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コンチネンタル 消費財タイヤの販売量でグッドイヤーに肉薄
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コンチネンタル 消費財タイヤの販売量でグッドイヤーに肉薄

 英調査会社ASTUTUS社によると、乗用車・ライトトラック用タイヤの販売実績で独コンチネンタルが米グッドイヤーと同等レベルになっていることが明らかになった。  両社が発表した2017年のタイヤ販売量は、グッドイヤーのコンシューマータイヤが前年比4.6%減の1億4590万本、コンチネンタルは乗用車・ライトトラック用が2.8%増の1億4600万本(暫定)だった。ただ、商用車用はグッドイヤーが0.6%…

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ブリヂストンの欧州子会社 英自動車整備業チェーンを買収
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ブリヂストンの欧州子会社 英自動車整備業チェーンを買収

 ブリヂストンは9月11日、欧州子会社ブリヂストン・ヨーロッパ・エヌヴィー(BSEMEA)が英国のイグゾースト・タイヤズ・アンド・バッテリーズ(ETB)社を買収したと発表した。株式の取得は9月6日に完了している。買収額は非公表。  ETB社は1980年に設立。英国の南西部で乗用車タイヤの販売や整備など自動車関連サービスを行っており、32店舗をチェーン展開している。従業員数は8月末時点で265名。 …

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過熱する米中貿易摩擦 変わる中国メーカーの戦略
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過熱する米中貿易摩擦 変わる中国メーカーの戦略

 米中で相手国からの輸入品に対する関税上乗せの応酬が続いている。米政府は8月23日に160億ドル(約1兆8000億円)相当の中国製品に25%の追加関税を発動、対中関税の規模は7月の発動分と合わせて500億ドル相当となった。  中国政府も同規模の報復措置を講じるなど摩擦が過熱する中、米国は対象品目リストにタイヤなどのゴム製品を含む第3弾の追加関税を検討しているもようで、今後の動向に注目が集まる。  …

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米国タイヤ製造協会 2018年のタイヤ需要を上方修正
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米国タイヤ製造協会 2018年のタイヤ需要を上方修正

 米国タイヤ製造協会が8月3日に発表した2018年のタイヤ出荷年央見直しによると、新車用と市販用を合わせた総出荷本数は前年比1.0%増の約3億1980万本となる見込み。  新車用タイヤは当初予想から40万本増の5720万本とし、前年比2.1%増と予測した。このうち、乗用車用は1.5%増の4590万本、トラック用が13.4%増の620万本とともに上方修正したが、ライトトラック用は5.6%減の510万…

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ブリヂストン ゴムの伸長結晶化を最高速で観察する技術確立
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ブリヂストン ゴムの伸長結晶化を最高速で観察する技術確立

 ブリヂストンは8月7日、同社の技術センター(東京都小平市)で技術説明会を開き、ゴムの伸長結晶化を世界最高速で観察する技術を確立したと発表した。天然ゴムと合成イソプレンゴムの耐亀裂性の違いのメカニズム解明に繋がることが期待される。  天然ゴムは一般的な合成イソプレンゴムに比べて亀裂が進展しにくいという特性がある。高い耐久性が求められる鉱山車両用やトラック・バス用タイヤの原料として大きなウェイトを占…

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ミシュラン、太田サイトで開発加速 タイヤの静粛性向上へ
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ミシュラン、太田サイトで開発加速 タイヤの静粛性向上へ

 日本ミシュランタイヤは8月1日、群馬県にある研究開発拠点「太田サイト」で行われているタイヤ騒音試験の様子をメディアに公開した。  太田サイトはミシュラングループの中で、フランス、北米と合わせた3大研究開発拠点の一つで、ノイズを測定するために壁面を全て特殊な吸音材で覆った半無響音室があるのは太田のみ。乗用車用タイヤやトラック・バス用タイヤ、二輪車用タイヤなど静粛性能の試験が必要なタイヤは全てここで…

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ミシュラン、ワイドシングルタイヤ「X One」3000台超へ
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ミシュラン、ワイドシングルタイヤ「X One」3000台超へ

 日本ミシュランタイヤは9月下旬を目処にトラック・バス用ワイドシングルタイヤ「X One」(エックスワン)で、リトレッドの国内生産を始める。リグルーブなどと併せて同社が進める3Rコンセプトを「X One」にも展開することが可能となり、コストメリットや輸送効率向上を広く訴求していく。将来的に新たなパターンの投入も検討しており、「X One」の装着台数を2020年に2000台、2030年までに3000…

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ブリヂストン、無人でタイヤの騒音試験へ ZMPと共同で
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ブリヂストン、無人でタイヤの騒音試験へ ZMPと共同で

