オートバックス AIを搭載したロボットの見守りサービス開始

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カテゴリー: ニュース
オートバックスのズック
右が「ズック」

 オートバックスセブンは9月25日、対話型AI(人工知能)サービスを搭載したミミズク型のロボット「WEAR+i ZUKKU(ウェアアイ ズック)見守りサービス」の説明会を都内で開催した。

 同製品の本体価格は税抜き5万9800円で、製品を利用するにはWi―Fi環境と通信利用料が別途必要となる。発売日は10月4日。オートバックス公式サイトで予約受付を行っており、一部の店舗や百貨店などでの店頭販売も検討している。

 「ズック」は約10cmで、ターゲット層は両親と離れて暮らす40~50代。ユーザーと音声やテキストで会話ができるほか、スマートフォンを通じて離れた家族と連絡を取ることが可能。今後は個人情報を除いた会話データを分析して更なる機能向上を図っていく。

 ICT商品部長の八塚昌明氏は「高齢の単独世帯の見守りは自治体でも大きな課題となっている。B to Cだけではなく、自治体を通じて行政サービスと合わせた展開にも取り組んでいきたい」と話した。10月に開催される「CEATEC2019」や「東京モーターショー2019」でも展示するほか、11月からは一部の地下鉄の車内広告を通じて製品を訴求する予定。


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