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2017年の廃タイヤリサイクル率 欧州92%、米国は81%
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2017年の廃タイヤリサイクル率 欧州92%、米国は81%

 欧州タイヤ・ゴム製造者協会(ETRMA)は11月19日、2017年の廃タイヤのリサイクル状況を発表した。それによると、廃タイヤの92%は材料再利用またはエネルギー回収に用いられており、過去数年と大きく変化していないことが分かった。  廃タイヤの発生量は前年比4%増の342万4500トン。このうち57%は材料再利用に活用され、数量は3%増の196万1000トンとなった。内訳は75%(147万トン)…

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ブリヂストン イノベーションの“共創”へ 都内に新たな開発拠点
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ブリヂストン イノベーションの“共創”へ 都内に新たな開発拠点

 ブリヂストンが2020年に東京・小平に研究開発拠点「ブリヂストン・イノベーション・パーク」を開設すると発表した。ソリューションビジネスへの転換とイノベーション(技術革新)の創出を加速させている同社にとって、単なる新拠点ではなく、将来に向けたビジネスの在り方にも影響を与える重要な位置づけとなっていきそうだ。  「ソリューションによって社会やお客様に貢献する」――11月29日に都内で開いた会見で石橋…

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ブリヂストン 石橋秀一副会長が新CEO就任 来年3月に
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ブリヂストン 石橋秀一副会長が新CEO就任 来年3月に

 ブリヂストンは12月13日に都内で会見を開き、石橋秀一副会長が来年3月下旬に代表執行役CEOに就任すると発表した。津谷正明CEOは代表権のない会長に就く。  会見で石橋氏は「経営改革の強化に取り組み、また来年開催する東京オリンピック・パラリンピックを契機に企業価値を更に上げていく」と抱負を述べた。  新CEOに就任する石橋氏は1954年生まれ、1977年にブリヂストン入社。米国と日本を中心にタイ…

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「2020年、新たな道を」トーヨータイヤの清水社長が会見
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「2020年、新たな道を」トーヨータイヤの清水社長が会見

 TOYO TIRE(トーヨータイヤ)の清水隆史社長が12月3日に兵庫県伊丹市の本社で会見を行った。今年の取り組みを振り返るとともに、“新しい道づくりの年”と位置づける2020年に向けて、「チャレンジの一つひとつを結実させて新しい成長戦略を確実なものにしていきたい」と抱負を述べた。  清水社長は今年を振り返り、「健全なガバナンスで、各組織が一つの方向に向かって有機的に機能し合う体制が整ってきた」と…

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横浜ゴム SUV向け2モデル投入「BluEarth」「GEOLANDAR」ブランドから
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横浜ゴム SUV向け2モデル投入「BluEarth」「GEOLANDAR」ブランドから

 横浜ゴムは12月5日、クロスオーバーSUV向けにサマータイヤ「BluEarth-XT AE61」と、グランドツーリングタイヤ「GEOLANDAR CV G058」を2020年2月から順次発売すると発表した。国内でも人気が高まっている都市型のクロスオーバーSUVをターゲットに展開する。  「BluEarth-XT AE61」は市街地や高速道路などオンロードを走行する機会が多いユーザーがターゲットと…

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タイヤチェーンで雪の急坂は走れる?JAFが比較実験
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タイヤチェーンで雪の急坂は走れる?JAFが比較実験

 JAF(日本自動車連盟)はタイヤチェーン別の登坂性能を検証し、その結果を11月27日に公開した。今回のテストは冬のレジャーなどで、たまに降雪地帯へ行く程度であればノーマルタイヤにタイヤチェーンを装着して走行するユーザーがいることや、チェーンには様々な種類があることからその登坂性能を検証したもの。  テストは今年2月19日に北海道士別市の交通科学総合研究所で行った。車両は前輪駆動のコンパクトカーを…

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オートウェイの輸入ホイール 該当商品の無償交換を実施
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オートウェイの輸入ホイール 該当商品の無償交換を実施

 プロトコーポレーションは12月3日、国が定める安全基準に満たない輸入ホイールを販売したとして逮捕された連結子会社のオートウェイの代表取締役社長ら3名及びオートウェイが同日付けで不起訴処分になったと発表した。  当該の3名は、11月13日付けで不正競争防止法違反の疑いで愛知県警に逮捕されていた。  プロトコーポレーションでは、「コンプライアンスをより意識した適切な経営判断を行うための体制作り、グル…

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住友ゴム、群馬大学など 無人車両のタイヤ空気圧監視が可能に
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住友ゴム、群馬大学など 無人車両のタイヤ空気圧監視が可能に

