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住友ゴム タイヤのゴム内部の特定材料を観測可能に
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住友ゴム タイヤのゴム内部の特定材料を観測可能に

 住友ゴム工業は1月23日、タイヤ用ゴム内部の特定の材料を選択的に観測する手法を確立したと発表した。また同社はこのほど、この手法を活用し、ゴム内部の硫黄架橋の粗い部分・密な部分(粗密)を鮮明に観測することに世界で初めて成功したことを明らかにした。  茨城大学との共同研究による新手法は、同大学が新たに開発した量子線顕微鏡を用いて、製品化したタイヤ用ゴムを評価するもの。これにより、燃費性能や耐摩耗性能…

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タイヤメーカー各社のトップに聞く2020年の展望
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タイヤメーカー各社のトップに聞く2020年の展望

 自動車産業界がCASEやMaaSなど大きな変革期に直面し、さらにグローバルでは政治や経済の先行きに不透明感が漂う中、2020年はどのように事業を展開し、強化していくのか――1月23日に日本自動車タイヤ協会が開いた賀詞交換会、24日に日本ゴム工業会が開催した幹事会後の懇親会で、メーカー各社のトップに今後の展望を聞いた。 ブリヂストン 江藤彰洋COO兼社長  「変化するモビリティへの貢献の仕方として…

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2019年のJAFロードサービス タイヤ関連の救援増加
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2019年のJAFロードサービス タイヤ関連の救援増加

 JAF(日本自動車連盟)が実施した2019年1年間のロードサービス出動件数は、四輪車・二輪車合計で前年比7.1%減の218万7147件となった。一般道路は6.8%減の212万2360件、高速道路は8.3%減の7万552件だった。  四輪車の出動件数は196万5521件と、前年から7.0%減少した。救援内容をみると、トップは「過放電バッテリー」。「タイヤのパンク、バースト、エアー不足」は2番目に多…

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2019年の四輪車用タイヤ販売は1.4%減 2年連続マイナスに
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2019年の四輪車用タイヤ販売は1.4%減 2年連続マイナスに

 JATMA(日本自動車タイヤ協会)がまとめた2019年のタイヤ販売本数は、新車用と市販用を合わせた四輪車用合計で前年比1.4%減の1億1440万9000本だった。前年割れは2年連続で、下げ幅は2018年(0.4%減)より拡大した。新車用は0.9%減の4394万3000本、市販用は物流費の高騰を受けて実施した値上げや消費増税の前後に需要が大きく変動し、年間では1.6%減の7046万6000本となっ…

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住友ゴムと群馬大学の共同研究 自動運転の実用化へ取り組み加速
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住友ゴムと群馬大学の共同研究 自動運転の実用化へ取り組み加速

 住友ゴム工業は1月15日、群馬大学の次世代モビリティ社会実装研究センター(CRANTS)と研究を進めている自動運転車に対応したタイヤ周辺サービスの開発状況を報道陣に公開した。CRANTSでは年内に過疎地域などで住民の生活の足として無人の移動サービスを開始したい考えだ。  住友ゴムとCRANTSは昨年5月から共同研究を開始。その後、タイヤ空気圧データとCRANTS内に設置されている管制室との連携を…

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住友ゴム 天然ゴムの安定調達へ シンガポールに新会社設立
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住友ゴム 天然ゴムの安定調達へ シンガポールに新会社設立

 住友ゴム工業は良質な天然ゴムの安定調達を目指し、1月に世界最大の天然ゴム取引市場であるシンガポールで天然ゴム調達会社「SUMITOMO RUBBER SINGAPORE PTE.LTD.」を設立したと14日に発表した。新会社の所在地はシンガポール・ハーバーフロントセンター。資本金は1800万ドル(約20億円)で、従業員数は1月時点で11名。安田吉昭氏が代表を務め、4月から営業開始する。  同社に…

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東京オートサロン2020 タイヤ各社が独自商品の展開加速
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東京オートサロン2020 タイヤ各社が独自商品の展開加速

 1月10日から12日まで千葉市の幕張メッセで開催された「東京オートサロン2020」で、TOYO TIRE(トーヨータイヤ)と日本グッドイヤーのトップが登壇してブランド戦略や2020年の展望を語ったほか、ブリヂストンは「POTENZA」(ポテンザ)ブランドの新たなスポーツタイヤを披露した。  TOYO TIREの清水隆史社長は「ブランドを一方的にアピールしたり、売りたい商品をプロモーションしたりす…

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「東京オートサロン」の来場者が過去最多に 6年連続で30万人突破
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「東京オートサロン」の来場者が過去最多に 6年連続で30万人突破

