活路をひらく 輸入タイヤ (2)マキシス(MAXXIS INTERNATIONAL JAPAN)
ブランディング活動を積極的に EV用ライン揃えCASEに対応 台湾には自動車メーカーがいくつもあり、市場で地位を確立している。日系メーカーや欧米メーカーを母体にした外資系企業があれば、ローカル企業は独自路線で市場を開拓する。そのなか、日産をパートナーとするユーロンモーター(裕隆汽車)の傘下で、プレミアムカーを展開するラクスジェン(納智捷汽車)は唯一のEVメーカー。先に台湾初のB…
ブランディング活動を積極的に EV用ライン揃えCASEに対応 台湾には自動車メーカーがいくつもあり、市場で地位を確立している。日系メーカーや欧米メーカーを母体にした外資系企業があれば、ローカル企業は独自路線で市場を開拓する。そのなか、日産をパートナーとするユーロンモーター(裕隆汽車)の傘下で、プレミアムカーを展開するラクスジェン(納智捷汽車)は唯一のEVメーカー。先に台湾初のB…
ブリヂストンがこの春の販売戦略の中心に据えるのは「REGNO GR-XⅢ」(レグノ ジーアール クロススリー)だ。商品設計基盤技術ENLITEN(エンライトン)を国内市販用乗用車向けとして初めて搭載し、本年2月から発売を開始した。ブリヂストンタイヤソリューションジャパン消費財商品企画部の塚本淳志氏は、「REGNO GR-XⅢの提供する『深みを増した空間品質』『磨き抜かれた走行性能』『サステナビリ…
住友ゴム工業はこのほど、タイヤ開発プロセスにおけるシミュレーション技術「タイヤ空力シミュレーション」を開発した。 EVの燃費(電費)性能向上のためにはタイヤの転がり抵抗の低減に加え、タイヤ周りの空気抵抗を低減することが重要な要素となる。今回新たに開発した「タイヤ空力シミュレーション」は、タイヤ付近の空気抵抗を可視化するシミュレーション技術だ。 実車両データを用いることやタイヤのパ…
TOYO TIRE 清水隆史社長 TOYO TIRE(トーヨータイヤ)は8日、兵庫県伊丹市の本社で年末記者懇談会を開催した。リアル開催は2年ぶりとなる。社長会見では清水隆史代表取締役社長&CEO=写真=が23年の総括と24年の展望について語った。 「このように報道陣の皆さまと面と向かって対話することはやはりいいものですね」と所感を述べた後、「中計21」の中間点、折り返しの大事な年であっ…
住友ゴム工業 山本悟社長&西口豪一専務 住友ゴム工業は12日、江東区豊洲の東京本社で2023年度年末社長会見を行った。 山本悟社長=写真上=は2023年度を振り返り、ジャパンモビリティーショーで初公開し注目を集めたアクティブトレッド技術とセンシングコアへの取り組みについて所感を述べた。 アクティブトレッド技術は、水や温度などにシンクロして性質がスイッチする同社独自のゴム技術。山本悟社…
米グッドイヤーはEV−Readyのロゴ=写真=を公開した。2024年の初めから、主にEVに対応するリプレイス用タイヤのサイドウォールに、この新しいラベルを導入する予定。 EVは一般的に車両の重量が従来の内燃機関よりも重い。振動が少なく走行音が静かというメリットがある一方で、満充電での航続距離が短いというデメリットがある。EV装着タイヤにはこのような特性に対応する性能が求められる。 グッドイヤ…
東京大学大学院など20以上が加盟する共同研究グループは10月3日に、国内初となる走行中給電の公道実証実験出発式を行った。それに引き続き同グループは11月8日、東京大学柏キャンパス内で走行中給電のデモイベントを行った。 東大グループの藤本博志教授は講演のなかで、自動車の電動(EV)化には給電や緊急充電のためのインフラ面に関し「バッテリーを大量に使用すると、車両が重くなりエネルギー効率が悪化し、車…
住友ゴム工業は10月から、タイヤ個体識別が可能となるRFID(Radio Frequency Identification)搭載市販タイヤを発売した。市販タイヤへのRFID搭載は国内メーカー初。 対象商品は、EV路線バス用タイヤ「e. エナセーブ SP148」=写真中=と、タクシー用オールシーズンタイヤ「オールシーズンマックス AS1 for タクシー」=写真下=。 RFIDは、品質保証・ク…
東京大学大学院やブリヂストンなど20社以上が加盟する共同研究グループは3日、千葉県柏市内で国内初となる走行中給電の公道実証実験の出発式を行った。 走行中給電とは、道路に埋設した送電コイルより、走行中および停車中の電気自動車(EV)の電池へ自動的にワイヤレス給電する技術である。ワイヤレス給電とはスマホの「置くだけ充電」と同じ原理を使い、非接触で受電する仕組み。バッテリーの小型化や充電時間の短縮な…