住友ゴムが安全啓発活動 将来に向けて子どもたちにも訴求

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カテゴリー: レポート, 現地
増田執行役員
増田執行役員

 住友ゴム工業は10月5日、全国10会場で「DUNLOP(ダンロップ)全国タイヤ安全点検」を実施した。2008年に開始したこの活動はタイヤに起因する事故の未然防止を目的に、装着されているタイヤの空気圧や残溝などの点検を行うもの。例年は全国47都道府県で開催してきたが、12年にわたる活動によって浸透してきたことを踏まえて今回は会場数を限定した。

 当日は、花見川緑地交通公園(千葉県)の点検活動を報道陣に公開。増田栄一執行役員タイヤ国内リプレイス営業本部長は、「近年SSの減少やセルフ化などを背景にドライバーがタイヤを点検する機会が減っている」と指摘した上で、同活動を通じて安全・安心の訴求を継続する意義を述べた。

ダンロップ こども交通安全教室
ダンロップ こども交通安全教室

 また、同会場では初の試みとして、「ダンロップ こども交通安全教室」を開催。20名以上の親子が参加型の交通安全クイズを通して交通ルールやマナーを学んだ。

 増田執行役員は「未来のドライバーである子どもたちや保護者の皆様に交通ルールや自動車、タイヤへの関心を高めてもらうことで将来の整備不良を防止していきたい。子どもに関わる事故を少なくしていきたい」と語った。今後は更なる参加者の拡大を目指していくという。

 なお、同社の集計によると、今回は全国で693台の車両を点検した。


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