米グッドイヤー、商用車用タイヤに大豆オイル活用
米グッドイヤーは5月4日、同社の商用車用タイヤとして初めて石油由来原材料の一部を大豆オイルに置き換え、販売開始すると発表した。 商用車用タイヤ「メトロ・マイラー」に大豆オイルを採用して、1本あたり石油使用量を約325ミリリットル削減する。大豆オイルは食品用途の余りを活用したもので、タイヤの性能は従来と同等レベルを確保したという。 なお、同社は2040年までに製品で使用する全ての石油由来オイル…
米グッドイヤーは5月4日、同社の商用車用タイヤとして初めて石油由来原材料の一部を大豆オイルに置き換え、販売開始すると発表した。 商用車用タイヤ「メトロ・マイラー」に大豆オイルを採用して、1本あたり石油使用量を約325ミリリットル削減する。大豆オイルは食品用途の余りを活用したもので、タイヤの性能は従来と同等レベルを確保したという。 なお、同社は2040年までに製品で使用する全ての石油由来オイル…
米グッドイヤーの第1四半期決算は、売上高が前年同期比40%増の49億800万ドル(約6436億円)だった。価格・ミックスの改善、販売数量の増加などが大幅な増収に寄与した。 セグメント営業利益は38%増の3億1100万ドルで、純利益は約8倍の9600万ドルと大幅に前年を上回った。 販売本数は29%増の4500万本。クーパータイヤの販売本数が加わったほか、市場でのシェア拡大により市販用タイヤは3…
季節ごとのタイヤの履き替えが不要で、突然の降雪時にも安心して走行できることから国内市場でもユーザーが広がってきたオールシーズンタイヤ。れまでSUVや乗用車などに装着されるケースが多かったが、その利便性の高さは商用車の利用者にとっても同じことが言えるだろう。日本グッドイヤーが2月中旬に長野県北佐久郡の女神湖周辺で開催した試乗会で、商用車用オールシーズンタイヤ「VECTOR 4SEASONS CAR…
仏ミシュランの2021年業績は、売上高が前年比16.3%増の237億9500万ユーロ(約3兆1082億円)だった。需要回復や価格管理、ミックス良化がプラスに働いた。セグメント営業利益は57.9%増の29億6600万ユーロで、原材料や製造・物流面、販管費の減益要因を販売数量や価格ミックスが相殺した。営業利益率は2019年並みの12.5%、純利益は約3倍の18億4500万ユーロだった。 自動車およ…
日本グッドイヤーは、乗用車用タイヤの新商品「EfficientGrip Performance 2」(エフィシェントグリップ・パフォーマンス・ツー)を2月から発売開始した。発売サイズは15~18インチの全21サイズで価格はオープン。 新商品は「優れたウェット性能と耐摩耗性能の実現」をテーマに、欧州グッドイヤーで開発した、コンフォートシリーズ「EfficientGrip」のフラッグシップモデルと…
新たなモビリティに対応した「エアレスタイヤ」の開発が加速している。仏ミシュランや米グッドイヤーは、ゴルフカート用や芝刈り機向けなどでエアレスタイヤを既に実用化しているが、今回新しく月面での使用を想定した車両や宅配に使う自動運転車をターゲットにして開発に取り組んでいることを発表した。 ミシュランは1月12日、米航空宇宙・防衛企業ノースロップ・グラマンが主導する月面地形車(LTV)に関するチームに…
春商戦を前に日本ミシュランタイヤと日本グッドイヤーが新商品発表会を開催した。日本ミシュランタイヤは3月からスポーツタイヤ「パイロット・スポーツ5」を発売し、日本グッドイヤーは高性能タイヤを2モデル市場投入する。いずれも独自のコンセプトで開発を行い、最新技術によりユーザーの様々な要求に応えているのが特徴だ。既に国内メーカーから発表されている新商品とともに市場の活性化が期待される。 ドライバーの感性…
