イヤサカ「楽々エーミング」実演 アプリでエーミング効率化

シェア:
カテゴリー: レポート, 整備機器
アプリで床面を認識
アプリで床面を認識

 イヤサカは8月9日、同社の首都圏トレーニングセンター(千葉県印西市)でエーミング作業支援ツール「楽々エーミング」の実演会を開催した。

 「楽々エーミング」は、シイエム・シイが開発したiPad Pro(アイパッド・プロ)用アプリで、エーミングターゲットの設置位置の計測時間短縮に貢献する。

 実際の作業では、エーミングを行う車両についてアプリでメーカーや車名、型式などを選択。また、フロントカメラやミリ波レーダーの項目から作業を行う対象なども選ぶと、アプリ画面で、エーミングに必要なスペースやターゲットスタンドの高さといった基本情報を確認できる。

車両中心をタップ
車両中心をタップ

 次の工程では、タブレットが搭載するLiDAR(ライダー)スキャナーやカメラが起動し、アプリ上で車両中心を設定。同時に、車両周りの空間認識も行う。作業者は、車両前方でアプリに床面を認識させ、さらに画面上で車両中心をタップする。その後、アプリに床面を認識させながら車両後方に移動し、後方の車両中心もタップ。あとは床認識を行いながら、車体を1周回るようにして前方まで戻る。

 アプリ画面で、車両前方および後方でタップした点が車両中心線に揃っていることを確認すると、ターゲットスタンドを設置する場所が表示できる。作業者が実際のターゲット設置位置にタブレットを向けると、画面上にAR(拡張現実)技術を利用した“ARターゲット”が表れるため、この画面上のターゲットに合わせて作業場に十字プレートなどを置けば、実際のターゲットスタンド設置位置の目印となる。

 シイエム・シイの担当者は、「エーミングではターゲット設置位置を導くまでに2人作業で30~40分、大変な場合はさらに時間がかかるケースもあるが、『楽々エーミング』であれば1人で5分程度で作業できる」と紹介していた。

 「楽々エーミング」の利用希望者は、イヤサカと契約し、アプリのログイン時に使用するIDの取得が必要。なお、現在は国内9メーカー・147車種の乗用車に対応している。


[PR]

[PR]

【関連記事】