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リトレッドに新品の輝きを 江戸川合成が提案する「アクアリコート」
レポート 1,297
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リトレッドに新品の輝きを 江戸川合成が提案する「アクアリコート」

 特殊塗料や溶剤の開発・販売を行う江戸川合成(埼玉県東松山市)は、2021年8月に再生タイヤ(リトレッドタイヤ)向けの水性塗料「アクアリコート」を本格発売した。同製品はサイドウォールに新品タイヤのような艶消しの黒色を再現し、意匠性に寄与する同社初のタイヤ向け塗料となる。ゴムに対する密着性、塗膜性能も十分に確保していることから、本格発売後は複数のメーカーで採用されたほか、新品タイヤの製造工程で生じた…

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TOYO TIRE セルビア新工場が稼働 地産地消活かし、市場拡大へ
レポート 1,317
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TOYO TIRE セルビア新工場が稼働 地産地消活かし、市場拡大へ

グローバル生産体制の最適化へ  「セルビア工場を開設したことにより、空白エリアが解消された。グローバルタイヤ生産供給体制の充実が図られ、ターニングポイントに入った」――TOYO TIRE(トーヨータイヤ)の清水隆史社長は12月15日にセルビア工場で開いた会見でこう述べ、「新工場を軌道に乗せ、成長へつなげる」と決意を示した。  セルビア新工場は同社にとって欧州エリア初のタイヤ生産拠点となる。グローバ…

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ブリヂストン タイ・ノンケー工場に最大規模の太陽光発電パネル設置
ニュース 550
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ブリヂストン タイ・ノンケー工場に最大規模の太陽光発電パネル設置

 ブリヂストンは12月19日、タイのノンケー工場(サラブリ県)の屋上部分に同社グループでグローバル最大規模の太陽光発電パネルを設置したと発表した。  総発電能力は9・95MWpで、同工場のタイヤ生産に電力を供給する。これにより、今後15年間で9万7500トンのCO2排出量を削減する見込み。2022年12月16日には、今回の太陽光発電パネル導入を祝う式典を実施した。  ブリヂストンは、カーボンニュー…

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TOYO TIRE セルビア工場が本格稼働 事業戦略の要に
ニュース 681
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TOYO TIRE セルビア工場が本格稼働 事業戦略の要に

 TOYO TIRE(トーヨータイヤ)は12月14日、セルビア新工場(インジヤ市)が本格稼働したのに合わせて現地で開所式を開催した。新工場は同社グループにとって世界8カ所目、欧州エリアでは初のタイヤ生産拠点となる。市場競争力の高いタイヤの生産供給基盤として来年下期にはフル生産に入り、欧州市場での地産地消メリットの最大化、北米市場向け供給体制の強化にも取り組んでいく。  開所式には、セルビアのアレク…

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ブリヂストン、コスタリカのサンホセ工場増強
ニュース 1,101
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ブリヂストン、コスタリカのサンホセ工場増強

 ブリヂストンは11月21日、コスタリカのサンホセ工場の乗用車用・小型トラック用タイヤの生産能力を増強すると発表した。投資額は約2億5000万ドル(約363億円)。2026年までに生産能力を現在の日産1万1000本から1万5000本に強化する。また、新たに160人を雇用する。  サンホセ工場は1967年に設立した。生産品目は乗用車用および小型トラック用ラジアルタイヤで、11月時点の従業員数は約10…

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GTカーの轟音に驚きの声 住友ゴム泉大津工場でモータースポーツイベント
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GTカーの轟音に驚きの声 住友ゴム泉大津工場でモータースポーツイベント

 住友ゴム工業の泉大津工場(大阪府)で11月10日、近隣の小学生を対象にしたモータースポーツイベントが開かれた。  同社が「スーパーGT」でダンロップタイヤを供給するナカジマレーシングの中嶋悟監督、伊沢拓也選手、大津弘樹選手が参加してトークショーを行ったほか、工場内にレース参戦車両を展示。エンジンを始動して轟音を響かせると、初めてレーシングカーを見た小学生からは、その迫力に驚きの声が上がった。  …

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住友ゴムの泉大津工場 小学生に防災の重要性啓発
ニュース 513
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住友ゴムの泉大津工場 小学生に防災の重要性啓発

 住友ゴム工業は11月10日、大阪府の泉大津工場で近隣の小学生を招いた防災啓発イベントを開催した。  当日は泉大津市立戎小学校の5年生75名が参加。工場の従業員や市の職員から避難所の役割や災害用テント、非常用の簡易トイレの組み立て方法を教わった。参加者は「初めての経験だったのでテントを上手く組み立てるのは難しかったが、これから実際に避難することがあった時には役立てられるようにしたい」と話していた。…

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ロシア事業から撤退へ ブリヂストンやノキアンタイヤ
ニュース 2,192
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ロシア事業から撤退へ ブリヂストンやノキアンタイヤ

