会が主催し、千葉県警と日本自動車連盟(JAF)千葉支部が協力した。 ファミリー交通安全パークは昨年から開催しており、今回が4回目。クルマやバイク、自転車でそれ…
ブリヂストンは9月19日開催の取締役会で、執行役員人事を決定した。12月31日付で東正浩取締役代表執行役ジョイントグローバルCOOが代表執行役を退任し取締役となる。25年1月1日付で田村亘之常務役員と森田泰博常務役員がそれぞれ代表執行役副社長に新任。坂野真人執行役専務が執行役副社長に昇格する。 東ジョイントグローバルCOOは25年3月開催予定の定時株主総会で、任期満了により取締役を退任する予定…
ブリヂストンのグループ会社、バンダグ ヨーロッパ エヌヴィーは25年上期を目途にベルギーのランクラーにあるリトレッド用部材の生産工場を閉鎖することを明らかにした。 ブリヂストンは中期事業計画(2024-2026)に基づき欧州事業の再編・再構築を進めている。「過去の課題に正面から向き合い、先送りしない」を軸として第1ステージを実行。「事業再編・再構築第2ステージ」として、統合とシンプル化を通じ「…
9月10日から13日の4日間、東京ビッグサイトで「国際物流総合展2024」が開催。ブリヂストンはグループで二つのブースを出展した。両ブースともに「お客様の困りごと解決に向けたソリューション」として注力するサービスを展示。多くの来場者が興味を示し、スタッフに質問や相談をする姿が見られた。 生産財ソリューション事業部は、リトレッドを含めたタイヤのトータルソリューションサービスをメインに出展。輸送事…
人材の育成と技能伝承を図る ブリヂストンタイヤソリューションジャパンは4日、仙台市の夢メッセみやぎで「第2回ソリューションエンジニアコンテスト(以下、SECと略)」「第14回技能グランプリ(以下、技能GPと略)全国大会」を開催した。「SEC」はソリューション提案力を、「技能GP」はタイヤメンテナンス技能を競う競技会。地区予選も含め、前年を超える過去最高の総勢711名が参加した。 &…
米国の専門誌タイヤビジネスは24年世界のタイヤメーカー売上高ランキングを明らかにした。これは世界のタイヤメーカー各社が公表した23年(会計年度)のタイヤ売上高を、同誌が集計し75位までをランキング化しまとめたもの。 8月26日付号によると、第1位のミシュランから第2位ブリヂストン、第3位グッドイヤー、第4位コンチネンタルAGまで変動はない。 第5位ピレリ、第6位住友ゴム工業で順位が入れ替わっ…
より静かで、しなやかに伸びる走り 7月、ブリヂストンの乗用車用プレミアムタイヤ「REGNO GR-XⅢ(レグノ ジーアール・クロススリー)」=以下、XⅢと略=の体感試乗会が行われた。静粛性や運転操作の心地よさを追求したXⅢで都内の一般道をドライビングし、〈新しいREGNO FEELING〉を体感した。サステナビリティ貢献を素材開発段階から組み込んだというXⅢ。モータージャーナリストの瀬在仁…
国内タイヤメーカー4社の24年12月期第2四半期連結業績が出そろった。発表にあたり、各社の経営トップが会見(住友ゴムはリアルとオンラインのハイブリッド、ブリヂストン・横浜ゴム・TOYO TIREの3社はオンライン)に臨み、24年度上期業績の振り返りと通期業績の見込み、中期経営計画の進捗を語った。 上期は対前年増収減益。25年も事業再編・再構築を継続へ ブリヂストン…