CO2大幅削減へ取り組み ノキアンタイヤが目標を公表
フィンランドのノキアンタイヤは12月3日、CO2排出量削減に向けた詳細な目標を発表した。この目標は科学に基づく温室効果ガスの削減目標の設定を推進する共同イニシアチブ(SBTi)に沿ったもの。同社は5月にSBTiから温室効果ガスの排出量削減目標の承認を受けており、承認後に目標を更新した。 同社は2018年から2030年の間にタイヤの原材料の生産時のCO2排出量を25%削減する考えで、物流面でも同…
フィンランドのノキアンタイヤは12月3日、CO2排出量削減に向けた詳細な目標を発表した。この目標は科学に基づく温室効果ガスの削減目標の設定を推進する共同イニシアチブ(SBTi)に沿ったもの。同社は5月にSBTiから温室効果ガスの排出量削減目標の承認を受けており、承認後に目標を更新した。 同社は2018年から2030年の間にタイヤの原材料の生産時のCO2排出量を25%削減する考えで、物流面でも同…
フィンランドのノキアンタイヤは10月13日、米国テネシー州のデイトン工場が環境性能評価システム「LEED」(リード)でシルバー認証を取得したと発表した。 米国工場は省エネルギー設計のスマート建築で、環境に配慮した建材や効率的な水・廃棄物管理システムを採用したことや、電気自動車充電ステーションの設置、ソーラーパネルによる再生可能エネルギーの発電など持続可能性への取り組みが評価された。同工場は昨年…
フィンランドのノキアンタイヤが欧州のドライバーを対象に実施した調査によると、ユーザーがタイヤの溝深さを確認する頻度は「年に2回」が3割と最も多く、次いで「2~3カ月に1回」が24%、「年に1回」は13%、「前回いつ確認したか分からない」は10%だった。 同社では「タイヤの摩耗に注意を払っているのはごく一部の人だけだと分かったが、タイヤは車と道路の唯一の接点であり、交通安全において非常に重要だ」…
仏ミシュランとフィンランドのノキアンタイヤは、サイエンス・ベースド・ターゲット・イニシアチブ(SBTi)から温室効果ガス(GHG)の排出量削減目標が承認されたと発表した。 SBTiは、企業に対し気候変動による世界の平均気温の上昇を産業革命前と比べ1.5℃に抑えるという目標に向け、科学的知見と整合した削減目標を設定することを推進している。 ミシュランは2030年までに自社の所有する施設から発生…
フィンランドのノキアンタイヤは、5月27日付でJukka Moisio(ユッカ・モイシオ)氏がプレジデント兼CEOに就任する人事を5月26日に発表した。 モイシオ氏は1961年生まれ。2004~2008年にフィンランドの特殊紙メーカーのアールストローム社のプレジデント兼CEO、2008~2019年に同国の飲料・食品向け包装資材メーカーのフッタマキ社のプレジデント兼CEOを歴任。現在はパウリググ…
フィンランドのノキアンタイヤの第1四半期決算は売上高が17.8%減の2億7980万ユーロ(約321億円)で、営業利益が83.3%減の900万ユーロだった。ロシアでの販売数量の減少や新型コロナウイルスの感染拡大の影響、工場の稼働率の低下が響き減収減益となった。 セグメント別では、乗用車用タイヤの売上高が24.7%減の1億9050万ユーロで、減収要因に販売数量が22.7%減、為替の影響が1.3%減…
フィンランドのノキアンタイヤは2019年のサステナビリティレポートで、過去6年間に各国の工場で二酸化炭素排出量を44%削減したと報告した。 同レポートによると、フィンランドのノキア工場では廃棄物の100%リサイクルを達成し、使用するエネルギーの42%は再生可能資源由来だという。また、グローバルの工場では過去6年間で都市用水の使用量を38%低減し、同社の目標(25%減)を上回った。 また、安全…
フィンランドのノキアンタイヤは2月27日、製紙会社、ストラ・エンソの無人トラック試験にデジタル管理システム「ノキアンタイヤINTUITU」を搭載した「ハッカペリッタトラック」シリーズ商品を供給したと発表した。 無人トラックの試験は、ストラ・エンソがデジタル化を進めるパルプ工場(フィンランド・ウイマハルユ)で実施。工場敷地内の1.4kmのウッドチップ輸送ルートを走行する。 ノキアンは、低転がり…
フィンランドのノキアンタイヤの2019年業績は、売上高が0.3%減の15億9580万ユーロ(約1947億円)、営業利益は15.0%減の3億1650万ユーロだった。純利益は税務訴訟に関連した特別利益を計上したため、35.5%増の3億9990万ユーロとなった。 部門別では、乗用車用タイヤ部門の売上高が1.4%減の11億3420万ユーロで、冬タイヤの販売比率は2ポイント増の71%、夏タイヤは2ポイン…
1月12日までの3日間、幕張メッセで開催された「東京オートサロン」。前号に引き続き、海外・新興ブランドのブースをレポートする。 阿部商会はフィンランドのタイヤメーカー、nokian TYRES(ノキアンタイヤ)をメインに出展。スタッドレスタイヤ「ハッカペリッタ」シリーズや、サマータイヤ「ハッカ」シリーズなど、豊富な商品ラインアップを紹介。比較体験装置を用意し、タイヤの軽量化が低燃費性能に寄与す…