 ブリヂストンは7月18日、自動運転技術などを開発するZMP(東京)と共同で、無人の自動運転車両によるタイヤの騒音性能試験プロジェクトを開始したと発表した。2019年に栃木県にあるブリヂストンのプルービンググラウンド(テストコース)で運用を始める計画。  今回のプロジェクトは、ブリヂストンのタイヤ性能試験の知見を取り入れた自動運転システムの開発をZMPに委託するもの。試験ではZMPの「ロボカーミニ…

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ミシュラン、加カムソ社を1600億円で買収 OHTの世界トップへ
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ミシュラン、加カムソ社を1600億円で買収 OHTの世界トップへ

 仏ミシュランは7月12日、カナダの建設・産業機械用タイヤの専業メーカー、CAMSO(カムソ)社を買収すると発表した。買収額は14億5000万ドル(約1633億2800万円)。両社の建設・産業機械用タイヤ事業を統合して新たな部門を立ち上げる。同部門の売上高は20億ドル以上となる見込み。ミシュランは強みの高性能ラジアルタイヤやゴムクローラに加えて、カムソの主力ブランド「CAMSO」(カムソ)、「SO…

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住友ゴム 工場のIoT導入加速 白河工場で予防保全に活用
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住友ゴム 工場のIoT導入加速 白河工場で予防保全に活用

 住友ゴム工業がタイヤ工場でAI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)を活用した生産システムの効率化を推進している。その一環として、今年度中に製造設備の予防保全システムを開発し、早ければ2019年にも白河工場(福島県)に導入する。  同社は昨年4月に生産性向上や設備管理の精度向上を目的として、「製造IoT推進室」を立ち上げ、生産現場へのIoT導入を積極化している。今後は機械を常時監視してバラ…

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ミシュランの新たな技術コンセプト 各カテゴリーへ本格展開
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ミシュランの新たな技術コンセプト 各カテゴリーへ本格展開

 仏ミシュランが理念として掲げる“トータル・パフォーマンス”の一環として、摩耗が進んでも性能を維持するという技術コンセプトを打ち出し、国内市場も含めて幅広いカテゴリーで本格展開を始めた。  同社は昨年発表した乗用車用スタッドレスタイヤ「X-ICE3+」(エックスアイス スリープラス)で1万kmを走行した状態での氷上性能を1割向上させ、性能劣化を抑えることのメリットを前面に押し出した。  また、20…

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東洋ゴム、ノイズを低減する新技術を開発 来年実用化へ
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東洋ゴム、ノイズを低減する新技術を開発 来年実用化へ

 東洋ゴム工業は6月29日、タイヤの空洞共鳴音を最大で75%低減するデバイスを開発したと発表した。この技術を搭載した乗用車用タイヤを2019年前半に市販する予定。  空洞共鳴音はタイヤが路面からの入力を受け、内部の空気が振動して発生するノイズ。同社では音に関する課題を解決する新技術「トーヨーサイレントテクノロジー」を活用して、タイヤ内部の空気が走行時にどのような状態になっているかを可視化することに…

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ブリヂストン 低燃費性と強度を両立したゴム 20年代前半に実用化
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ブリヂストン 低燃費性と強度を両立したゴム 20年代前半に実用化

 ブリヂストンは6月25日に都内で開かれた内閣府などと進める研究開発推進プログラム「ImPACT」(インパクト)の報告会で、低燃費性と高破壊強度を両立したゴム複合体を発表した。  今回開発したゴムは、従来技術による低燃費ゴムと比べて強度が約5倍で、タイヤの燃費特性に寄与する材料物性は15%向上した。同社では2020年代前半の実用化を目指すほか、防振ゴムなどタイヤ以外の製品への活用も検討している。 …

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イヤサカ首都圏トレーニングセンター 様々な業界に新しい提案を
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イヤサカ首都圏トレーニングセンター 様々な業界に新しい提案を

 イヤサカの首都圏トレーニングセンター(千葉県印西市松崎台1-8-4)の改修および増設がこのたび完了し、6月14日から15日の2日間、現地で内覧会を開催した。  同センターの設立は2年前。今回、足廻り・板金棟では足腰に負担がかかりづらいクッション性のあるゴムタイルを採用し、さらに車検機器を常設した検査ライン棟を増設した。  同社の飯田正弘営業企画部長は、「今までお見せできなかった機器についてもご紹…

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グッドイヤー、官民研究機関に参画 将来のタイヤ開発を加速
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グッドイヤー、官民研究機関に参画 将来のタイヤ開発を加速

 米グッドイヤーは5月31日、米ミシガン大学が主導する官民研究機関のMcity(エムシティ)の研究に参画し、自動運転車やコネクテッドカー関連の技術開発を促進すると発表した。  同社は今後、エムシティの試験施設で電気自動車および自動運転車のテスト走行を実施し、インテリジェントタイヤとセンサー技術を一層発展させていく。  エムシティは、実際の市街地や郊外の道路環境を再現した走行実験施設で、コネクテッド…

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