ミシュラン、グッドイヤーの2020年業績 新型コロナの販売減響く
仏ミシュランの2020年の業績は売上高が前年比15.2%減の204億6900万ユーロ(約2兆6248億円)で、販売数量が14%マイナスに影響した。 セグメント営業利益は37.6%減の18億7800万ユーロで、価格ミックスや原材料価格、販管費の削減が増益に寄与したが、販売数量減や固定費の悪化が響いた。 ただ、タイヤ需要は上半期に新型コロナウイルスの感染拡大やロックダウンで大幅に落ち込んだが、下…
仏ミシュランの2020年の業績は売上高が前年比15.2%減の204億6900万ユーロ(約2兆6248億円)で、販売数量が14%マイナスに影響した。 セグメント営業利益は37.6%減の18億7800万ユーロで、価格ミックスや原材料価格、販管費の削減が増益に寄与したが、販売数量減や固定費の悪化が響いた。 ただ、タイヤ需要は上半期に新型コロナウイルスの感染拡大やロックダウンで大幅に落ち込んだが、下…
米グッドイヤーは現地時間の22日、米クーパータイヤを約28億ドル(約2941億円)で買収すると発表した。ライトトラック用タイヤやSUV向けタイヤを強化するとともに、北米と中国市場でプレゼンスを強化する。 グッドイヤーの2019年の売上高は136億9000万ドルで世界3位。クーパータイヤは27億5000万ドルで世界13位だった。クーパーの従業員数は約1万人。合弁を含めて世界に10カ所の生産拠点が…
日本グッドイヤーは1月19日、静岡県の富士スピードウェイで試乗会を開き、3月から発売するミニバン用タイヤの新商品「E-Grip RVF02」を披露した。これまで商品ゾーンを拡充してきた「エフィシェントグリップ」シリーズに新しく加わるモデルで、ミニバン特有のフラつきの低減や摩耗の抑制に配慮しつつ、静粛性も高めたことが特徴。13~20インチの全40サイズを展開し、高級ミニバンからワゴン、SUVまで幅…
米グッドイヤーは11月17日、自動運転トラックの技術を持つ米トゥーシンプル社と提携したと発表した。トゥーシンプル社の自律型貨物運送ネットワーク「オートノマス・フレート・ネットワーク」(AFN)にタイヤと管理ソリューションを提供する。 また、両社は自動運転トラック及びタイヤのより良い予知保全の実現や、タイヤの寿命の把握、二酸化炭素の影響の抑制のため摩耗の調査を実施する。トゥーシンプル社では、「自…
仏ミシュランの第3四半期(1~9月)の業績は、売上高が前年同期比16.8%(30億900万ユーロ)減の148億8800万ユーロ(約1兆8393億円)だった。主に販売量が17.0%(30億4600万ユーロ)減少したことが響いた。 セグメント別では、自動車および関連販売事業の売上高が16.2%減の72億3600万ユーロで、販売量は16.6%減少した。市販用タイヤの価格管理や、18インチ以上の大口径…
米グッドイヤーがこのほど発行した2019年の「コーポレート・レスポンシビリティ・レポート」によると、2019年に石油由来オイルの代替となる大豆オイルの利用を90%増加させたことが明らかになった。 同社では「現在大豆オイルは4つのポピュラーなタイヤラインで使用しており、優れたグリップ性能を提供することができる」としている。また、フリート向けに試行したサービスソリューションなどを報告した。
日本グッドイヤーはSUV用オールシーズンタイヤ「Assurance WeatherReady」(アシュアランス・ウェザーレディー)のサイズラインアップを拡充して8月3日から順次発売した。 「Assurance WeatherReady」は、近年需要の高まっているSUVに対応するため、2018年8月に発売。今回はミニバンとSUV向けに、15~19インチの17サイズを追加。これにより、全体のサイズ…
仏ミシュランの第2四半期決算(1~6月)は売上高が前年同期比20.6%減の93億5700万ユーロ(約1兆1589億円)だった。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で世界的にタイヤ需要が急減し、販売量が22.4%減少した。一方、18インチ以上の大口径タイヤの販売比率増加や、鉱山車両用や農業機械用タイヤなど特殊製品事業が回復し、価格ミックスは1.9%増加した。 営業利益は78.4%減の3億1000万…
米グッドイヤーは6月25日、電動ピックアップトラックを開発する新興企業の米ローズタウン・モーターズと戦略的パートナーシップを結んだと発表した。 グッドイヤーは「オハイオ州を本拠地とする2社はタイヤやサービス、さらに将来のタイヤの進化に協力することに合意した」と説明している。 ローズタウン・モーターズは同日、グッドイヤー製タイヤを装着した同社初の電動ピックアップトラック「エンデュアランス」を公…
米グッドイヤーは4月30日、新型コロナウイルスの影響で稼働を停止している生産拠点を5月から段階的に再開すると発表した。同社は4月初旬に一部の商用車用タイヤ工場で稼働を再開したものの、従業員の安全を確保するため、欧米やアジアの複数の拠点で稼働を停止している。