ブリヂストン 国内で新たなデジタルソリューション開始

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カテゴリー: ニュース

 ブリヂストンのグループ会社、ブリヂストンタイヤソリューションジャパンは9月20日から国内の輸送事業者向けに、タイヤの空気圧と温度を遠隔モニタリングするデジタルソリューションツール「タイヤマティクス」を活用した新サービス「リアルタイムモニタリング」の提供を開始すると7月25日に発表した。タイヤに起因する運行トラブルの未然防止、タイヤの異常発生時の早期復旧につながるソリューションサービスを通じて輸送ビジネスを足元から支えていく。

「リアルタイムモニタリング」のイメージ
「リアルタイムモニタリング」のイメージ

 「タイヤマティクス」は、TPMS(タイヤ空気圧モニタリングシステム)で計測した空気圧と温度の情報を遠隔でモニタリングすることができるデジタルソリューションツール。ブリヂストンタイヤソリューションジャパンは2020年12月から国内の輸送事業者向けに「タイヤマティクス」を活用して空気圧を定期的に計測・モニタリングするソリューションサービス「ヤードモニタリング」を提供している。

 今回新たに提供を始める「リアルタイムモニタリング」は、「タイヤマティクス」を活用してTPMSで計測した空気圧と温度の情報を通信型デジタルタコグラフ(デジタコ)のネットワークを介してサーバーに送信。さらに、ブリヂストンのタイヤ情報管理ツール「ツールボックス」上でタイヤの状態をリアルタイムで遠隔モニタリングすることが可能となる。これにより、日々のタイヤ点検の精度が向上し、タイヤに起因する運行トラブルの未然防止につながることが期待される。

 また、走行中にタイヤの空気圧や温度に異常が検知された際には、運行管理者などへメール送信したり、デジタコの運行管理システムでアラート通知したりするほか、デジタコからドライバーにも直接知らせる仕組みとなっている。

 遠隔でタイヤの状態とデジタコを通じた車両位置情報が確認できることで、全国に900以上の拠点を持つブリヂストンサービスネットワーク(BSN)を活用した迅速なメンテナンスサービスの提供も可能となる。

 ブリヂストングループは、成長事業と位置付けるソリューション事業において、トラック・バス用タイヤの「タイヤセントリックソリューション」を推進している。その中核となるリトレッド事業を強化するとともに、ユーザーがより適切な状態でタイヤを使用できるよう「タイヤマティクス」を活用したサービスを組み合わせ、さらなる安全運行とオペレーションコストの最適化に貢献していく。

 TPMSとクラウドシステムなどを組み合わせて輸送事業者へ提供するデジタルソリューションは、横浜ゴムや日本ミシュランタイヤも実用化しており、TOYO TIREも数年以内にサービスを始める予定。各社が利便性や使い勝手を高めていくことで、徐々に市場に浸透していくものと見られている。


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