新潮流「デジタルソリューション」/横浜ゴム、管理システムを刷新
横浜ゴムは、IoT(モノのインターネット)を活用した次世代タイヤマネジメントシステム「T.M.S.」(ティーエムエス)をリニューアルし、昨年9月10日からサービスを開始した。同時に、第4世代のトラック・バス用TPMS(タイヤ空気圧モニタリングシステム)の「HiTES4」(ハイテスフォー)を新発売。それぞれの進化した点やそのメリットについて、TBR製品企画室の廣川靖夫室長とTBR製品企画室製品企画…
横浜ゴムは、IoT(モノのインターネット)を活用した次世代タイヤマネジメントシステム「T.M.S.」(ティーエムエス)をリニューアルし、昨年9月10日からサービスを開始した。同時に、第4世代のトラック・バス用TPMS(タイヤ空気圧モニタリングシステム)の「HiTES4」(ハイテスフォー)を新発売。それぞれの進化した点やそのメリットについて、TBR製品企画室の廣川靖夫室長とTBR製品企画室製品企画…
住友ゴム工業は2月9日、タイヤの摩耗量を検知する技術を確立したと発表した。独自技術「センシングコア」を活用し、空気圧と荷重、路面状態に加えて、摩耗状態も検知できるようになり、今後のビジネス拡大につなげていく。 「センシングコア」はタイヤの様々な状態を検知できる技術。タイヤをセンサーとして利用するため、追加のセンサーが不要で、メンテナンス性にも優れる。 今回、技術を確立した摩耗検知は車輪速信号…
ブリヂストンや大手物流会社など6社は2月1日、日野自動車子会社のネクスト・ロジスティクス・ジャパン(NLJ)に合計7300万円を出資すると発表した。NLJは2018年に創立し、様々な企業とともに、「ドライバー不足によりモノが運べなくなる」という社会課題解決に向けた新たな幹線輸送スキーム構築の事業化を推進している。 NLJはこれまで9社のパートナー企業と取り組みを進めてきたが、今回6社のパートナ…
国内市場で主にトラック・バス用タイヤの管理でIoT(モノのインターネット)やTPMS(タイヤ空気圧監視システム)を組み合わせたデジタルソリューションの展開が活発化している。2018年に日本ミシュランタイヤがタイヤメーカーとして初めて国内に導入した後、昨年は横浜ゴムが「タイヤマネジメントシステム」を刷新。ブリヂストンも海外市場で展開しているデジタルソリューションツール「タイヤマティクス」を国内向け…
独コンチネンタルは12月7日、タイヤモニタリング向けのデジタルソリューション「コンチコネクトライブ」を発表した。 このシステムでは、タイヤ内部のセンサーで空気圧と温度のデータを取得し、リアルタイムでテレマティクスユニットを通じてクラウドに送られる。あわせて、GPSを利用して車両の位置を送信し、タイヤの稼働時間も記録するという。 同社では、「フリート管理者は車両の位置に関係なく、素早く快適に車…
ブリヂストンは12月4日、グループ会社のブリヂストンタイヤソリューションジャパンが7日から国内のトラック・バス事業者向けに「Tirematics」(タイヤマティクス)を活用したデジタルソリューションサービスの提供を開始すると発表した。 「Tirematics」は、クラウドを通じてトラックやバス事業者の運行管理者とタイヤの内圧情報を共有するモニタリングツール。あらかじめホイールにセットした専用の…
丸紅は10月15日、タイヤの自動摩耗計測技術を開発する米スタートアップ企業、タイラタ社と業務提携契約を9月17日に締結したと発表した。タイラタ社が開発した計測の機材を日本市場で展開するため物流会社と実証実験を行い、2年以内にサブスクリプションモデルを視野に入れたサービス提供を目指す。 タイラタ社は独自に開発したセンサーとアルゴリズムによってタイヤの摩耗をリアルタイムに計測する技術を開発している…
住友ゴム工業は10月5日、九州地区でレンタカー事業やSSの運営を行っている新出光(福岡市)およびグループ会社のイデックスオート・ジャパン(福岡市)と、タイヤ空気圧管理ソリューションサービスの実証実験を開始したと発表した。住友ゴムが業務提携しているトライポッドワークス(仙台市)、販売子会社のダンロップタイヤ九州と連携して走行中やSSを利用している車両のタイヤ空気圧と温度をリモートで監視する。それに…
日本ミシュランタイヤは生産財タイヤ事業で新たな展開を始める。建設機械用タイヤではカムソブランドの製品をラインアップに加えて、これまでより幅広いユーザーを取り込む。また、トラック・バス用タイヤ向けに展開しているTPMS(タイヤ空気圧監視システム)を活用したデジタルサービスを刷新するほか、海外市場で試行しているデジタルソリューションを国内のニーズに合った形で提供する方針だ。これまでもライバルに先駆け…
横浜ゴムはIoT(モノのインターネット)を活用したタイヤマネジメントシステム「T.M.S」をリニューアルし、9月10日よりサービスを開始した。同時にトラック・バス用のTPMS(タイヤ空気圧モニタリングシステム)の新商品「HiTES4」(ハイテス・フォー)を発売。タイヤに関するデータをインターネットでつなぎ、摩耗予測や最適な商品、運用プランの提案を迅速に行うことで輸送ビジネスの課題解決に貢献してい…
TOYO TIRE(トーヨータイヤ)は輸送事業者向けにデジタル技術を活用したメンテナンスサービスを構築する。従来は人間が行っていたタイヤ溝の管理を自動化し、最適なタイミングでメンテナンスができるシステムの確立を目指す。将来的にはセンシング技術との連携も視野に入れ、様々なカテゴリーでソリューション展開や付加価値の向上につなげる。 近年は主要メーカーがタイヤ単体のみを販売する従来の形から、サービス…
伊ピレリは4月7日、同社の「CYBER TYRE MONITORING SYSTEM」(サイバー・タイヤ・モニタリング・システム)がInfogestweb社のフリート管理デジタルプラットフォーム「Golia」で利用可能になったと発表した。 ピレリのシステムは、遠隔でタイヤ空気圧や温度を監視するセンサーを元にしたもの。今回、欧州でタコグラフデータの総合管理サービスを提供する「Golia」と統合し…
IoT(モノのインターネット)を活用したトラック・バス向けの車両管理ソリューションが世界的な潮流となりつつある。その中心に位置付けられるのがTPMS。タイヤの空気圧や温度の変化を常時監視し異常が起これば警告する、タイヤ内部の状況を“見える化”するシステムだ。国内市場で「Air Safe」(エアーセーフ)を販売展開するバスク(埼玉県志木市、小笠原孝嗣社長)がトラック・バス用TPMSの販売に乗り出す…
米グッドイヤーは2月3日、商用車のフリート向けに包括的なタイヤ管理パッケージを発表した。新サービスは、同社の製品やサービスを組み合わせて、フリート事業の改善や休止時間の削減に貢献するもの。タイヤのパフォーマンスの最適化や効率的かつ日常的な点検に加え、同社がタイヤを管理することで事業者がフリート管理や事業運営に集中することが可能になる。 新サービスは主に4つの製品で構成される。このうち、デジタル…