住友ゴムのタイヤ点検結果「空気圧不足」が最多に
住友ゴム工業は4月8日~24日に全国のタイヤセレクト各店舗で実施した「ダンロップ全国タイヤ安全点検」の結果を5月23日に発表した。 それによると、今回は合計1370台の車両の装着タイヤを点検し、約5台に1台の割合で整備不良が確認された。特にパンクの原因となる「空気圧の過不足」が最も多くあった。ただ、全体の整備不良率は昨年春の結果と比較して6.9ポイント減り、改善傾向が見られた。 タイヤの整備…
住友ゴム工業は4月8日~24日に全国のタイヤセレクト各店舗で実施した「ダンロップ全国タイヤ安全点検」の結果を5月23日に発表した。 それによると、今回は合計1370台の車両の装着タイヤを点検し、約5台に1台の割合で整備不良が確認された。特にパンクの原因となる「空気圧の過不足」が最も多くあった。ただ、全体の整備不良率は昨年春の結果と比較して6.9ポイント減り、改善傾向が見られた。 タイヤの整備…
米専門誌「モダンタイヤディーラー」がまとめた2021年の世界のタイヤ売上ランキングによると、首位は仏ミシュランで259億ドル(約3兆2140億円)だった。前年トップのブリヂストン(242億ドル)は2位となった。昨年4位だった米グッドイヤーは139億ドルで3位となり、4位の独コンチネンタル(136億ドル)と順位が入れ替わった。 国内メーカーは、5位に住友ゴム工業(67億ドル)、8位に横浜ゴム(4…
JATMA(日本自動車タイヤ協会)がまとめた2021年度の市販用タイヤの販売実績は、四輪車用合計で前年度比10.7%増の7041万9000本だった。前年度を上回るのは4年ぶり。新車用は6.1%減の3377万8000本で、四輪車用の総需要は4.6%増の1億419万7000本となった。 昨年度の市販用タイヤの販売状況をカテゴリー別でみると、トラック・バス用は16.2%増、ライトトラック用は7.5%…
コンサルティング会社の英ブランドファイナンス社がまとめた2022年のタイヤブランド価値ランキングは、ミシュランが5年連続トップで前年比13%増の77億ドル(約9464億円)だった。 ブランドファイナンス社では「業界内で混乱が続いたにも関わらず、ミシュランの2021年1~9月期の連結売上高は15.6%増加し、第3四半期は農機用タイヤの需要回復により予想を上回った」としている。 また、2位はブリ…
マーケティング調査会社のGfKジャパンは3月1日、夏タイヤ購買行動に関する消費者調査の結果を公表した。それによると、夏タイヤ購入のきっかけは、タイヤ溝が少なくなったタイミングが最も多く、購入時にはメーカーの信頼性を重視する傾向が高いことが分かった。 この調査は昨年5月10日から23日に実施した。全国のドライバー1万6790名に対し、夏タイヤ購入のきっかけや購入時に重視した点をインターネットを通…
2021年にタイヤ空気充てん作業時の事故が24件発生したことがJATMA(日本自動車タイヤ協会)の調査で分かった。死亡事故は3年ぶりにゼロとなったものの、作業者が重軽傷を負ったケースは6件あった。 24件の事故のうち,パンク修理作業に関連するものは8件。また、パンク走行などに伴うタイヤの損傷は10件あり、この中で引きずり痕の未確認、見落としがそれぞれ3件あった。 安全囲いを使用していなかった…
JATMA(日本自動車タイヤ協会)は2月9日、2021年に実施したタイヤ点検の結果を取りまとめた。昨年は路上タイヤ点検を10回実施し、2020年と同様に新型コロナウイルスの影響で例年より点検回数や点検台数が減少している。 昨年、点検を行った車両は177台で、このうち高速道路が25台、一般道路が152台だった。タイヤに何らかの整備不良があった車両の比率は55.4%で、内訳は高速道路が48.0%、…
欧州タイヤ・ゴム製造者協会(ETRMA)は1月19日、加盟企業の2021年の欧州におけるタイヤ販売実績を公表した。 市販用はコンシューマータイヤ(乗用車用、SUV用、ライト・コマーシャル・ビークル用を含む)が前年比14%増の2億1953万9000本で、このうち夏用および冬用はともに9%増、オールシーズンタイヤは35%増と大幅に前年を上回った。トラック用は12%増の1354万8000本、二輪車用…
日本自動車タイヤ協会(JATMA)は9日、2022年のタイヤ国内需要(メーカー出荷ベース)について、四輪車用合計が21年見込み比7%増の1億966万7000本となり、2年連続で前年実績を上回る見通しだと発表した。コロナ禍前の19年実績と比較すると、20年実績は13%減、21年見込みは10%減となるものの、22年見通しは4%減まで回復する予測となる。 同会では需要見通しの前提条件として、22年の…
米タイヤ製造者協会(USTMA)は12月1日、2021年のタイヤ出荷量が前年比10.8%増の3億3600万本となる見通しを発表した。 新車用タイヤは、乗用車用が1.0%増の3760万本、ライトトラック用は4.6%増の560万本、トラック用は23.3%増の580万本と予測。 市販用は乗用車用が10.9%増の2億2600万本、ライトトラック用は16.8%増の3840万本、トラック用は18.1%増…
住友ゴム工業は11月24日、10月8日から10月24日に全国のタイヤセレクト各店舗で実施した「DUNLOP(ダンロップ)全国タイヤ安全点検」で整備不良が26.9%の割合で確認されたと発表した。 タイヤ点検は、タイヤに起因する事故の未然防止を目的に、タイヤの残溝や表面の損傷、空気圧などの点検を行うもの。2008年から活動を継続して実施しており、25回目となる今回は計1145台の車両のタイヤを点検…
NEXCO東日本東北支社は11月2日、初冬期の高速道路における冬用タイヤの装着率をまとめた。 それによると、2015年から2019年の5年間平均で、11月第1週の東北全体の冬用タイヤ装着率は25%だった。その後、11月第3週に62%、12月第1週には89%と上がっていくが、福島県や宮城県といった南部では装着率が低い傾向にある。 また、シーズン初めの降雪日には事故が多く発生する傾向にあることも…
欧州タイヤ・ゴム製造者協会(ETRMA)は10月14日、2021年第3四半期(7~9月)の欧州における市販用タイヤの販売実績を発表した。 それによると、乗用車用タイヤ(SUV用、ライト・コマーシャル・ビークル用を含む)の販売本数は、前年同期並みの6055万5000本だった。このうち、夏用タイヤは11%減、冬用タイヤは前年と同水準だったものの、オールシーズンタイヤは20%増と大幅に増加した。 …