ブリヂストン24中計 「タイヤの基本性能を徹底的に鍛え磨く」 坂野グローバルCTOが技術展望語る
1日、ブリヂストンは中期事業計画(2024-2026)(=24中計)を発表。Global CTO・モノづくり分掌坂野真人執行役専務=写真上=は「モノづくり&技術イノベーション」について、次のように説明した。 「21中計では強いブリヂストンに戻るため、プレミアムにフォーカス、コア・成長事業へ貢献する技術づくりを確実に推進した。24中計では2030年長期戦略アスピレーションを踏まえ、継続して新たな…
1日、ブリヂストンは中期事業計画(2024-2026)(=24中計)を発表。Global CTO・モノづくり分掌坂野真人執行役専務=写真上=は「モノづくり&技術イノベーション」について、次のように説明した。 「21中計では強いブリヂストンに戻るため、プレミアムにフォーカス、コア・成長事業へ貢献する技術づくりを確実に推進した。24中計では2030年長期戦略アスピレーションを踏まえ、継続して新たな…
ブリヂストンがこの春の販売戦略の中心に据えるのは「REGNO GR-XⅢ」(レグノ ジーアール クロススリー)だ。商品設計基盤技術ENLITEN(エンライトン)を国内市販用乗用車向けとして初めて搭載し、本年2月から発売を開始した。ブリヂストンタイヤソリューションジャパン消費財商品企画部の塚本淳志氏は、「REGNO GR-XⅢの提供する『深みを増した空間品質』『磨き抜かれた走行性能』『サステナビリ…
中国TBビジネス撤退。欧州再編も第2段階へ ブリヂストンは1日、中期事業計画(2024-2026)(=24中計)について、東京・広尾のグローバル研修センターでのリアルと、オンラインによるハイブリッド形式で対外発表を行った。この席で石橋秀一代表執行役グローバルCEO=写真=は、24中計の最終年度で創業95周年にあたる2026年度に売上収益4兆8000億円レベル、調整後営業利益6400億円レベル、調…
ブリヂストン石橋秀一グローバルCEO 16日、ブリヂストンの石橋秀一代表執行役グローバルCEO=写真=は、23年度業績を総括し、「変化に対応できる〝強い〟ブリヂストンへは戻れていない」と、中期事業計画(2021-2023)(=中計21)での見込みを下回り着地したことを厳しく評価した。 とくに「指標で最重視する」(石橋グローバルCEO)というROIC(投下資本利益率)は、中計21でターゲットとし…
「レグノ GR−XⅢ」の発売サイズは275/35R20 102W~195/65R15 91Hで、2月に26サイズ、3月に25サイズの計51サイズ。 「レグノ」ユーザーの拡大に向け、『空間品質』『走行性能』『サステナビリティ』をキーワードに、それぞれと親和性の高いインフルエンサー(影響のある人)を通じて価値を伝えていく計画だ。『空間品質』は建築家の谷尻誠氏、『走行性能』はレーシングドライバーの立…
ブリヂストン、ENLITENを国内市販用タイヤに初搭載 質の高い乗り味を実現 ブリヂストンは、乗用車用プレミアムタイヤ「REGNO GR−XⅢ」(レグノ ジーアール クロススリー)を2月から順次発売する。23日には東京・赤坂プリンスクラシックハウスでメディア向けの新商品発表会を開催。東正浩取締役代表執行役ジョイントグローバルCOO、草野亜希夫常務執行役員製品・生産技術開発管掌、高城知行グローバル…
第42回目となる「TOKYO AUTO SALON(東京オートサロン)2024」が1月12日から14日までの3日間、千葉市の幕張メッセで開催された。 1983年に「東京エキサイティングカーショー」としてスタートし、87年の第5回から現在の名に改称。米SEMAショー、独エッセンモーターショーと並び、世界3大カスタムカーショーとして位置付けられるメガイベントとなった。 「東京オートサロン 202…
〝世界を変えていく情熱〟をキーメッセージに 1963年「第1回日本グランプリ」を端緒に、本格的なモータースポーツ活動を開始したブリヂストン。今年で活動60周年を迎えた。15日、都内で「極限への挑戦 次のステージへ」と銘打つプレスブリーフィングを開催。石橋秀一取締役代表執行役Global CEO=写真上=は「サステナブルなグローバルモータースポーツ活動を強化する」と発表。あわせて、FIAより「AB…
新たな価値を創造するプレミアム事業に焦点当て ブリヂストンの石橋秀一グローバルCEOは11月10日、2023年12月期第3四半期決算発表と合わせて中期事業計画の進捗と今後の方針について報告した。 石橋グローバルCEOは、「中期事業計画(2021−2023)」(以下、21MBPと略)を〝危機〟と総括したうえで、次期「中期事業計画(2024−2026)」(以下、24MBPと略)の「ビ…
ブリヂストンは、タイにおけるタイヤ生産拠点の再編を進めていたが、このほどTHAI BRIDGESTONE CO.,LTD.(以下:TBSC)のランシット工場でのタイヤ生産を終了したことを明らかにした。 ランシット工場は1967年に設立。乗用車用ラジアルタイヤ日産約2280本、トラック・バス用ラジアルタイヤ日産約2100本の生産能力を有していた。 今回の再編で、乗用車用ラジアルタイヤはTBSC…
すべての性能を向上した次世代スポーツタイヤ ブリヂストンは10月29日、モーターサイクル用タイヤの新商品「BATTLAX HYPERSPORT S23」(バトラックス ハイパースポーツ エスニーサン 以下「S23」)を発表した。都内の同社グローバル研修センターで、メディア向けの説明会を開催。MCタイヤ事業部長の坂上賢崇氏=フォトセッション写真・左=は「23年、ブリヂストンはモータースポーツ活動6…
ブリヂストン/住友ゴム工業/横浜ゴム 京都機械工具/東日製作所 トピー工業/HWエレクトロ 「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」(以下、JMS)のタイヤメーカー3社の展示ブースでは、最先端の技術を結集し開発したタイヤが公開された。各社の技術担当から談話形式で出展の一部を紹介してもらった。また、タイヤと深く関連する京都機械工具、東日製作所、トピー工業、グッドライドジャパンのグ…