冬シーズンに向けて 各社の販売促進プラン  =連載3=TOYO TIRE

シェア:
カテゴリー: ニュース

 基幹商品を4年ぶりにモデルチェンジ

 「オブザーブ ギズ3」

 

「ギズ3」の車両装着イメージ
「ギズ3」の車両装着イメージ

 TOYO TIREは今年、新商品「オブザーブ ギズ スリー」を発売。ほかにも幅広い商品ラインアップをいかして、消費者にとって最適な商品を提案していく。トーヨータイヤジャパン企画推進部長兼販促企画部長の上岡弘幸さんに今冬の取り組みについて語ってもらった。

 

 

 振り返り・市場分析と動向

 23年は7月に価格改定があり、上期に仮需が発生したが、24年は昨年の価格改定の影響はないと予測している。

 昨シーズンの冬タイヤは全国的な暖冬の影響で前年を若干下回ったが、昨シーズンにスタッドレスタイヤを購入されていないお客様が、今冬に履き替える可能性が出てくるのではないかと考えている。

 物価が上昇するなか、タイヤ販売の現場で消費者の購買意欲低下を感じることはないが、消費者の目は厳しくなっていると感じる。しっかりと検討を重ねてから商品を購入するという消費行動が定着していると考えている。

 

 重点商品

 8月に上市した「OBSERVE GIZ3(オブザーブ ギズ スリー)」が、4年ぶりの新商品であり、重点的に販売する基幹商品となる。従来品比でアイス路面でのブレーキ性能は22%向上。経年変化による性能低下を抑え、アイスブレーキ性能の効き目を持続させた。さらにポリマーの一部に自然由来のサステナブル素材を使用し、環境配慮も実現している。

 全68サイズ。SUVが引き続き販売台数を伸ばし、街乗りからアウトドアまで幅広い場面で使われていることに合わせて、SUV向けサイズもとりそろえた。

 ほかにも、ミニバンなどのハイト系専用に設計した「Winter TRANPATH(ウィンタートランパス) TX」、4輪駆動車用にさらなるオフ性能をもつ「オブザーブ GSi-6」、荒れた氷雪路や雪深い路面での走破性を追求したSUV専用の「オブザーブ W/T-R」と、さまざまなスタッドレスタイヤを取りそろえている。

 幅広い車種に対応した、特長ある商品がそろい、車の特長や使い方に合わせてタイヤをご提案いただける。

 また、首都圏、東名阪などの非降雪エリアでは、オールシーズンタイヤ「CELSIUS(セルシアス)」も、急な降雪時にそなえた選択肢になりうる。

 車の使われ方の拡大に合わせて、当社はタイヤの商品やサイズラインアップの拡大をしているが、引き続き需要を見極め、お客様のご要望に耳を傾けながら対応していきたい。

 

 販促活動

販促用のツールの一つ
販促用のツールの一つ

 「ギズ3」発売にあたり、弊社従業員や降雪地域の自主系代理店を対象とした試走会を開催し、従業員、弊社テストドライバーの体感ポイントを動画にまとめて、社内研修に活用した。

 さらに、試走会で感じた「ギズ3」のセールスポイントを、チラシやポップに活用。製品特長をユーザーにお伝えするツールとしているので、これらを活用して販売につなげていきたい。

 モータージャーナリストのインプレッション動画を弊社HPに公開したり、タイヤ販売店の店頭モニターで流す取り組みを継続している。

 ほかにも、冬バージョンの企業テレビCMを降雪エリア中心に放映していく。

 

 メッセージ

 弊社はお客様のニーズをしっかりと見極めながら必要とされる商品を提供していくことが使命だと考えています。幅広い車種に対応した弊社独自の特長ある商品をそろえています。

 販売店の皆様にとってより販売しやすい環境を調えていきます。ぜひ弊社商品を活用いただいて拡販にお役立てください。


[PR]

[PR]

【関連記事】