トーヨータイヤ仙台工場 デジタル化と技術革新で独自性を
TOYO TIRE(トーヨータイヤ)は5月下旬、同社が“マザー工場”と位置付け、技術開発やグローバル市場向けの高付加価値製品の生産を行う仙台工場(宮城県岩沼市)で報道向けの見学会を開催した。生産現場でのこれまでの取り組みと今後の展望を聞いた。 マザー工場として重要な役割果たす 仙台工場は1964年に操業を開始した。現在の工場の従業員数は1492人と国内有数の規模を誇る。工場からは鉄道駅や空港な…
TOYO TIRE(トーヨータイヤ)は5月下旬、同社が“マザー工場”と位置付け、技術開発やグローバル市場向けの高付加価値製品の生産を行う仙台工場(宮城県岩沼市)で報道向けの見学会を開催した。生産現場でのこれまでの取り組みと今後の展望を聞いた。 マザー工場として重要な役割果たす 仙台工場は1964年に操業を開始した。現在の工場の従業員数は1492人と国内有数の規模を誇る。工場からは鉄道駅や空港な…
日本ミシュランタイヤが昨年6月から提供を始めたIoT(モノのインターネット)を活用したトラック・バス用タイヤの管理システム「ミシュランTPMSクラウドサービス」。タイヤメーカーとして国内で初めて実用化したもので、装着したタイヤの情報をIoTで可視化できることが最大の特徴だ。これにより、ドライバーだけではなく、運行管理者やタイヤ販売店などがリアルタイムで情報を共有でき、事故やトラブルを未然に防ぐこ…
埼玉県熊谷市に本社を構える国分商会は、使用済みタイヤを新たな資源に変えるリサイクル事業や、貿易事業、ショップ事業などを展開している。小売部門のタイヤショップマークでは「タイヤを少しでも長く使ってもらいたい」という思いから、数年前に乗用車ユーザーに向けてローテーション事業の積極化を始めた。 空気圧点検やスリップサインのチェックなどと並んで、安全な走行のためにはローテーションの定期的な実施が欠かせ…
組織力でユーザー対応を 東大阪タイヤサービス本店の所在地は東大阪市西堤1丁目5-13。大阪と奈良を最短で結ぶ阪神高速13号・東大阪線~第二阪奈有料道路と並行する国道308号線沿いにある。 阪神高速13号と近畿自動車道が交差する東大阪ジャンクションに近い。大阪府内はもちろん、生駒市や奈良市など奈良県内へのアクセスに優れる。またJRや大阪メトロの駅からも徒歩圏内だ。 東大阪市と言えば、花園ラグビ…
「CASE」(コネクテッド・自動運転・シェアリング・電動化)や「MaaS」(モビリティ・アズ・ア・サービス)といった自動車産業の革命とも言われる大きな流れに遅れまいと、技術開発や企業間の連携が活性化している。ただ、視点を変えれば、これらはモビリティそのものが将来にわたり持続してこそ実現するのではないだろうか。その未来に対して最大の脅威となるのが環境問題だ。グローバルで地球環境への対応が待ったなし…
アジア最大規模の自動車部品関連のトレードショー「TAIPEI AMPA」が4月24日から28日までの5日間、台湾の台北南港第1及び第2展示ホール(台北市南港区)で開催された。今回の開催テーマは「電動化」「電子化」「スマート化」で、「台北国際自動車部品及びアクセサリー見本市」や「台湾国際オートバイ見本市」をはじめとする6つの展示会を同時に開催。14カ国から約1340社が出展し、約3750のブースを…
港湾都市の宮城県塩釜市。仙台市から青森市までをつなぐ国道45号線の中継地点であり、北上すると観光地の松島へと至る交通量の多い地域だ。この地に昨年秋、新たなタイヤ専門店がオープンした。東京都荒川区に本社を構える板野商会(板野光博社長)の宮城支店だ。宮城支店では異業種からタイヤ業界に転身してきた4名の従業員が、各々の経歴を活かしながら地域密着の取り組みを進めている。将来に向けたビジョンを聞いた。 ア…
「第36回オートサービスショー2019」が5月16日~18日の3日間、東京ビッグサイトで開かれた。今回のショーテーマは「次世代へ 変わるクルマと自動車整備」。タイヤ整備機器をはじめ、自動車用の整備・検査機器、機械器具・工具など自動車関連整備事業所で使われる整備関連製品が一堂に展示された。 今回の「オートサービスショー」は103社8団体が参加し、全860小間の規模となった。その中にはタイヤ販売店…
住友ゴム工業は6月1日、ミニバン専用の低燃費タイヤ「エナセーブ RV505」を発売する。それに合わせ、4月中旬に同社の岡山テストコース(美作市)および周辺一般道で試走会を開催。DUNLOP(ダンロップ)がブランドメッセージ「事故のない毎日をつくりたい。」を掲げてから最初に発表した乗用車用タイヤの性能を確かめた。 ふらつき抑え、耐偏摩耗や静粛性も向上 住友ゴム工業は、「エナセーブ RV505」を…
日本グッドイヤーは4月1日、茨城県の日本自動車研究所(JARI)城里テストセンターでオールシーズンタイヤの説明会を開催した。それに合わせ、昨年発売した「Assurance WeatherReady」(アシュアランス・ウェザーレディー)の試乗会を実施。同社のオールシーズンタイヤが実現する走行性能を体感した。 SUVに対応するオールシーズンタイヤ 昨年、発売開始した「Assurance Weath…
3月に都内で開催されたアフター用品やサービスに関する展示会「国際オートアフターマーケットEXPO」ではタイヤの整備作業に関連する製品も多く紹介された。その中から来場者の注目を集めた機器やツールをピックアップした。 日発販売のブースでは、緊急脱出用のダッシュチェーンや、カムファスナー機構を採用した梯子型のタイヤチェーンなどを出品した。 カム付梯子型のチェーンは、バンドが不要で取り付け作業の短縮…
神奈川県座間市に店舗を構える有限会社アウトバーンは今年で創立38年目を迎える。創業者の西潟幸雄社長は「昨今は小売店が非常に難しい時代になった」と話す。同社はこうした中でいち早くカーディーラー向けのタイヤ卸売を手掛け、その高い先見性と独自の接客方法で着実にマーケットを広げてきた。これまでの道のりと将来に向けた取り組みを聞いた。 先見性と独自の接客で市場を拡大 西潟社長がタイヤ業界に携わる最初のき…
3月中旬に東京ビッグサイトで開催されたアジア最大級の環境ビジネスの展示会「環境展」で破砕機など廃タイヤのリサイクル関連企業が多数出展した。各社は「メンテナンス性の高さ」「人手不足への対応」などそれぞれの強みを打ち出し、環境への取り組みと生産性の高さを訴求した。 ウエノテックスと同社グループのサカモトテックスは、ブースでタイヤ破砕機を紹介した。同社グループの破砕機は国内で7~8割のシェアを占めて…
ヒストリックカーの展示会「オートモビルカウンシル2019」が4月5日から7日まで千葉市の幕張メッセで開催され、自動車メーカーやパーツメーカー、ヘリテージカーの販売店など約80社が出展した。 4回目の開催となった今年はタイヤメーカーから横浜ゴムと日本ミシュランタイヤがブースを出展。横浜ゴムは2017に発売したヒストリックカー向け復刻タイヤ「ADVAN HF TypeD」や、2019年の発売を予定…