5割以上で整備不良確認 2021年のJATMAのタイヤ点検

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カテゴリー: ニュース

 JATMA(日本自動車タイヤ協会)は2月9日、2021年に実施したタイヤ点検の結果を取りまとめた。昨年は路上タイヤ点検を10回実施し、2020年と同様に新型コロナウイルスの影響で例年より点検回数や点検台数が減少している。

 昨年、点検を行った車両は177台で、このうち高速道路が25台、一般道路が152台だった。タイヤに何らかの整備不良があった車両の比率は55.4%で、内訳は高速道路が48.0%、一般道路は56.6%となった。

 整備状況を項目別にみると、ワースト1位は「空気圧不足」で46.9%(83件)、次いで「偏摩耗」が9.0%(16件)、「タイヤ溝不足」が2.8%(5件)などとなっている。

 車種別の不良率は乗用車が61.5%、貨物車は36.8%。不良項目で多かったのは乗用車では空気圧不足、貨物車は溝不足、偏摩耗、空気圧不足だった。


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