ミシュラン 生産財タイヤで新展開 国内でカムソの販売スタート
日本ミシュランタイヤは生産財タイヤ事業で新たな展開を始める。建設機械用タイヤではカムソブランドの製品をラインアップに加えて、これまでより幅広いユーザーを取り込む。また、トラック・バス用タイヤ向けに展開しているTPMS(タイヤ空気圧監視システム)を活用したデジタルサービスを刷新するほか、海外市場で試行しているデジタルソリューションを国内のニーズに合った形で提供する方針だ。これまでもライバルに先駆け…
日本ミシュランタイヤは生産財タイヤ事業で新たな展開を始める。建設機械用タイヤではカムソブランドの製品をラインアップに加えて、これまでより幅広いユーザーを取り込む。また、トラック・バス用タイヤ向けに展開しているTPMS(タイヤ空気圧監視システム)を活用したデジタルサービスを刷新するほか、海外市場で試行しているデジタルソリューションを国内のニーズに合った形で提供する方針だ。これまでもライバルに先駆け…
仏ミシュランは9月3日、廃タイヤのリサイクルを目指し、欧州各国から13の組織が参加するプロジェクト「ブラックサイクル」が立ち上がったことを発表した。 ミシュランが組織した同プロジェクトは、廃タイヤから新品タイヤを製造する「世界初のプロセス」(同社)を作り出すことで、タイヤのサーキュラーエコノミー(循環経済)の実現を目指す。廃タイヤから原材料(2次原材料=SRMs)を回収するバリューチェーンの創…
国内で過去に名車と呼ばれたヒストリックカー、クラシックカーの人気がじわり高まっている。数年前から複数の自動車メーカーが部品の復刻販売や保守サービスを始め、「愛車に乗り続けたい」「昔の乗り味をもう一度」という愛好家のニーズに応えている。それに合わせて、タイヤメーカーでも横浜ゴムやミシュランが旧車向けの販売を積極化している。横浜ゴム消費財製品企画部の大前貴睦副部長と同部製品企画1グループの五来大輔主…
仏ミシュランは8月13日、「MICHELIN Pilot Sport Cup2 ND0」を装着車両が一周20.832kmの独ニュルブルクリンク北コースでエグゼクティブカークラスのラップレコードを更新し、7分29秒81のタイムを記録したと発表した。車両はした独ポルシェの「Panamera」(パナメーラ)で、タイヤサイズはフロントが275/35ZR21、リアが325/30ZR21。ドライバーはポルシ…
往年の名車や旧車の展示会「オートモビルカウンシル2020」が7月31日から8月2日まで千葉市の幕張メッセで開催され、自動車メーカーやパーツメーカー、ヘリテージカーの販売店などが参加した。同展示会は当初4月上旬の実施を予定していたが、新型コロナウイルスの影響で2回にわたり延期。今回は感染予防対策を徹底して開催にこぎつけ、多数の愛好家が来場した。 今回、タイヤメーカーからは日本ミシュランタイヤがブ…
日本ミシュランタイヤは乗用車・SUV用スタッドレスタイヤの新商品「MICHELIN X-ICE SNOW」(ミシュラン・エックスアイス・スノー)を8月11日から順次発売する。新商品は日本の冬季路面を徹底的に分析し、アイス・スノー性能をはじめ、あらゆる性能をバランス良く発揮することを目指して開発した。2月上旬に北海道の交通科学総合研究所の士別試験コースで開催した試乗会で一足早くその性能を確かめた。…
日本ミシュランタイヤは8月11日から乗用車用スタッドレスタイヤの新商品「X-ICE SNOW」(エックス・アイス・スノー)シリーズを順次発売開始すると6月30日に発表した。発売サイズは14~22インチの全84サイズで、SUV向けの大口径サイズも充実した。価格は全てオープン。 同日、オンラインで開催した発表会でポール・ペリニオ社長は「新商品がより充実したビジネスや安心な日常生活、また旅行やウイン…
日本ミシュランタイヤのポール・ペリニオ社長は6月30日に開いた新商品発表会の中で、新型コロナウイルスで大きな影響を受けている国内市場について「外出が控えられ、在宅勤務などの予防策がとられ、人々の移動も大きく低下した」とこの数カ月間を振り返った。一方で「6月に入り需要が回復傾向にあり、人とモノの移動が戻りつつある。移動が制限されたことで、モビリティの重要性を改めて認識することにもなった」との見解を…
日本ミシュランタイヤは新型コロナウイルスがもたらした「ニューノーマル(新常態)」への対応を加速させる。ポール・ペリニオ社長をトップとする委員会が中心となり、全従業員が参加するオンライン会議を毎週開催して情報共有を緊密にしつつ、組織体制の変革に取り組んでいる。 同社は感染拡大が見られた当初から従業員と顧客の安全を最優先にする方針を決定していた。こうした中で、「未曽有の危機の後、消費者の意識も大き…
仏ミシュランは5月にソーラー・インパルス財団および財団を支援する11のパートナーらと協力し、新型コロナウイルスの収束後に持続可能な「グリーン経済」を再始動させる方針を明らかにした。 ミシュランによると、同財団らは持続可能な経済および産業の新モデル構築に向けたビジョンを推進しているという。同社では「環境と経済、産業の利益を妥協することなく、よりクリーンで持続可能、フェア、効率的、生物多様性や気候…
仏ミシュランは4月15日、スウェーデンのスタートアップ企業、エンバイロ社と提携すると発表した。廃タイヤをリサイクルする革新的な熱分解技術の開発および工業化を推進する。 エンバイロは2001年に設立。「廃タイヤのリサイクルにおいて世界をリードし、カーボンブラックやオイル、スチールといった材料をリサイクルする方法を開発した」(同社)という。 両社は、エンバイロの熱分解技術を大規模に展開する開発契…