日本ミシュランタイヤ ベルナール・デルマス社長 50周年を迎え、今を語る
ミシュランは今年9月、日本へ進出してから満50周年となる。この節目を迎えるにあたり、日本ミシュランタイヤのベルナール・デルマス社長に、これまでの取り組みの成果、そして次の50年に向けた今後の方向性について展望を語ってもらった。 アジアはここ日本から ――日本法人の設立当時を振り返り、グループ全体の中で日本の位置付けや事業を取り巻く環境はどう変化しましたか。 「東京オリンピックが開催されたのは…
ミシュランは今年9月、日本へ進出してから満50周年となる。この節目を迎えるにあたり、日本ミシュランタイヤのベルナール・デルマス社長に、これまでの取り組みの成果、そして次の50年に向けた今後の方向性について展望を語ってもらった。 アジアはここ日本から ――日本法人の設立当時を振り返り、グループ全体の中で日本の位置付けや事業を取り巻く環境はどう変化しましたか。 「東京オリンピックが開催されたのは…
ワンメイクでも技術の研鑽は可能 「コンペティターがいなくても自らにハードルを課していけば、技術は必ず進化する」――ミシュランのモータースポーツに対する方針は、この数年徐々に変化し、結果的に大きな転換点を迎えることになった。 同社では「タイヤの性能はギリギリの世界で証明してこそ、本当の性能を示すことができる」との考えのもと、長年にわたり、ライバルたちと激しい戦いを繰り広げてきた。だが、10年ほど…
ラジアルのメリットを追求 鉱山や建設、土木工事の現場で人々の暮らしに不可欠な社会インフラの整備や資源開発が行われている。その多くは人が歩くことも困難な岩場や泥濘地などで、未舗装の路面に鋭利な石が飛び散っている過酷な環境だ。そうした厳しい現場で使用される建設機械の足元を支えるのがOR(Off the Road)用タイヤ。バイアスタイヤが主流のこのカテゴリーで、一貫してラジアルにこだわり続け、ユーザ…
認知度が着実に向上 昨今の原油価格の高騰やタイヤ価格の値上げを背景に、日本ミシュランタイヤが推奨する「リグルーブ」への関心が高まっている。今回、その作業を担うタイヤディーラーを訪れ、「リグルーブ」のメリットや今後の展望を聞いた。 「リグルーブ」とは、摩耗が進んだトラック・バス用タイヤに再び溝を刻むこと。この作業を施すことで、タイヤの走行寿命を延ばすことが可能になる。さらに安全性の向上や省燃費に…
被災地の会員へ義援金、車両、機材を贈呈 日本ミシュランタイヤの取り扱いディーラーで組織する「ミシュラン・レスキュー・ネットワーク サポートディーラー会(MRN会)」の全国の会員から募った義援金が、東日本大震災で被災した会員に届けられた。MRN会の市原昭会長(中部タイヤセンター社長)らが6月23日、24日の2日間、現地を訪れて石巻市の丸道タイヤ商会など宮城・福島両県の計6会員に義援金を贈呈。同時…
被災地復興を願い、ハーレー1000台がパレード 全国のハーレーオーナーが集う国内最大級のオートバイイベント「第13回ブルースカイヘブン」が5月21日、22日に富士スピードウェイで開催され、2日間で約10000人が来場した。 このイベントは、ハーレーダビットソンジャパンが主催する公式イベントとして1998年にスタートした。ハーレー愛好家の交流の場となるだけでなく、新モデルの試乗会やトークショー、…