今回、縁あってタイヤのロードインプレッションを書く機会をいただきました。簡単に自己紹介をしておきます。都内の会社に勤めるシニア世代の男性です。趣味はゴルフ、サイクリング。クルマの荷台に小径の折り畳み自転車を積んで目的地へ出掛け周辺をサイクリングして自宅に戻るという、カー&サイクリングを20年ほど夫婦で楽しんでいます。 住まいからマイカーでゴルフ場に行くことが多いのですが、そういうときにR…
米グッドイヤーは1月5日、持続可能な原材料の使用比率が70%を占めるタイヤを開発したと発表した。 同社では「2020年に全て持続可能な原材料で構成されたタイヤを10年以内に作るという目標を設定しており、そのゴールに向かって大きく前進した」としている。 このタイヤには、メタン、二酸化炭素、植物ベースの油からそれぞれ生成した3種類のカーボンブラックが採用されており、二酸化炭素の排出量削減、バイオ…
米グッドイヤーの第3四半期(1~9月)決算は、売上高が前年同期比43%増の124億2400万ドル(約1兆4024億円)だった。 販売数量は37%増の1億2070万本。市販用はクーパータイヤの合併や市況回復、マーケットシェアの獲得により42%増、新車用は4~6月期の自動車生産の増加やシェアの拡大に伴い19%増加した。 セグメント営業利益は前年同期から12億ドル増加し8億9700万ドルだった。原…
グッドイヤーの欧州子会社は10月22日、独自動車雑誌「アウト・ビルト」が実施したタイヤテストにおいて2年連続でオールシーズンタイヤのトップメーカーに選出されたと発表した。 さらに、グッドイヤーの「ベクター・4シーズンズ・ジェン3」は、走行距離テストでトップ5のタイヤのうち最も高いスコアを記録したという。また、全てのカテゴリーで最高の「グリーン」評価を唯一受けており、「模範的」の評価獲得に寄与し…
米グッドイヤーは欧州およびトルコの工場の電力を100%再生可能エネルギー由来に切り替えると発表した。同社は2023年までにCO2排出原単位を2010年比で25%削減するという目標を掲げている。 今回、約70万メガワット時の再生可能電力を購入することで、同社のカーボンフットプリント(CO2排出量)は最大26万トン削減できる。 この取り組みは、2022年末までに欧州・中東・アフリカ地域の全工場で…
日本グッドイヤーは8月から乗用車用スタッドレスタイヤの新モデル「ICE NAVI 8」(アイスナビ・エイト)を発売した。新商品は新開発のパターンやコンパウンドの改良により、氷上でのブレーキ性能やコーナリング性能を高めつつ、ライフ性能や静粛性も一段上のレベルに引き上げたことが大きな特徴。2月下旬に実施した公道での走行会でその性能を確かめた。 「アイスナビ」シリーズは1997年に日本市場に初めて導…
9月に入り北日本からスタッドレスタイヤの宣伝が始まるなど、冬タイヤ商戦が本格的にスタートする。昨シーズンは新型コロナウイルス感染拡大による消費マインドの落ち込みという大きな懸念材料があった中でも例年に比べて降雪が多く、販売を下支えする要因となった。一方で、今シーズンは複数のメーカーから消費財タイヤの大型商品が発売され、さらに店頭の賑わいが増していきそうだ。各社は様々な施策を打ち出して需要喚起に注…
米グッドイヤーの上半期(1~6月)決算は、売上高が前年同期比44.0%増の74億9000万ドル(約8264億円)だった。販売増やクーパータイヤの合併、その他タイヤ関連事業、為替が増収に寄与した。 販売数量は4割増加し、7250万本となった。市販用は旺盛な需要や市場シェアの拡大を受けて41%増、新車用は世界的な自動車生産量の増加やシェアの拡大により39%増えた。 セグメント営業利益は約10億ド…