東京モーターショー2019 各社が未来への技術革新を紹介
10月25日から東京・江東区の東京ビッグサイトなどで一般公開が始まる「東京モーターショー2019」にはタイヤメーカーも多く出展し、自動車産業の変革期を見据えたノベーションや最新のソリューション、コンセプトモデルを披露する予定だ。 ブリヂストンは、同社グループの持続可能なモビリティ社会の実現に貢献するイノベーションや、独自のソリューション「Bridgestone T&DPaaS」など、未…
10月25日から東京・江東区の東京ビッグサイトなどで一般公開が始まる「東京モーターショー2019」にはタイヤメーカーも多く出展し、自動車産業の変革期を見据えたノベーションや最新のソリューション、コンセプトモデルを披露する予定だ。 ブリヂストンは、同社グループの持続可能なモビリティ社会の実現に貢献するイノベーションや、独自のソリューション「Bridgestone T&DPaaS」など、未…
京都機械工具(KTC)はこのほど、タイヤの溝に挟まった石を除去する専用工具「タイヤストーンリムーバーAH3」を発売した。小売参考価格は税別1400円。 新製品はロードノイズの原因となる小石を効率よくタイヤから除去することで、作業時間の短縮に貢献できる。さらに、先端部分が独自のアール形状になっており作業時に起こりやすいタイヤへの傷つきを抑制するという。
TOYO TIRE(トーヨータイヤ)は10月7日、マレーシア工場で建設していた新たな工場棟が稼働したと発表した。3日に現地で行われた式典には、マレーシア政府関係者や現地の取引先など約200名が参加。同社の清水隆史社長は、「当社の最新技術を搭載し、IoT(モノのインターネット)を駆使したオペレーションの構築にトライしていく」と述べた。 マレーシア工場は2013年に操業を開始して以降、世界市場に供…
住友ゴム工業は10月5日、全国10会場で「DUNLOP(ダンロップ)全国タイヤ安全点検」を実施した。2008年に開始したこの活動はタイヤに起因する事故の未然防止を目的に、装着されているタイヤの空気圧や残溝などの点検を行うもの。例年は全国47都道府県で開催してきたが、12年にわたる活動によって浸透してきたことを踏まえて今回は会場数を限定した。 当日は、花見川緑地交通公園(千葉県)の点検活動を報道…
ブリヂストンや東京大学などの共同研究チームは10月10日、路面からインホイールモーターにワイヤレスで給電する新たなシステムが完成したと発表した。 航続距離が課題となっている電気自動車(EV)に必要な機能をタイヤの内側に配置することにより、走行中の給電や車両への搭載性を大幅に改善することが可能となる。今後、2022年までにタイヤを含めた車両での評価を行い、外部の知見も取り入れながら25年に実証実…
住友ゴム工業は10月3日、日立製作所、PTCジャパンと連携してAI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)を活用したタイヤ生産システムの構築を進めると発表した。新システムは、生産設備の稼働データをリアルタイムでモニタリングし、現場を可視化するもの。それらのデータをAIで分析し、品質や生産性、設備保全、省エネルギー化などに影響を与える要因を高精度に探索する。これにより、スピーディーな意思決定に…
大型車の脱輪事故などを背景に、確実な点検作業が求められる中、各社がトラック・バス用タイヤの整備スキル向上に注力している。その一つが競技形式で行われる大会だ。ブリヂストンや住友ゴム工業は開始から10年の節目を迎え、「レベルが着実に上ってきている」(住友ゴム)と成果が見られてきている。横浜ゴムやTOYO TIRE(トーヨータイヤ)も含めて各社は活動を継続していく予定で、事故のない車社会の実現に一歩前…
京都機械工具(KTC)はこのほど、整備機器とデジタル端末を連携することで測定値を自動入力できるアプリ「e-整備」のサービスを開始した。日常点検記録簿や12カ月定期点検記録簿などの機能に応じて無料~月額500円まで3つの料金プランを用意した。 同サービスは、2018年10月に発売したタイヤ残量測定機器「タイヤデプスゲージ GNDA020」やスマートセンシングデバイス「TORQULE」(トルクル)…
日本ミシュランタイヤは、トラック・バス用ワイドシングルタイヤ「X One」(エックス・ワン)のラインアップを拡充する。北米で展開されているオールシーズンタイヤ「X One LINE ENERGY D」を半年以内に国内へ導入するほか、4月に発売した冬用タイヤ「X One LINE GRIP D」の新サイズを投入する。タイヤサイズはともに445/50R22.5となる見込み。 「X One」は複輪を…
タイヤワールド館ベスト(安井仁志社長)は9月11日、仙台市宮城野区の本社に新設した「本社物流センター」の竣工式を現地で行った。新たな物流拠点は2階建てで約15万本のタイヤ・ホイールが保管できる東北エリアで最大級の倉庫となっている。今後、県内に分散している倉庫を1カ所に集約するとともに、来年夏をメドに最新の倉庫管理システムを導入することで、物流システムを効率化させて多様化する顧客ニーズに応えていく…
オートバックスセブンは9月25日、対話型AI(人工知能)サービスを搭載したミミズク型のロボット「WEAR+i ZUKKU(ウェアアイ ズック)見守りサービス」の説明会を都内で開催した。 同製品の本体価格は税抜き5万9800円で、製品を利用するにはWi―Fi環境と通信利用料が別途必要となる。発売日は10月4日。オートバックス公式サイトで予約受付を行っており、一部の店舗や百貨店などでの店頭販売も検…
夏冬タイヤの判別などの「自動識別が可能なカメラ撮影・解析技術」の技術公募を行っている国土交通省が試験結果を公表した。 今回の公表結果は、西日本高速道路エンジニアリング四国による「冬用タイヤ自動判別システム」の試験となる。このシステムは、時速30km以下で通過する車両のタイヤのサイプとトレッドパターンを撮影し、画像データを自動解析することで夏冬タイヤを判別するもの。冬用タイヤ規制はタイヤチェック…
日本自動車タイヤ協会(JATMA)はこのほど、冬道の安全を啓発するチラシとポスターを作成した。降雪地域向けと非降雪地域向けの2パターンを用意。チラシは約30万5000部、ポスターは約2万800部を関係者に配布する。 例年、突然の積雪や路面凍結時に事故やトラブルが発生していることを踏まえ、今回はタイヤチェーンの使用に関する文言を改訂したほか、非降雪地域向けチラシ裏面掲載の事故発生件数データを最新…