TOYO TIREのセルビア新工場が稼働開始
TOYO TIRE(トーヨータイヤ)の清水隆史社長は8月10日の会見で、セルビア新工場が7月27日に稼働を開始したことを公表した。8月9日には初回生産ロットを北米向けに出荷。2022年は約40万本を生産し、バックオーダーを抱えている北米市場へ優先的に供給する。その後、段階的に生産能力を引き上げながら、2023年9月には年産500万本体制を整える予定。 セルビア工場は国内やアジアなどの工場から出…
TOYO TIRE(トーヨータイヤ)の清水隆史社長は8月10日の会見で、セルビア新工場が7月27日に稼働を開始したことを公表した。8月9日には初回生産ロットを北米向けに出荷。2022年は約40万本を生産し、バックオーダーを抱えている北米市場へ優先的に供給する。その後、段階的に生産能力を引き上げながら、2023年9月には年産500万本体制を整える予定。 セルビア工場は国内やアジアなどの工場から出…
住友ゴム工業は8月8日の決算会見で、経営基盤強化に向けた取り組みを説明した。原材料高などを背景に利益が圧迫される中、木滑和生副社長は「タイヤSKU(商品の最小管理単位)の最適化、高機能商品の拡販に取り組む」と強調した。 採算性が低いタイヤや、同一地域で複数のパターン・同サイズが販売されている商品などを削減するとともに、新商品開発でSKUの絞り込みを行い、利益率向上を図る。一方で、EV(電気自動…
コンチネンタルタイヤ・ジャパンは8月19日、国内市販用タイヤのメーカー出荷価格を11月1日に改定すると発表した。対象商品は市販用の全商品で、改定率は3~10%。 同社では「原材料や原油価格の高騰が続き、生産・供給などに関わるエネルギー価格も上昇している」とした上で、「コスト削減の努力を行ってきたが、企業努力だけではこれを吸収することは困難」と説明している。 同社は原材料価格の高騰を背景に、4…
JAF(日本自動車連盟)は、パンク応急修理キットの有効性や利用する際の注意点を検証し、その結果を8月2日にウェブサイトで公開した。 2021年度にJAFが実施したロードサービスのうち、タイヤに関するトラブルは40万1290件あり、救援に占める割合は18.5%だった。パンク応急修理キットはスペアタイヤと比べて省スペース化につながり、タイヤの脱着などの作業も少ないため、現在はキットを備えている車が…
オートバックスセブンは8月9日、加盟店契約を結んでいるオートバックス関西販売の「スーパーオートバックス京都ワウワンダーシティ」(京都市右京区)をリニューアルし、「A PIT AUTOBACS」(ア・ピット・オートバックス)として9月16日にオープンすると発表した。 オートバックスグループの新業態「A PIT AUTOBACS」として2店舗目となる。都内で2018年にオープンした1号店と同じくカ…
住友ゴム工業は7月に発行した「統合報告書2022」で、2021年度の「事業活動の環境負荷低減」に関する取り組みをまとめた。この活動は、同社のCSRガイドライン「GENKI」の枠組みの一つで、低炭素社会の構築や循環型社会の形成などを推進するもの。 具体的な取り組みでは、中国の常熟工場および湖南工場で、2022年1月から購入電力を全て再生可能エネルギーに切り替えた。これにより、今年度は2工場でのタ…
ブリヂストンは7月8日、商用バン向けスタッドレスタイヤ「BLIZZAK VL10」を9月1日より発売すると発表した。新商品は同社の商用バン専用商品として史上最高の「効き」と「長持ち」を実現したという。発売サイズは145/80R12と195/80R15の2サイズで、価格はオープン。 「BLIZZAK」シリーズは、1988年に冬道特有の凍結路面や積雪路面などでのより安心・安全なドライブに貢献するた…
ブリヂストンは7月8日、トラック・バス用スタッドレスタイヤ「W999」を9月より発売すると発表した。発売サイズは11R22・5など4サイズで価格はオープン。 「W999」はタイヤの環境性能と運動性能を両立する基盤技術「ENLITEN」(エンライトン)をトラック・バス用タイヤに初めて採用し、氷雪性能とライフを高次元でバランスしつつ、耐偏摩耗性能を向上したことが特徴。 同社は国内のトラック・バス…
バンザイは通過式タイヤ溝測定器「イージートレッド」と、ナンバー読み取り装置「イージーカム」を7月から発売予定だと発表した。標準希望小売価格(税別)は、645万~757万5000円。 「イージートレッド」は、車両を通過させるだけでタイヤの残り溝が測定でき、床上仕様と埋設仕様を展開する。「イージーカム」と連動することで、タイヤ溝計測値を車両ナンバーと併せて管理することもできる。 また、「イージー…
米グッドイヤーは7月20日、米ロッキード・マーティン社と共同で月面探査車のタイヤ開発に参画すると発表した。今回の民間企業によるチームでは、世界初となる月面での商用車事業の確立を目指しており、新開発する月面探査車はNASA(米航空宇宙局)や民間企業などが利用できる。 グッドイヤーはタイヤに関する知識や技術を提供する。同社はマイクロモビリティや自動運転シャトル、乗用車などに採用している高度なエアレ…
ブリヂストンは7月20日、プレミアムスタッドレスタイヤ「BLIZZAK VRX3」のSUV向けのサイズを10月1日から順次発売すると発表した。追加サイズは16~21インチの10サイズで、価格は税込3万4320~7万9970円。 同社では、「SUV専用商品として、『ALENZA』に加えて、『BLIZZAK VRX3』のサイズラインアップにSUV専用サイズを追加することで、近年増加傾向にあるオンロ…
ブリヂストンはウクライナから避難している学生や留学生の受け入れを行う日本経済大学(福岡県太宰府市)の取り組みに賛同し、同大学が受け入れる学生と留学生に対して、インターンシップと工場見学を実施すると8月2日に発表した。 日本経済大学では、キーウ国立言語大学とリヴィウ国立工科大学に在学する避難民学生・留学生の受け入れを実施している。今回、ブリヂストンはウクライナの学生たちに就業体験や工場見学といっ…
韓国のハンコックタイヤは6月28日、欧州市場でEV(電気自動車)用サマータイヤ「Ventus iON S」(ベンタス・アイオンエス)を発売したと発表した。 「ベンタス・アイオンエス」は転がり抵抗の減少や低騒音で高い快適性能、耐荷重性能を実現したことが特徴。従来品と比べてより長い距離を走行でき、高荷重で静かなEVの特性に合わせて設計した。また、天然樹脂をトレッドコンパウンドに使用して耐久性と耐摩…
ブリヂストンのグループ会社、ブリヂストンタイヤソリューションジャパンは9月20日から国内の輸送事業者向けに、タイヤの空気圧と温度を遠隔モニタリングするデジタルソリューションツール「タイヤマティクス」を活用した新サービス「リアルタイムモニタリング」の提供を開始すると7月25日に発表した。タイヤに起因する運行トラブルの未然防止、タイヤの異常発生時の早期復旧につながるソリューションサービスを通じて輸送…