ブリヂストンタイヤジャパン、需要期に向け商品を訴求

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カテゴリー: レポート, 現地
ブリヂストン春の提案会
ブリヂストン春の提案会の様子

 ブリヂストンタイヤジャパン宮城カンパニーは3月5日と6日の2日間、仙台市内で「ブリヂストン春の提案会」を開催し、タイヤ専業店やカーディーラー、SS、整備工場などのスタッフ約300人が参加した。

 会場では、今年発売した新商品「REGNO GR-XⅡ」をはじめとするラインアップを展示したほか、整備機器各社がタイヤチェンジャーなどを出品。さらに、アルミホイールやカーナビ、ドライブレコーダーなど用品コーナーも設置してカーライフ全般を支える多数の製品を紹介した。

 宮城カンパニー社長兼東北広域担当の金森昭洋常務執行役員は、「夏タイヤの基幹商品である『レグノ』が4年ぶりに発売され、まずはこの新商品に親しんで頂きたい」と開催の背景を話した。宮城カンパニーとして今回のような活動を実施するのは約10年ぶり。

金森常務執行役員
金森常務執行役員

 また、東北や北海道の消費者は、冬タイヤに比べると夏タイヤへの関心が若干下がる傾向があるため、夏タイヤの高付加価値商品や交換需要が低い傾向にあるという。

 今回のイベントでは「一人ひとりの生活にあわせて、お客様にぴったりのタイヤを選んでほしい」(ブリヂストン)という想いを込めたプロモーション“100人のちゃんと買い”も訴求した。金森常務は「夏タイヤの商売のベースを上げていき、今春の需要期にはレグノの販売は前年比120%を目指したいと考えている。また中高級品比率を現在の40%台から約50~55%まで引き上げたい」と意気込みを語った。

 当日は「REGNO GR-XⅡ」の試乗会も開催。トヨタ「アクア」に、新車用タイヤと同等の性能を持つ「エコピアNH100C」と新商品を装着して比較試乗を行った。参加者からは静粛性や乗り心地の良さに加え、発進時の滑らかさも好評だったようだ。


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