メーカー担当者が語る 24年春の販売戦略 (2)日本グッドイヤー
全てをあきらめない UHP「イーグルF1 アシメトリック6」 グッドイヤーはこれまでパイオニアとしてリードするオールシーズンタイヤについてユーザーアプローチを強め市場の拡大に努める。また今年は存在感のある商品を市場に積極的に投入し、ブランドの独自性を強く訴求する。今春はサマータイヤの分野のなかでもっとも注力するウルトラハイパフォーマンスタイヤの新商品を上市。さらに、市場で勢いを増す4×4タイヤで…
全てをあきらめない UHP「イーグルF1 アシメトリック6」 グッドイヤーはこれまでパイオニアとしてリードするオールシーズンタイヤについてユーザーアプローチを強め市場の拡大に努める。また今年は存在感のある商品を市場に積極的に投入し、ブランドの独自性を強く訴求する。今春はサマータイヤの分野のなかでもっとも注力するウルトラハイパフォーマンスタイヤの新商品を上市。さらに、市場で勢いを増す4×4タイヤで…
日本グッドイヤーは、オンロード性能とオフロード性能を高次元で両立したラギッドテレーンタイヤ「WRANGLER DURATRAC RT(ラングラー デュラトラック アールティー)」を3月1日から発売する。全14サイズで、オープン価格。 今回発売する「DURATRAC RT」は、「WRANGLER」シリーズの新商品。マッドテレーンタイヤのようなワイルドなブロックパターンでありながら、オンロード・オ…
日本グッドイヤーは、ウルトラハイパフォーマンススポーツタイヤの新商品「EAGLE F1 ASYMMETRIC6(イーグル エフワン アシメトリック シックス)」=写真上=を発売する。3月1日から全19サイズ。 「EAGLE F1」シリーズは多くのプレミアムサルーンで純正採用されているスポーツ系のプレミアムタイヤ。新商品は「ドライコンタクトプラステクノロジー」=写真中=と「新樹脂配合コンパウンド…
米グッドイヤーはEV−Readyのロゴ=写真=を公開した。2024年の初めから、主にEVに対応するリプレイス用タイヤのサイドウォールに、この新しいラベルを導入する予定。 EVは一般的に車両の重量が従来の内燃機関よりも重い。振動が少なく走行音が静かというメリットがある一方で、満充電での航続距離が短いというデメリットがある。EV装着タイヤにはこのような特性に対応する性能が求められる。 グッドイヤ…
消費者起点のビジネスに取り組む ブランド力訴求し収益性の向上を 利益体質への構造改革図る ――23年上期の事業を振り返って。 米国・アクロンのグッドイヤー本社は、アジア・パシフィックリージョン(地域)のビジネスを重視しており、自動車関連産業が成熟した日本を最も重要な市場の一つと位置付けています。このことは1952年に日本グッドイヤーが日本法人として設立されて以来71年、変わ…
振り返って 現役職に就いて3年目。1年目の2021年に新しいスタッドレスタイヤICE NAVI8が発売された。持ちもよく、バランスもよく、冬のドライ路面でもしっかりと走る。氷上、雪上の性能はICE NAVI7よりよくなっている。この年は、この商品の販売に注力してきた。 グッドイヤーとしては同時に、もう一つの軸としてオールシーズンタイを拡販してきた。非降雪、準降雪地域を中心にオールシーズンタイヤ…
トップ3はじめ11位まで前年と順位変わらずタイヤメーカー 米国の専門誌タイヤビジネスは23年世界のタイヤメーカー売上高ランキングを明らかにした。これは世界のタイヤメーカー各社が公表した22年(会計年度)のタイヤ売上高を、同誌が集計し75位までをランキング化してまとめたもの。 8月28日付号によると、第1位ミシュラン、第2位ブリヂストン、第3位グッドイヤーのトップ3を含め、第11位までランキング…
(一社)日本オートキャンプ協会(=JAC)主催による「アウトドアデイジャパン(=ODDJ)2023東京」が1〜2日の両日、代々木公園イベント広場で行われた。 1~2日、代々木公園で 横浜ゴムと日本グッドイヤーが出展 2011年から始まったODDJ。キャンプ用品などアウトドア関連コンテンツに間近で見て触れることができる、国内最大級の体験・体感型のイベントだ。2022年シーズンまでに東京・福岡・札…
感染拡大から4年目となる新型コロナウイルスやロシアによるウクライナ侵攻、物価高、エネルギーコストの上昇など国内外で政治経済に大きな影響が表れる中、様々な課題に対していかに対応して活路を開いていくのか 1月26日に日本自動車タイヤ協会(JATMA)が開いた賀詞交換会に参加した幹部に2023年の展望を聞いた。 □ブリヂストン 東正浩ジョイント・グローバルCOO 「中期事業計画の最終年である今年は…
米グッドイヤーは1月4日、90%がサステナブル素材からなるデモタイヤを公開した。このタイヤは該当する規制試験を通過しているほか、従来の材料でできたタイヤと比較して優れた転がり抵抗性能を持つことも確認したという。 今回のデモタイヤでは、17の特徴的な素材を12のタイヤ部材に使用している。具体的には、メタン、二酸化炭素、植物由来オイル、廃タイヤそれぞれから製造された4種類のカーボンブラックに加え、…
日本グッドイヤーは11月17日、「VECTOR 4SEASONS GEN-3」が、ドイツの大手自動車雑誌「Auto Bild」による小型車のオールシーズンタイヤテストで15ブランド中1位を獲得したと発表した。 今回のテストでは、タイヤ性能のほか効率性や持続可能性などの広範囲に渡る項目が対象になった。「Auto Bild」の審査員は「VECTOR 4SEASONS GEN-3」を含む2ブランドを…
日本グッドイヤーは乗用車用オールシーズンタイヤ「VECTOR 4SEASONS GEN-3」(ベクター・フォーシーズンズ・ジェンスリー)とSUV向け「VECTOR 4SEASONS GEN-3 SUV」の2商品を8月から順次発売した。同社のオールシーズンタイヤはこれまでも冬性能が市場から高く評価されてきたが、今回の新商品はそれを更に上回るレベルを実現し、また静粛性とライフ性能の大幅向上といった夏…
日本グッドイヤーは9月5日、世界自然遺産の一つ、白神山地(青森県、秋田県)で保全活動を行う特定非営利活動法人「白神山地を守る会」への支援を開始したと発表した。同社の世界自然遺産への支援活動は、2018年に開始した知床(北海道)に続いて2例目となる。 「白神山地を守る会」は、世界最大級の原生的なブナ林が分布する白神山地のブナ森の復元・再生活動、保全活動のための人材育成を主な活動としている。日本グ…
米グッドイヤーは7月20日、米ロッキード・マーティン社と共同で月面探査車のタイヤ開発に参画すると発表した。今回の民間企業によるチームでは、世界初となる月面での商用車事業の確立を目指しており、新開発する月面探査車はNASA(米航空宇宙局)や民間企業などが利用できる。 グッドイヤーはタイヤに関する知識や技術を提供する。同社はマイクロモビリティや自動運転シャトル、乗用車などに採用している高度なエアレ…