AIでコンパウンド開発 ハンコックタイヤが新システム導入
韓国のハンコックタイヤは11月7日、AI(人工知能)を活用する「バーチャル・コンパウンド・デザイン・システム」(VCDシステム)を導入したと発表した。 VCDシステムは、実際に試験を行うことなく、蓄積データに基づいたAI分析を通じて、タイヤコンパウンドの特性や材料の最適な組み合わせを導くもの。クラウド上で展開し、仮想空間で現実世界を再現する「デジタルツイン」を活用する。 これまで、新たなコン…
韓国のハンコックタイヤは11月7日、AI(人工知能)を活用する「バーチャル・コンパウンド・デザイン・システム」(VCDシステム)を導入したと発表した。 VCDシステムは、実際に試験を行うことなく、蓄積データに基づいたAI分析を通じて、タイヤコンパウンドの特性や材料の最適な組み合わせを導くもの。クラウド上で展開し、仮想空間で現実世界を再現する「デジタルツイン」を活用する。 これまで、新たなコン…
独コンチネンタルの第3四半期決算(1~9月)は、売上高が前年同期比0.7%増の334億1410万ユーロ(約4兆138億円)、調整後EBIT(利払い・税引き前利益)は20.8%減の23億6680万ユーロだった。純利益は31億1220万ユーロ減少して9億2640万ユーロの赤字に転じた。7~9月期にのれんの減損損失などを計上したため。 タイヤ部門は、売上高が4.9%増の86億9160万ユーロ、調整後…
韓国のハンコックタイヤはこのほど、コンセプトタイヤの「Hexonic」(ヘキシルソニック)と「HLS-23」が米インターナショナル・デザイン・エクセレンス賞(IDEA)の自動車と輸送カテゴリーでファイナリストに選ばれたと発表した。 同賞は3大デザイン賞の一つとされており、毎年、デザインイノベーションやユーザー体験、社会に対する利益など様々な評価基準でベストデザインを決定する。 「Hexoni…
韓国のハンコックタイヤは欧州で行われる「ドイツツーリングカーマスターズ」(DTM)と2023年までタイヤ独占供給契約を延長したと発表した。 DTMはBMWやアウディなどが市販車をベースにしたツーリングカーでレースを行うモータースポーツ。2019年は大会史上初めてドイツ以外の自動車メーカーからASTON MARTINが参戦している。 また、今シーズンよりDTMで使用するマシンは2リッター4気筒…
韓国のハンコックタイヤの第1四半期業績は、売上高が2.1%増の1兆6424億ウォン(約1544億円)、営業利益が24.2%減の1401億ウォンとなった。 地域別売上高をみると、北米は5.6%増の4710億ウォンで増収だった。一方、韓国が3.6%減の1900億ウォン、中国が12.0%減の1840億ウォン、欧州が12.1%減の5240億ウォンとなった。 市販用タイヤは欧州で景気軟化により売上高が…
韓国のハンコックタイヤは5月8日、社名を「Hankook Tire&Technology」(ハンコックタイヤ&テクノロジー)に変更したと発表した。親会社のハンコックタイヤワールドワイドは「Hankook Technology Group」(ハンコック・テクノロジー・グループ)となった。 同社グループは、ハンコックブランドを核とする統合されたブランドシステムの確立を図り、そのほか5つの関連会社の…
韓国のハンコックタイヤは1月2日、コンセプトタイヤ「TRANSFORMING TIRE」(トランスフォーミング・タイヤ)を動画サイトのYouTube(ユーチューブ)で公開した。 この製品は、様々な路面状況に対応して形状が変化するのが特徴。単一のタイヤで、あらゆる路面で安定した高速走行を実現させる「次世代のドライブ体験」を目指すという。 今回の開発は同社の「The Next Driving L…
韓国のハンコックタイヤ及びハンコックタイヤワールドワイドは、2019年1月1日に組織再編を行うと12月6日に発表した。グローバルでの競争力向上を図ることが目的。 今回の組織再編では、カーライフ事業本部を設置することで成長の原動力を確保し、乗用車用やトラック・バス用タイヤの販売のほか自動車向けに各種サービスを強化していく計画。同社では「自動車のメンテナンスや修理、関連パーツまで事業を拡大して更な…
韓国のハンコックタイヤは12月9日まで独エッセン市で開催された「エッセンモーターショー」で、コンセプト技術としてタイヤに埋め込んだセンサーにより最適な走行状態を提供するカーシェアリング専用タイヤ「ヘキシルソニック」と1人乗りのレーシングタイヤ「エアロフロー」を発表した。 これらの技術は英国王立美術学校の学生と共同で研究開発を行ったもの。「ヘキシルソニック」はスマートセンサーがリアルタイムで道路…
韓国のハンコックタイヤは11月27日、「F4 U.S.チャンピオンシップ」および「F3 アメリカ選手権」にレーシングタイヤを独占供給すると発表した。期間は2019年から2021年までの3年間。タイヤ供給を通じて米国市場での販売を強化していく。 レースには、「Ventus(ヴェンタス)F200」と「ヴェンタスZ217」を提供する。またタイヤの技術サポートや、プレーヤー育成のための様々なマーケティ…
韓国のハンコックタイヤの第2四半期(4~6月)業績は売上高が前年同期比2.3%増の1兆7055億ウォン(約1690億円)、営業利益が10.4%減の1833億ウォンだった。韓国や中東、東南アジアでの販売が減少した。 売上高を地域別にみると、欧州や中国で2ケタの成長を示したものの、韓国は新車用と市販用がともに低調だったため、売上高は8.5%減の2270億ウォンだった。 なお、17インチ以上のタイ…
ハンコックタイヤジャパンは7月1日から市販用冬タイヤの全商品を平均7%値上げする。 同社は事業再生計画の一環として、夏用タイヤで不採算商品の販売を縮小するとともに、2月1日から値上げを実施していた。同社では「資源の集中を行い、1日でも早く収益回復を目指す」としている。
韓国のハンコックタイヤは5月28日、合成ゴムメーカーのアランセオと高性能タイヤ向けの合成ゴムの共同開発に関する覚書を締結したと発表した。 アランセオは、独ランクセスとサウジアラビア国営石油会社のサウジアラムコ社の合弁会社で、合成ゴムの製造販売を行っている。ハンコックは2008年からS-SBRなど高機能原材料の提供を受けていた。 ハンコックのキム・ヒョンナムCTOは、「アランセオとの強力な関係…