 住友ゴム工業は11月28日、群馬大学・次世代モビリティ社会実装研究センター(CRANTS)との協業によるレベル4(高度自動運転)に対応したタイヤ周辺サービスの共同研究で、自動運転車のタイヤ空気圧データとCRANTS内に設置されている自動運転管制所との連携が完了したと発表した。これにより、無人車両でも遠隔でタイヤ空気圧の監視が可能となり、自動運転車におけるパンクなどを想定したタイヤトラブルの予知保…

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コンチネンタル、VWのEV向けタイヤにパンク修復技術「ContiSeal」採用
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コンチネンタル、VWのEV向けタイヤにパンク修復技術「ContiSeal」採用

 独コンチネンタルタイヤはこのほど、9月に発表された独フォルクスワーゲン(VW)の新型電気自動車(EV)「ID.3」に新車装着用タイヤを納入すると発表した。  今回、VWより承認を受けたのは、18インチと19インチの夏用タイヤの「エコ・コンタクト6」と冬用タイヤの「ウィンター・コンタクトTS 850P」の2モデル。ともに「ID.3」に求められる要件に適合するように設計している。  「ID.3」は、…

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ブリヂストンのトップが会見 ソリューションビジネス拡大へ
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ブリヂストンのトップが会見 ソリューションビジネス拡大へ

 ブリヂストンの津谷正明CEOと江藤彰洋COO兼社長、石橋秀一副会長は11月29日に東京本社で開いた会見で、2020年以降ソリューションビジネスを更に加速させていく方針を説明した。津谷CEOは全ての事業をソリューション化していくことの意義を述べ、また江藤社長は「タイヤ、多角化で断トツの商品、サービス、ネットワークを組み合わせて展開していく」と今後の見通しを語った。  会見で津谷CEOは「全てのビジ…

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住友ゴム「FALKEN」ブランドの進化へ 平野歩夢ら3選手と契約
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住友ゴム「FALKEN」ブランドの進化へ 平野歩夢ら3選手と契約

 住友ゴム工業は11月28日、スケートボード・スノーボードの平野歩夢選手、BMXフリースタイルの中村輪夢選手、スノーボードの松本遥奈選手とFALKEN(ファルケン)ブランドでスポンサー契約を締結したと発表した。  同社は、“飛ぶ、鷹”をイメージさせる、FALKENブランドの表現者として「チーム・ファルケン」を発足し、都市型スポーツなどと呼ばれるエクストリームスポーツで世界的に活躍するアスリートをサ…

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ブリヂストンやコンチネンタルの工場で再生カーボン活用
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ブリヂストンやコンチネンタルの工場で再生カーボン活用

 ブリヂストンは11月21日、米子会社のブリヂストン・アメリカス・インク(BSAM)が再生カーボンブラック(rCB)を原材料に用いたタイヤを商用化したと発表した。2020年までに廃タイヤ約200万本のリサイクルを目指す。  rCBは廃タイヤを熱分解して製造したもので、米国で販売する一部のタイヤにはBSAMと提携関係にあるデルタ・エナジー・グループ・LLC社製のrCBを使用している。この材料は新品の…

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インドに初のタイヤ試験コース アポロタイヤが設立
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インドに初のタイヤ試験コース アポロタイヤが設立

 印アポロタイヤは11月7日、印グローバル自動車研究センター(GARC)と提携し、タミルナードゥ州に同国で初のタイヤ試験コースを設立したと発表した。ウェットグリップ性能の試験に活用する。  GARCは、印重工業省の組織である印自動車テスト・R&Dインフラストラクチャープロジェクト(NATRiP)のもとに設立された機関。これまでインドでは、欧州のタイヤラベリング制度を踏まえた「スター・レーティング」…

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タイヤ協会、浜名湖SAのタイヤ点検 乗用車の空気圧不足増加
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タイヤ協会、浜名湖SAのタイヤ点検 乗用車の空気圧不足増加

 JATMA(日本自動車タイヤ協会)は11月22日、東名高速道路・浜名湖サービスエリア(SA)で10月30日に実施したタイヤ点検活動の結果を公表した。  それによると、今回の点検台数は乗用車、大型バス、トラックの合計210台。車種別の不良率は、乗用車が49.6%、大型バスが7.9%、トラックが33.3%となり、乗用車と大型バスの不良率は昨年10月に行った前回より悪化した。項目別にみると、乗用車の「…

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キャンピングカーユーザーはタイヤへの関心高めに 業界団体が調査
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キャンピングカーユーザーはタイヤへの関心高めに 業界団体が調査

 日本RV協会がキャンピングカーを所有または興味を持っているユーザーを対象に行った調査で、車両のメンテナンスに「興味がある」と回答した割合は94.4%に達したことが分かった。また、3割がメンテナンスを行う際にタイヤの空気圧やローテーションを重視しており、一般ドライバーと比較してタイヤへの関心が高い傾向が示された。  メンテナンスを行う際、「どこが気になるか」という問いには68.3%が「車両本体」と…

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