クムホタイヤ、欧州で3つのコンセプトモデル発表
韓国のクムホタイヤは5月20日、5月開催の欧州の展示会に出展した3つのコンセプトタイヤを発表した。同社では「スマートモビリティの未来に備えるため、未来志向のコンセプトタイヤを紹介」したとしている。 今回展示したコンセプトタイヤ「エアレス」は空気の充てんが必要ないエアレスタイヤの開発がベースとなっており、再生可能な独自素材を採用したほか、高速走行も可能という。試験では時速160kmまでの走行に成…
韓国のクムホタイヤは5月20日、5月開催の欧州の展示会に出展した3つのコンセプトタイヤを発表した。同社では「スマートモビリティの未来に備えるため、未来志向のコンセプトタイヤを紹介」したとしている。 今回展示したコンセプトタイヤ「エアレス」は空気の充てんが必要ないエアレスタイヤの開発がベースとなっており、再生可能な独自素材を採用したほか、高速走行も可能という。試験では時速160kmまでの走行に成…
1月に米ラスベガスで開催された「CES2022」で、韓国のハンコックタイヤが開発したエアレスタイヤ「アイフレックス」が現代自動車の展示ブースで披露された。 「アイフレックス」は生体を模倣したデザインのコンセプトタイヤで、直径400mm、幅105mmの10インチサイズ。ハンコックでは「従来のタイヤとは異なり、内部に空気がないためパンクによる事故でも安全が確保され、適正空気圧の維持管理も必要なく、…
新たなモビリティに対応した「エアレスタイヤ」の開発が加速している。仏ミシュランや米グッドイヤーは、ゴルフカート用や芝刈り機向けなどでエアレスタイヤを既に実用化しているが、今回新しく月面での使用を想定した車両や宅配に使う自動運転車をターゲットにして開発に取り組んでいることを発表した。 ミシュランは1月12日、米航空宇宙・防衛企業ノースロップ・グラマンが主導する月面地形車(LTV)に関するチームに…
米グッドイヤーは7月13日、都市部における自動運転車両の交通機関をサポートする非空気入り(エアレス)タイヤ・ホイールを開発したと発表した。 これまでの3年間はグッドイヤーの試験施設などで、自律走行型小型電気バス「Olli」(オリー)の開発・製造を行う米ローカルモーターズと連携し、「オリー」にエアレスタイヤを装着してタイヤのテストを実施。荷重や速度、耐久性に関する性能目標を達成したという。今後、…
「CASE」(コネクテッド・自動運転・シェアリング・電動化)や「MaaS」(モビリティ・アズ・ア・サービス)といった自動車産業の革命とも言われる大きな流れに遅れまいと、技術開発や企業間の連携が活性化している。ただ、視点を変えれば、これらはモビリティそのものが将来にわたり持続してこそ実現するのではないだろうか。その未来に対して最大の脅威となるのが環境問題だ。グローバルで地球環境への対応が待ったなし…
日本ミシュランタイヤは3月12日に都内で開催したプレス向け説明会で、7月にエアレスタイヤ「X TWEEL」(エックス・トゥイール)を日本市場で販売する計画を明らかにした。国内でエアレスラジアルタイヤが製品化されるのは初めて。昨年、日本市場への導入を発表して以降、ユーザーからの問い合わせが多く寄せられているという。 「X TWEEL」はスキッドステアローダー用のエアレスタイヤ。米国とカナダでは2…
「TWEEL」(トゥイール)はミシュランが2005年に発表したタイヤとホイールを一体化させたコンセプト。強度が高いポリエステル樹脂製のスポークが配置された外観が特徴的だが、性能はどの程度なのか――「X TWEEL SSL」を小型建設機械に装着して試乗する機会を得た。 岩場や突起物の乗り越えなど、衝撃が多いコースを走行した際、スポークが大きくたわむことで確かにショックを緩和してくれる印象だ。スラ…
日本ミシュランタイヤは2019年に建設機械用ラジアルタイヤ「X TWEEL(トゥイール)SSL」を国内市場に投入する。バイアスが主流のマーケットの中で、日本初の実用化となるエアレスタイヤは大きな変革を起こせるか――。 「ユーザーにとって何がメリットになるのか」――ミシュランはこの理念のもと、過去から様々なイノベーションを生み出してきた。その最たる例がラジアルタイヤで、生産財カテゴリーでもライフ…
日本ミシュランタイヤがトラック・バス用タイヤと建設機械用タイヤ、産業車両用タイヤなど生産財タイヤをトータルで提案するビジネスに乗り出した。従来はカテゴリーごとに対応していたが、今年1月に生産財を全体で運営する「B2Bタイヤ事業部」を立ち上げ、点から面に事業を拡大する体制に移行。トラック用タイヤで培ってきた戦略を活用することで、3年後には市販用タイヤで、生産財事業の売上高を2割程度引き上げたい考え…
日本ミシュランタイヤは5日、産業機械のスキッドステアローダー用のエアレスタイヤ「MICHELIN X TWEEL SSL」を2019年に国内市場に導入すると発表した。 同商品は2012年から北米市場などで販売しており、主に建設現場や道路舗装工事、農業などの作業現場で使用されている。優れた乗り心地で作業者の疲労低減に繋がるほか、パンクによる作業中断がなくなることで生産性の向上が期待できる。 エ…
仏ミシュランは、6月13日から15日までカナダのモントリオールで開催されたイベント「ムービング・オン」で、タイヤとホイールが一体化した新コンセプトタイヤ「MICHELIN Visionary Concept」(ミシュラン・ビジョンナリー・コンセプト)を世界で初めて公開した。 同コンセプトタイヤは3Dプリンターで作られた、ハニカム構造のエアレスタイヤ。タイヤ内部にセンサーを埋め込み、タイヤの使用…