 ブリヂストンは10月31日、ロシア事業から撤退すると発表した。ロシアのウクライナ侵攻を受けて3月から稼働を停止していた乗用車用タイヤ工場と販売会社を現地の事業者へ譲渡する検討を始めた。同社では「供給の課題など先行きが不透明な中、事態を慎重かつ総合的に熟考した結果」としている。譲渡先の選定から手続き完了まで数カ月程度かかる見込み。  工場と販売会社の従業員数は約1000名で、3月以降も給与の支払い…

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住友ゴムの名古屋工場 モータースポーツイベント実施
ニュース 2,838
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住友ゴムの名古屋工場 モータースポーツイベント実施

 住友ゴム工業は10月4日、名古屋工場(愛知県豊田市)でモータースポーツイベントを開催した。同工場はモータースポーツ用タイヤを生産しており、今回は従業員による社会貢献・交流活動「GENKI活動」の一環として行った。  当日は2日に行われたスーパーGT第7戦を戦った直後の車両を展示。会場には同工場で製造したタイヤを装着した車両を見ようと多くの従業員が集まった。さらに、田中洋克監督、笹原右京選手、大湯…

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ブリヂストン、米国でリトレッド事業強化 アビレーン工場増強
ニュース 805
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ブリヂストン、米国でリトレッド事業強化 アビレーン工場増強

 ブリヂストンの米グループ会社、ブリヂストン・アメリカス・インクは9月26日、トラック・バス用タイヤのリトレッド用部材を生産する米テキサス州のアビレーン工場の生産能力増強を決定したと発表した。総投資額は6000万ドル(約84億円)で、2025年1月までに生産スペースの拡張と設備増設を完了し、生産能力を16%増やす計画。  ブリヂストンは8月に発表した長期戦略で、プレミアムタイヤ事業と連動し、リトレ…

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黒沢産業 最新設備を導入したタイヤリサイクル工場
レポート 3,034
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黒沢産業 最新設備を導入したタイヤリサイクル工場

 廃タイヤの収集・運搬、中間処理を行う黒沢産業(茨城県筑西市、黒沢善弘社長)は昨年、本社・工場を移転した。新拠点の敷地面積は以前とほぼ同じながら、最新の設備を数多く導入したことにより処理能力は9倍以上に向上。さらに、工程の自動化を進め、効率性も大きく高めた。 新工場で処理能力9倍超へ  新工場の正式な稼働は2021年4月。以前の本社・工場も同じ筑西市にあったが、数年前に大手電機メーカーが新たな拠点…

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ブリヂストン、米ウォーレン工場を増強 プレミアム事業強化
ニュース 533
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ブリヂストン、米ウォーレン工場を増強 プレミアム事業強化

 ブリヂストンは8月26日、トラック・バス用タイヤを生産する米ウォーレン工場の生産能力を増強すると発表した。総投資額は約700億円で、2026年末までに同工場の生産能力は現在の年間350万本弱から450万本弱に高まる。  同社はグローバルでプレミアム商品を「創って売る」体制の強化に向けた投資を進めており、今回の生産増強もその一環となる。同社グループの米国の供給体制は従来から地産地消をベースにしてお…

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横浜ゴム OHT事業強化 インド新工場で生産開始
ニュース 899
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横浜ゴム OHT事業強化 インド新工場で生産開始

 横浜ゴムはOHT(オフハイウェイタイヤ)の生産能力増強のため、印アンドラプラデシュ州で建設を進めてきたヴィシャカパトナム工場で生産を開始した。OHTは世界的に旺盛な需要があり、同社の生産財タイヤ事業の重要な柱となっている。今回の新工場の稼働により、供給体制を更に強化する。  横浜ゴムは8月16日にアンドラプラデシュ州のジャガン・モハン・レディ州首相らを招いて開所式を開催した。横浜ゴムグループから…

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ミシュランとノキアンがロシアから撤退
ニュース 1,075
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ミシュランとノキアンがロシアから撤退

 仏ミシュランは6月28日、2022年末までに全ロシア事業を現地経営陣に移管する計画を明らかにした。同社は、3月15日からロシアでの生産活動を停止しており、「生産再開は特に供給の問題で技術的に不可能」と説明している。  ロシアの従業員数は約1000名。このうち750名が所属するダビドボ工場は主に乗用車用タイヤを生産し、生産能力は年間150万~200万本。なお、ロシアの売上高はグループ全体の2%程度…

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ブリヂストン、米アクロンの新拠点開設
ニュース 935
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ブリヂストン、米アクロンの新拠点開設

 ブリヂストンの米国グループ会社は6月22日、オハイオ州アクロンに「アドバンスド・タイヤ・プロダクション・センター」(ATPC)を開設したと発表した。  新拠点の投資額は2100万ドル(約28億円)で、インディカーシリーズ向けのレースタイヤを製造する予定。効率的で持続可能なタイヤの生産のために設計され、従来の同社のレースタイヤ工場よりもエネルギー使用量を60%低減させた。  同社のパオロ・フェラー…

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