 東京オートサロン実行委員会は1月10日から12日まで幕張メッセで開催した「TOKYO AUTO SALON 2020」(東京オートサロン)の総来場者数が33万6060人だったと発表した。昨年より1.6%増えて過去最多を記録した。来場者が30万人を突破するのは6年連続。  「東京オートサロン」は“カスタムカー文化の確立”を目指し、1983年に「東京エキサイティングカーショー」としてスタート。198…

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ミシュラン 2050年までに世界の全工場をゼロ・エミッションに
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ミシュラン 2050年までに世界の全工場をゼロ・エミッションに

 仏ミシュランは12月12日、2050年までに全世界の工場で二酸化炭素を排出しないゼロ・エミッションを目指すことを明らかにした。また、2030年までに車両走行時のタイヤに関連したエネルギー消費量を1kmあたり20%削減するという。  同社の方針は、2015年の第21回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP21)で定められた「パリ協定」に即したもの。生産や物流、使用時、開発といった全ての段階に適用…

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雪道で最も安定しているタイヤチェーンは?JAFが3種類をテスト
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雪道で最も安定しているタイヤチェーンは?JAFが3種類をテスト

 JAF(日本自動車連盟)は12月24日、タイヤチェーンの種類別に雪道での旋回性能と制動距離を検証し、その結果を公開した。  タイヤチェーンは、「金属チェーン(亀甲型)」「金属チェーン(はしご型)」「非金属チェーン(ウレタン系)」の3種類を用意してノーマルタイヤに装着。車両は前輪駆動のコンパクトカーを使用した。  旋回テストは圧雪路の旋回路コース(半径25m)をカラーコーンに沿って走行できるか、進…

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住友ゴム、横浜ゴムのトップが会見 2019年の取り組みと2020年の展望示す
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住友ゴム、横浜ゴムのトップが会見 2019年の取り組みと2020年の展望示す

 住友ゴム工業の山本悟社長は12月17日に開いた会見で、「自動車産業は大きな変革の動きが加速しており、業界の垣根を越えた連携が活発となるなど変化のスピードが増している。さらに、デジタル化の進展や消費者ニーズの変化といった様々な外部環境の変化が予測される」と今後の見通しを述べた。  その上で、「持続的な成長とグループの体質強化に注力し、強い収益基盤を確立する。そのため、全社一丸となってコスト改善にス…

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2017年の廃タイヤリサイクル率 欧州92%、米国は81%
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2017年の廃タイヤリサイクル率 欧州92%、米国は81%

 欧州タイヤ・ゴム製造者協会(ETRMA)は11月19日、2017年の廃タイヤのリサイクル状況を発表した。それによると、廃タイヤの92%は材料再利用またはエネルギー回収に用いられており、過去数年と大きく変化していないことが分かった。  廃タイヤの発生量は前年比4%増の342万4500トン。このうち57%は材料再利用に活用され、数量は3%増の196万1000トンとなった。内訳は75%(147万トン)…

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ブリヂストン イノベーションの“共創”へ 都内に新たな開発拠点
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ブリヂストン イノベーションの“共創”へ 都内に新たな開発拠点

 ブリヂストンが2020年に東京・小平に研究開発拠点「ブリヂストン・イノベーション・パーク」を開設すると発表した。ソリューションビジネスへの転換とイノベーション(技術革新)の創出を加速させている同社にとって、単なる新拠点ではなく、将来に向けたビジネスの在り方にも影響を与える重要な位置づけとなっていきそうだ。  「ソリューションによって社会やお客様に貢献する」――11月29日に都内で開いた会見で石橋…

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ブリヂストン 石橋秀一副会長が新CEO就任 来年3月に
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ブリヂストン 石橋秀一副会長が新CEO就任 来年3月に

 ブリヂストンは12月13日に都内で会見を開き、石橋秀一副会長が来年3月下旬に代表執行役CEOに就任すると発表した。津谷正明CEOは代表権のない会長に就く。  会見で石橋氏は「経営改革の強化に取り組み、また来年開催する東京オリンピック・パラリンピックを契機に企業価値を更に上げていく」と抱負を述べた。  新CEOに就任する石橋氏は1954年生まれ、1977年にブリヂストン入社。米国と日本を中心にタイ…

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「2020年、新たな道を」トーヨータイヤの清水社長が会見
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「2020年、新たな道を」トーヨータイヤの清水社長が会見

 TOYO TIRE(トーヨータイヤ)の清水隆史社長が12月3日に兵庫県伊丹市の本社で会見を行った。今年の取り組みを振り返るとともに、“新しい道づくりの年”と位置づける2020年に向けて、「チャレンジの一つひとつを結実させて新しい成長戦略を確実なものにしていきたい」と抱負を述べた。  清水社長は今年を振り返り、「健全なガバナンスで、各組織が一つの方向に向かって有機的に機能し合う体制が整ってきた」と…

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