ブリヂストン、米国でリトレッド事業強化 アビレーン工場増強

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カテゴリー: ニュース

 ブリヂストンの米グループ会社、ブリヂストン・アメリカス・インクは9月26日、トラック・バス用タイヤのリトレッド用部材を生産する米テキサス州のアビレーン工場の生産能力増強を決定したと発表した。総投資額は6000万ドル(約84億円)で、2025年1月までに生産スペースの拡張と設備増設を完了し、生産能力を16%増やす計画。

 ブリヂストンは8月に発表した長期戦略で、プレミアムタイヤ事業と連動し、リトレッドを中核としたトラック・バス用タイヤ向けタイヤセントリックソリューション事業の強化をグローバルで推進している。

 その中心となる米国では、バンダグ社より高品質なリトレッドタイヤを多くの運送事業者に提供しており、全米をカバーするサービス拠点と連携して強固なソリューション基盤を築いている。今回の能力増強は、その基盤をより強化し、更なる成長につなげるための取り組みとなる。

 同社では「リトレッド事業の強化を通じて、社会価値・顧客価値を両立させながら、競争優位性を獲得する」としている。


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