ブリヂストンと消防研究センター「救急車・指揮車用パンク対応タイヤ」開発
ブリヂストンと総務省消防庁消防大学校消防研究センターは10月24日、パンクしても走行可能な「救急車・指揮車用パンク対応タイヤ」を共同で研究開発し、実証実験で社会実装可能な技術を確認したと発表した。 これまでの救急車などのタイヤは災害時の荒れた路面を走行してパンクした場合、タイヤが潰れて走行を続けることができなかった。一方、「パンク対応タイヤ」は、ブリヂストンが保有するランフラットテクノロジーを…
ブリヂストンと総務省消防庁消防大学校消防研究センターは10月24日、パンクしても走行可能な「救急車・指揮車用パンク対応タイヤ」を共同で研究開発し、実証実験で社会実装可能な技術を確認したと発表した。 これまでの救急車などのタイヤは災害時の荒れた路面を走行してパンクした場合、タイヤが潰れて走行を続けることができなかった。一方、「パンク対応タイヤ」は、ブリヂストンが保有するランフラットテクノロジーを…
京都機械工具(KTC)は11月1日から来年4月20日まで「2023 SK SALE」を実施する。 1万アイテム以上ある工具の中から、用途に合わせてKTCがセレクトした工具セットを購入できる。 セールの対象アイテム総数は123アイテム。新登場のケースや特別カラー、プロメカニックに向けて追加したツールセットなど、期間限定・数量限定品全85アイテムをお買い得価格で購入が可能。セールの特設サイトは(h…
日本自動車タイヤ協会(JATMA)は10月19日、東名高速道路・浜名湖サービスエリアでタイヤ点検活動を実施した。この活動はタイヤの使用実態を把握し、タイヤ整備不良に起因する自動車事故の未然防止を図るほか、ユーザーへタイヤの正しい使用・管理方法をPRするもの。 当日は山石昌孝会長(横浜ゴム社長)も活動に参加。静岡県警察本部交通部高速道路交通警察隊、中日本高速道路㈱東京支社、静岡県トラック協会、静…
仏ミシュランは10月5日、伊クーネオ工場でメディア向けのイベントを開催し、サステナブル原材料の使用比率が45%の乗用車用タイヤと58%のバス用タイヤを初めて公開した。これらのタイヤはすでに公道での使用が承認されており、現行のタイヤと同等の性能を持つという。 ミシュランでは「2つのタイヤは、2~3年以内の未来の標準的なミシュランタイヤの技術を示すもの」とし、「2050年までに全てのタイヤを100…
韓国のネクセンタイヤは10月6日、「2022 IDEAデザインアワード」のコンセプト&スペキュラティブデザイン部門で「CONQUEROR」(コンカラー)と「PUREBACK」(ピュアバック)の2つの環境対応型コンセプトタイヤがファイナリストに選出されたと発表した。 「IDEAデザインアワード」は米国産業デザイン協会(IDSA)が主催する国際デザインアワードで、ドイツの「レッドドットデザインアワ…
TOYO TIRE(トーヨータイヤ)と国内販売会社のトーヨータイヤジャパンは9月25日、奈良警察署が秋の交通安全県民運動の一環としてイオンモール高の原で実施した交通安全イベントに協力した。 同社グループは2019年からドライバーへタイヤの日常点検の重要性を伝えることを目的に、ドライブシミュレーターを活用したタイヤ安全啓発活動に取り組んでおり、今回もシミュレーターを用いてタイヤに起因する事故の防…
韓国のハンコックタイヤは、9月21~25日に韓国で開催された防衛産業の見本市「ディフェンス・アンド・セキュリティ・エキスポ・コリア」の現代ロテム社ブースで、エアレスコンセプトタイヤ「i-Flex」を展示したと9月21日に発表した。 このタイヤはオフロードを走行する無人車両向けに開発したもの。ブースでは、軍事作戦向けに開発した現代ロテムの多目的無人地上車両に装着された。サイズは17インチ。 ハ…
大型車のタイヤ脱落事故が2021年度に123件発生したことが国土交通省のまとめで分かった。事故件数は前年度より8件減少したものの、人身事故は5件発生した。国交省が2月に設置した「大型車の車輪脱落事故防止対策に係る調査・分析検討会」で事故車両の調査を行ったところ、事故を起こした車両では劣化したホイール・ナットが使用されていたり、タイヤ脱着時にホイール・ナットの清掃や潤滑剤の塗布が適切に行われていな…
住友ゴム工業は10月3日、スポーツ事業の新規事業としてeスポーツ市場に参入すると発表した。 同社は製品第1弾として、eスポーツに特化した、プレーパフォーマンスの向上に寄与する「ダンロップ ゲーミング マッスル アームサポーター」を10月26日に発売する。メーカー希望小売価格は税込4400円。 住友ゴムでは「eスポーツの将来性に着目するだけではなく、eスポーツ界の健全な成長を後押しすべく、長時…
ブリヂストンの米グループ会社、ブリヂストン・アメリカス・インクは9月26日、トラック・バス用タイヤのリトレッド用部材を生産する米テキサス州のアビレーン工場の生産能力増強を決定したと発表した。総投資額は6000万ドル(約84億円)で、2025年1月までに生産スペースの拡張と設備増設を完了し、生産能力を16%増やす計画。 ブリヂストンは8月に発表した長期戦略で、プレミアムタイヤ事業と連動し、リトレ…
三井物産はカナダの大手タイヤサービスプロバイダー、カルタイヤと鉱山用大型タイヤのリサイクル事業に共同で取り組むことで基本合意したと9月13日に発表した。 鉱山用の廃タイヤを熱分解処理技術によってカーボンブラック、オイル、スチールに再資源化する商業プラントとしては業界初の事業だという。カーボンブラックはタイヤ原料や工業用ゴム製品に、オイルやスチールは精製用途やスクラップ材として再利用が可能となる…
ブリヂストンは9月18日、米テレダイン・ブラウン・エンジニアリングが主導する有人月面探査車の開発チームに参画すると発表した。このプロジェクトは、NASA(アメリカ航空宇宙局)の有人月面探査車(LTV)として使用されることを見据えたもの。 NASAの宇宙開発ミッションは月面の未踏地を航行する有人自動運転が必要とされており、LTVには月面の激しい温度変化など過酷な環境下で長期間にわたり、宇宙飛行士…
日本ミシュランタイヤは、国内での物流体制の再構築を目的としてヤマト運輸とリードロジスティクスパートナー契約を締結したと9月14日に発表した。ミシュランのサプライチェーン全体を変革し、物流と在庫を最適化することで、将来的な物流コストの削減や出荷リードタイムの短縮を実現する。9月から一部で運用を開始しており、来年1月10日から本格始動を予定している。 今回、ミシュランの物流体制をヤマト運輸が一元管…
独コンチネンタルタイヤは、9月20~25日に独ハノーバーで開催された商用車の展示会「IAAトランスポーテーション2022」で、都市部の電動バスや配送車両向けのコンセプトタイヤ「コンチ・アーバン」を展示したと発表した。 このタイヤはすでに道路での使用が承認されており、間もなくユーザーとのテスト段階に入る可能性があるという。 また、原材料の約50%に再生可能およびリサイクル原材料を使用している。…