ミシュランの新複合施設 地域経済や人材開発へ貢献を
仏ミシュランは6月8日、地域経済や人材開発への貢献を目指し、仏クレルモン・フェランで建設を進めるカタルーパークのプロジェクトを紹介した。 パークの設立は昨年1月に発表していた。イノベーションを担う地域の関係者や同社のオープンイノベーションのパートナーが集う「イノベーションセンター」のほか、ミシュラン社員などの能力開発をサポートする「トレーニングセンター/タレントファクトリー」といった4つの施設…
仏ミシュランは6月8日、地域経済や人材開発への貢献を目指し、仏クレルモン・フェランで建設を進めるカタルーパークのプロジェクトを紹介した。 パークの設立は昨年1月に発表していた。イノベーションを担う地域の関係者や同社のオープンイノベーションのパートナーが集う「イノベーションセンター」のほか、ミシュラン社員などの能力開発をサポートする「トレーニングセンター/タレントファクトリー」といった4つの施設…
「人とくるまのテクノロジー展」が5月25~27日に横浜市内で開催され、村田製作所は仏ミシュランと共同開発した、タイヤに内蔵可能なRFIDタグを出品した。担当者は「サイドウォールなどの情報は見えづらいケースもある。RFIDを活用すれば一瞬で製造日などを確認できる」と話していた。RFIDによりリトレッドの記録なども効率的に管理できるほか、将来的に冬用タイヤ規制における装着タイヤの判別にも応用できると…
日本ミシュランタイヤはトラック・バス用タイヤを中心に、DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進する。横浜市で開催された「ジャパントラックショー2022」で報道向けの説明会を開催し、人手不足や高齢化が課題となっている物流業界へデジタル技術で貢献していく方針を打ち出した。既に国内で展開を始めた「ミシュランタイヤケア」やRFIDを活用したサービスにより、タイヤメンテナンスの大幅な省力化を図り、ソ…
仏ミシュランの第1四半期決算は、売上高が前年同期比19.0%増の64億8100万ユーロ(約8808億円)だった。値上げなど価格ミックスの改善が13.5%と大きく増収に寄与した。また、為替の影響が3.4%、連結範囲の変更が0.8%、非タイヤ事業が0.7%、数量が0.5%の増収要因となった。 部門別では、自動車および関連販売事業の売上高は20.8%増の32億5400万ユーロとなった。市場全体の販売…
日本ミシュランタイヤは4月15日、群馬県太田市の研究開発拠点内に開所した「ミシュランAMアトリエ」の内部を報道陣に公開した。 「積層造形」(アディティブ・マニュファクチャリング)は樹脂や粉体などの薄い層を積み重ねて立体物を製作する技術。「3Dプリント」とも呼ばれ、複雑な形状が自由に成形可能となり、従来の切削技術と比べると無駄がなく最適なデザイン設計ができる。また、使用材料を適正化できることから…
クラシックカーの展示会「オートモビルカウンシル2022」が4月15日から17日まで千葉市の幕張メッセで開催され、自動車メーカーやパーツメーカー、ヘリテージカーの販売店など76社・団体が出展した。 7回目の開催となった今回は、タイヤメーカーから横浜ゴムとミシュランが出展。横浜ゴムは3月から10サイズを順次追加するヒストリックカー向け復刻タイヤ「アドバンHFタイプD」を展示した。特に、幅225mm…
日本ミシュランタイヤは4月15日、群馬県太田市にある研究開発拠点、太田サイト内に新設した「ミシュランAMアトリエ」の開所式を開催した。この施設では地元の製造業や教育機関などに、樹脂や粉体などを積み重ねて立体物を製作する「積層造形技術」の活用方法を教え、金属3Dプリンターの活用によるイノベーション創出につなげる。また、ミシュランとしても新たなビジネスへの知見を得ることが期待されるほか、タイヤの金型…
フォークリフトなど産業車両用カテゴリーで「CAMSO」(カムソ)ブランドの本格展開を始めた日本ミシュランタイヤ。グループ内にカムソ・ジャパンを立ち上げて事業拡大に取り組む中、交換用タイヤの供給を担うのは、このカテゴリーにおいて国内有数のノウハウを持つ丸中ゴム工業(愛知県名古屋市)だ。カムソ・ジャパンの佐野恒彦社長は「丸中ゴム工業の力を借りて一緒に成長していきたい」と将来像を描き、丸中ゴム工業の虻…
コンサルティング会社の英ブランドファイナンス社がまとめた2022年のタイヤブランド価値ランキングは、ミシュランが5年連続トップで前年比13%増の77億ドル(約9464億円)だった。 ブランドファイナンス社では「業界内で混乱が続いたにも関わらず、ミシュランの2021年1~9月期の連結売上高は15.6%増加し、第3四半期は農機用タイヤの需要回復により予想を上回った」としている。 また、2位はブリ…
横浜ゴムは3月22日、ウクライナへの人道支援を実施すると発表した。同社および従業員による社会貢献基金「YOKOHAMAまごころ基金」を活用して合計5000万円を寄付する。 また仏ミシュランは3月18日、ミシュラン財団や中央ヨーロッパの拠点を通じて人道的活動組織や赤十字社などに寄付を行ったと発表した。 ハンガリーやポーランド、ルーマニアの各拠点では、地元の赤十字社などに85万ユーロおよび物資を…
仏ミシュランは若い世代の考え方を取り入れながら社会課題に対する解決策を探るためのプロジェクトをスタートした。国内では日本ミシュランタイヤが主導して取り組みを本格的に始める。活動の理念に共感した高校生らと連携して現在起きている環境問題への対応をはじめ、将来を見据えた様々な課題解決に取り組んでいく。今後、活動の輪が広がることが期待される。 ミシュラングループは昨年「DREAM」(ドリーム)と名付け…
日本ミシュランタイヤは二輪用タイヤ「ROAD 6」「ROAD6 GT」を2月16日から順次発売した。昨年12月1日には栃木県のプルービンググラウンドでメディア試乗会を開催。スポーツツーリングカテゴリーにおける新製品の実力を紹介した。 ライダーの声に応えるパフォーマンス 「ROAD 6」「ROAD 6 GT」は、スポーツツーリング向けの「ROAD」シリーズにおける4年振りの新商品だ。2002年に…
日本ミシュランタイヤは、5月19日から乗用車用プレミアムコンフォートタイヤ「PRIMACY 4+」(プライマシー・フォー・プラス)を順次発売すると2月15日に発表した。発売サイズは16~19インチの23サイズで、価格はオープン。 今回、ウェットブレーキング性能を従来品(プライマシー4)比で約3.7%向上しつつ、性能持続性を高めたことが特徴。新商品はトレッド下部にウェット性能の高いコンパウンドを…