ブリヂストン、グアユールの事業化に向けて投資を強化
ブリヂストンは8月30日、天然ゴムの持続的な供給に向けて、米アリゾナ州に保有するグアユール農園への投資を強化すると発表した。 2026年に予定しているグアユール由来の天然ゴムの実用化へ向けたもので、2025年までに約50億円を投資する。また、地域の農家やアメリカ先住民と協力して最大約100km2までの新たな植栽による規模の拡大を図る。さらに2030年へ向けて、本格的な生産・事業化を目指し、バイ…
ブリヂストンは8月30日、天然ゴムの持続的な供給に向けて、米アリゾナ州に保有するグアユール農園への投資を強化すると発表した。 2026年に予定しているグアユール由来の天然ゴムの実用化へ向けたもので、2025年までに約50億円を投資する。また、地域の農家やアメリカ先住民と協力して最大約100km2までの新たな植栽による規模の拡大を図る。さらに2030年へ向けて、本格的な生産・事業化を目指し、バイ…
日本自動車タイヤ協会(JATMA)は、大型車の車輪脱落事故防止啓発活動の一環として、「適正作業啓発チラシ」を発行した。全国タイヤ商工協同組合連合会やJATMA会員の系列販売会社を通じ、タイヤ販売店や専業店へ配布し、交換作業者に適正作業の実施を啓発する。 チラシには国土交通省のウェブサイトにある車輪脱落事故情報にリンクしたQRコードを記載。また、裏面には「タイヤ交換作業管理表」を掲載している。 …
米専門誌タイヤビジネスがまとめた2021年の売上高を基にしたタイヤメーカーランキングによると、ミシュランが3年連続で1位となった。 また、3位のグッドイヤーは同業のクーパーを買収したこともあり、売上高は前年から4割以上増加。4位のコンチネンタル、5位の住友ゴム工業は順位を維持した一方、ピレリとハンコック、中策ゴム(ZCラバー)と横浜ゴムはそれぞれ順位の入れ替わりがあった。 なお、横浜ゴムが3…
日本グッドイヤーは9月5日、世界自然遺産の一つ、白神山地(青森県、秋田県)で保全活動を行う特定非営利活動法人「白神山地を守る会」への支援を開始したと発表した。同社の世界自然遺産への支援活動は、2018年に開始した知床(北海道)に続いて2例目となる。 「白神山地を守る会」は、世界最大級の原生的なブナ林が分布する白神山地のブナ森の復元・再生活動、保全活動のための人材育成を主な活動としている。日本グ…
TOYO TIRE(トーヨータイヤ)は10月から「OPEN COUNTRY(オープンカントリー)785」を復刻発売すると9月2日に発表した。発売サイズは205R16 110/108Nの1サイズ。SUV向けブランド「オープンカントリー」が来年40周年を迎えることを記念して発売する。 「オープンカントリー785」は、1983年5月末に同時発売した同ブランド4製品のうちの一つ。トレッドパターンは当時…
ブリヂストンは9月5日にサーキット走行向けのハイグリップスポーツタイヤ「POTENZA RE-09D」(ポテンザ・アールイー・ゼロキューディー)を発売した。発売サイズは215/45R17 91W XL。 同製品は、独自のタイヤ接地面を可視化する計測技術「アルティメット・アイ」を活用して最適な接地性を追求。ドライ性能とウェット性能を高次元で両立する新コンパウンドや形状、パターン、構造を専用設計す…
豪ロイヤルメルボルン工科大学(RMIT)は8月11日、コンクリートの骨材として廃タイヤのゴムを利用する技術を開発したと発表した。新技術によるコンクリートは、砂利などの従来の骨材をすべて廃タイヤに置き換え、建築基準も満たすという。 同大学の研究チームでは、「環境に優しく軽量な新しいコンクリートは、製造および輸送コストも大幅に削減する」と紹介している。
オートバックスセブンは8月25日、「令和4年8月3日からの大雨による災害」によって被災地で車を失ったドライバーに無償で貸し出し支援を行うため、車両4台を寄贈したと発表した。これは、同社が参画する「モビリティ・レジリエンス・アライアンス」の一環として、日本カーシェアリング協会と協働で行うもの。 「モビリティ・レジリエンス・アライアンス」は、日本カーシェアリング協会を事務局とした企業・自治体との災…
ブリヂストンは8月26日、トラック・バス用タイヤを生産する米ウォーレン工場の生産能力を増強すると発表した。総投資額は約700億円で、2026年末までに同工場の生産能力は現在の年間350万本弱から450万本弱に高まる。 同社はグローバルでプレミアム商品を「創って売る」体制の強化に向けた投資を進めており、今回の生産増強もその一環となる。同社グループの米国の供給体制は従来から地産地消をベースにしてお…
住友ゴム工業は8月30日、IoTソリューション企業のトライポッドワークス(仙台市)へ出資したと発表した。出資額は非公表。 住友ゴムは車輪速解析技術をベースとする独自のセンシング技術「センシングコア」を用いたビジネスの実現に向けて開発を進めている。トライポッドワークスのIoT分野のハードウェア・ソフトウェア開発やネットワーク構築の強みを活かしていく考え。 トライポッドワークスは、車載IoTプラ…
TOYO TIRE(トーヨータイヤ)はこのほど稼働したセルビア工場の隣接地にテストコースを併設して9月にも運用を始める。同社は日本、米国、中国、マレーシアにもタイヤ生産拠点を構えているが、テストコースを併設した工場はセルビアが初めてとなる。主にウェット性能と車外音の評価を手掛けるほか、開発段階の試作タイヤを実車に装着して性能を確認することも予定している。 セルビア工場は同社にとって欧州初の生産…
日本ミシュランタイヤは7月28日、CROSSCLIMATE(クロスクライメート)シリーズからバン・ライトトラック用の「AGILIS(アジリス)クロスクライメート」と、キャンピングカー専用の「クロスクライメート CAMPING(キャンピング)」をそれぞれ9月8日、10月18日より順次発売すると発表した。価格は全てオープン。 両製品は、「雪も走れる夏タイヤ」として夏タイヤに求められる諸性能を備えな…
横浜ゴムはOHT(オフハイウェイタイヤ)の生産能力増強のため、印アンドラプラデシュ州で建設を進めてきたヴィシャカパトナム工場で生産を開始した。OHTは世界的に旺盛な需要があり、同社の生産財タイヤ事業の重要な柱となっている。今回の新工場の稼働により、供給体制を更に強化する。 横浜ゴムは8月16日にアンドラプラデシュ州のジャガン・モハン・レディ州首相らを招いて開所式を開催した。横浜ゴムグループから…
阿部商会はノキアンタイヤのスタッドレスタイヤ「ハッカペリッタR5」、「ハッカペリッタR5 SUV」、「ハッカペリッタR5 EV」の3商品を8月から順次発売開始した。 乗用車用の「R5」は14~20インチの全52サイズ、SUV用の「R5 SUV」は16~22インチの全53サイズ、電気自動車向けの「R5 EV」は18~21インチの全23サイズをラインアップする。 「R5シリーズ」は気候変動による…
タイヤ公正取引協議会(タイヤ公取協)はこのほど、スマートフォンやタブレット端末のカメラ機能を利用した広告物の事前相談をスタートした。 同会では昨年度にQRコードを使用した事前相談を試行していたが、システムの実装が完了し、このほど正式に運用を始めた。事前相談はこれまでパソコンを使用した電子メールや電話、FAXでの受付が多かった。今後、利用者は携帯、タブレット端末で専用のQRコードを読み込み、店頭…