コンチネンタル、VWのEV向けタイヤにパンク修復技術「ContiSeal」採用

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カテゴリー: ニュース

 独コンチネンタルタイヤはこのほど、9月に発表された独フォルクスワーゲン(VW)の新型電気自動車(EV)「ID.3」に新車装着用タイヤを納入すると発表した。

「ContiSeal」のイメージ
「ContiSeal」のイメージ

 今回、VWより承認を受けたのは、18インチと19インチの夏用タイヤの「エコ・コンタクト6」と冬用タイヤの「ウィンター・コンタクトTS 850P」の2モデル。ともに「ID.3」に求められる要件に適合するように設計している。

 「ID.3」は、エネルギー効率が良く、転がり抵抗の低いタイヤを採用することにより、EVの課題とされる航続距離を最大化したほか、空気力学の原理を応用したサイドウォールデザインによって車両の空力抵抗を最小化した。また、タイヤから発生するノイズが抑制され乗り心地の向上も期待できるという。

 また今回の2つのタイヤには、コンチネンタルの独自技術「ContiSeal」(コンチシール)が採用されている。これは、トレッド面で直径5mm以内のパンク穴を自動的に塞ぐ技術で、同社では「パンクの約9割に対応が可能」としている。


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