ピレリ オールシーズンタイヤ拡充 2021年に国内投入も
伊ピレリは9月8日、オールシーズンタイヤのサイズラインアップを拡充したと発表した。一部商品やサイズは来年以降、国内市場にも導入を始める予定。 同社によると、過去3年間で欧州全体のオールシーズンタイヤの市場は2倍に拡大したという。こうした需要増を背景に、今回は15~20インチの乗用車用オールシーズンタイヤ「CINTURATO ALL SEASON PLUS」と、SUV向けの「SCORPION V…
伊ピレリは9月8日、オールシーズンタイヤのサイズラインアップを拡充したと発表した。一部商品やサイズは来年以降、国内市場にも導入を始める予定。 同社によると、過去3年間で欧州全体のオールシーズンタイヤの市場は2倍に拡大したという。こうした需要増を背景に、今回は15~20インチの乗用車用オールシーズンタイヤ「CINTURATO ALL SEASON PLUS」と、SUV向けの「SCORPION V…
ネクセンタイヤジャパンは、バン・ライトトラック用オールシーズンタイヤ「N blue 4season Van」(エヌブルー・フォーシーズン・バン)を10月28日から発売する。トヨタ自動車の「ハイエース・ レジアスエース」や日産自動車の「キャラバン」などに対応した195/80R15 107/105N、215/65R16 109/107Tの2サイズをラインアップする。価格はオープン。 新商品は乗用車…
日本グッドイヤーはSUV用オールシーズンタイヤ「Assurance WeatherReady」(アシュアランス・ウェザーレディー)のサイズラインアップを拡充して8月3日から順次発売した。 「Assurance WeatherReady」は、近年需要の高まっているSUVに対応するため、2018年8月に発売。今回はミニバンとSUV向けに、15~19インチの17サイズを追加。これにより、全体のサイズ…
クムホタイヤジャパンは6月15日、オールシーズンタイヤ「SOLUS HA31」(ソルウス・エイチエイサンジュウイチ)を発売したと発表した。同日時点では、国内ではオートバックス・ドットコム内の通販サイトならびにオートバックスPayPay(ペイペイ)モール店のみでの取り扱いとなる。発売サイズは14~17インチの16サイズ。 「ソルウスHA31」は、夏のドライ路から冬の雪上路まで履き替えなしで走行で…
タイヤ公正取引協議会は5月下旬に書面審議で通常総会を行い、新会長にブリヂストンの東正浩副会長、副会長には横浜ゴムの山石昌孝社長を新たに選任した。西潟幸雄副会長(全国タイヤ商工協同組合連合会会長)は重任となった。 2020年度の事業計画の中で、会員企業の適正表示管理体制への積極的な支援や性能データの審査、表示実態調査・指導などを行うことを決めた。また景品表示法や独占禁止法に関する研修会を引き続き…
横浜ゴムは、今年1月から国内でオールシーズンタイヤ「BluEarth-4S AW21」(ブルーアース・フォーエス・エーダブリュー・ニーイチ)を発売開始した。2月3日には北海道旭川市内のホテルで、“雪に強いオールシーズンタイヤ”というコンセプトを掲げた同商品の技術説明を行った。 氷雪性能を向上させる要素の一つは「エッジ」だ。これは「雪柱せん断力」と「エッジ効果」を高めるもので、前者は溝で踏み固め…
TOYO TIRE(トーヨータイヤ)は2019年8月からSUV向けオールシーズンタイヤ「CELSIUS」(セルシアス)を発売した。「セルシアス」は2015年より北米や欧州市場に投入しており、突然の降雪でも安心感のあるスノー性能と、安定した走りを実現するドライ・ウェット性能が特徴だ。同社が2月下旬に北海道のサロマテストコースで開催した試乗会で、スノー性能を体感した。 試乗会当日は気温が0℃前後で…
2月に横浜ゴム、トーヨータイヤ、日本グッドイヤーの3社がオールシーズンタイヤの試乗会を開催した。「夏タイヤとしての基本性能を確保しつつ、雪にも対応できる」と、各社がその性能に自信を示すオールシーズンタイヤ。その実力は――。 日本グッドイヤーは、国内で2種類のオールシーズンタイヤ――「Vector 4Seasons Hybrid」(ベクター・フォーシーズンズ・ハイブリッド)と「Assurance…
国内市場で乗用車用オールシーズンタイヤの投入が活発化している。オールシーズンは降雪の際のドライバーの安全面、履き替えが不要という利便性などから徐々にユーザーへ認知が広がってきたものの、普及率が9割を超えるとされる北米、あるいはここ数年需要が急拡大している欧州などと比べると国内でのシェアはわずかに留まる。だが、それは市場の中で需要を掘り起こし、ビジネスに繋がっていく好機と捉えることができるかもしれ…
米グッドイヤーは2月27日、スノーフレークマークと欧州ラベリング制度で転がり抵抗“A”を獲得した新車用のオールシーズンタイヤを開発したと発表した。両評価を取得した新車用オールシーズンタイヤは初めてという。 同社では、「Aクラスの転がり抵抗性能を提供しながら、厳しい雪のスノーフレークの要件を満たすトラクションを実現したことは大きな成果だ」とし、「優れたトラクションと燃料効率の達成は、将来のモビリ…
横浜ゴムは国内でオールシーズンタイヤ市場に本格参入すると発表した。来年1月9日から乗用車用オールシーズンタイヤ「BluEarth-4S AW21」を販売開始する。発売サイズは14~19インチの全19サイズで、価格はオープン。 オールシーズンタイヤは、ドライ・ウェット路面から雪道まで四季を通じて様々な路面状況に対応して気温に左右されない走行が可能。年間を通じて使用できるため、突然の降雪にも対応で…
日本ミシュランタイヤは、トラック・バス用のオールシーズンタイヤ「X Multi Grip Z」を11月から発売する。11R22.5の1サイズで、価格はオープン。 新商品は大型の中長距離車両向けに開発し、日本専用のパターンを採用した。深溝による長寿命化や耐偏摩耗性などが特徴で、同社では「コスト削減に貢献するほか、ローテーション回数の低減が作業時間の短縮、生産性向上につながる」としている。 パタ…
9月に入り本格的な冬タイヤの商戦期を迎えた。業界団体の予測では今シーズンの需要は昨年を下回ると見込まれている中、10月の消費増税を前に駆け込み需要の動きも見られる。需要の拡大とその反動減が懸念されるなど不透明感がある市場環境でどのような販売施策を展開していくのか――国内各社に今期の販売方針を聞いた。 JATMA(日本自動車タイヤ協会)の統計によると、2018年の冬タイヤの販売実績は四輪車用合計…
住友ゴム工業は8月5日、ダンロップブランドのオールシーズンタイヤ「ALL SEASON MAXX AS1」(オール・シーズン・マックス・エーエスワン)を10月1日から発売すると発表した。発売サイズは13~18インチの全21サイズ。価格はオープンだが、乗用車用スタッドレスタイヤ「WINTER MAXX 02」と夏タイヤの「エナセーブEC204」のほぼ中間の価格帯に位置付けており、195/65R15…
TOYO TIREはSUV向け全天候型オールシーズンタイヤ「CELSIUS」(セルシアス)を8月1日から販売開始する。同社が国内市場で乗用車用オールシーズンタイヤを発売するのは今回が初となる。発売サイズは15~17インチの全6サイズで価格はオープン。ユーザーの反応を見て今後のサイズ拡充を検討する。 「CELSIUS」は2015年から欧米で販売されているが、国内でオールシーズンタイヤへの関心が高…