トーヨータイヤ マレーシア工場で増産開始 SUV用タイヤの供給量拡大

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トーヨータイヤの清水社長
トーヨータイヤの清水社長

 TOYO TIRE(トーヨータイヤ)は10月7日、マレーシア工場で建設していた新たな工場棟が稼働したと発表した。3日に現地で行われた式典には、マレーシア政府関係者や現地の取引先など約200名が参加。同社の清水隆史社長は、「当社の最新技術を搭載し、IoT(モノのインターネット)を駆使したオペレーションの構築にトライしていく」と述べた。

 マレーシア工場は2013年に操業を開始して以降、世界市場に供給するグローバルハブとしての機能を担っている。今回稼働した新棟は既存棟とほぼ同じ年産480万本の能力があり、第1ステップとして240万本まで供給量を高めていく計画。

 同社では「北米向けにSUV用大口径タイヤの生産供給を補完し、マレーシア工場全体として品種構成をより厚くしていく」としている。


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