ブリヂストンと消防研究センター「救急車用パンク対応タイヤ」公開
ブリヂストンは10月28日、総務省消防庁の消防大学校消防研究センター(東京都調布市)で、同センターと共同で研究開発した「救急車・指揮車用パンク対応タイヤ」を報道陣に公開した。新開発したタイヤは実証実験を通じて、パンクが発生しても一定距離を走行できることが確認されている。これまで低偏平タイヤに適用してきたランフラットテクノロジーを応用し、救急車のような重量の重い車両に装着できる“パンク対応タイヤ”…
ブリヂストンは10月28日、総務省消防庁の消防大学校消防研究センター(東京都調布市)で、同センターと共同で研究開発した「救急車・指揮車用パンク対応タイヤ」を報道陣に公開した。新開発したタイヤは実証実験を通じて、パンクが発生しても一定距離を走行できることが確認されている。これまで低偏平タイヤに適用してきたランフラットテクノロジーを応用し、救急車のような重量の重い車両に装着できる“パンク対応タイヤ”…
ブリヂストンは10月28日、タイヤ用次世代RFIDタグの早期実用化に向け、トッパン・フォームズと実装技術の共同開発を開始したと発表した。通信性能を大きく向上させ、既存の技術より離れた位置から正確なデータの読み取りを実現する。遠隔でのタイヤデータの読み取り、システムへのデータ接続が可能となり、作業時間の短縮や安全性・作業性の改善につなげる。 RFIDは無線通信を用いてICタグなどの情報を非接触で…
ブリヂストンと総務省消防庁消防大学校消防研究センターは10月24日、パンクしても走行可能な「救急車・指揮車用パンク対応タイヤ」を共同で研究開発し、実証実験で社会実装可能な技術を確認したと発表した。 これまでの救急車などのタイヤは災害時の荒れた路面を走行してパンクした場合、タイヤが潰れて走行を続けることができなかった。一方、「パンク対応タイヤ」は、ブリヂストンが保有するランフラットテクノロジーを…
ブリヂストンの米グループ会社、ブリヂストン・アメリカス・インクは9月26日、トラック・バス用タイヤのリトレッド用部材を生産する米テキサス州のアビレーン工場の生産能力増強を決定したと発表した。総投資額は6000万ドル(約84億円)で、2025年1月までに生産スペースの拡張と設備増設を完了し、生産能力を16%増やす計画。 ブリヂストンは8月に発表した長期戦略で、プレミアムタイヤ事業と連動し、リトレ…
ブリヂストンは9月18日、米テレダイン・ブラウン・エンジニアリングが主導する有人月面探査車の開発チームに参画すると発表した。このプロジェクトは、NASA(アメリカ航空宇宙局)の有人月面探査車(LTV)として使用されることを見据えたもの。 NASAの宇宙開発ミッションは月面の未踏地を航行する有人自動運転が必要とされており、LTVには月面の激しい温度変化など過酷な環境下で長期間にわたり、宇宙飛行士…
9月9日にブリヂストンタイヤソリューションジャパンとトーヨータイヤジャパンがそれぞれタイヤ整備をテーマにしたコンテストを開催し、出場者は日々の業務の中で磨き上げてきた技術を競い合った。近年は大型車の脱輪事故件数が高止まりし、安全への取り組みが一層強く求められる中、技術レベルや知識をより一層高めて輸送業界の安心・安全に貢献していく。 ブリヂストンタイヤソリューションジャパンは仙台市内で、タイヤメ…
ブリヂストンは8月29日、物流現場でのピースピッキングの自動化に向けてソフトロボットハンドを用いた実証実験を開始したと発表した。今後、ソフトロボティクス事業を社内カンパニー化し、次期中期事業計画(2024~2026年)での小規模事業化を目指す。 同社のソフトロボティクス事業は、人と協働することができるロボットを活用して、「安心・安全なヒト・モノの移動と動きを支えるもので、化工品・多角化事業の新…
ブリヂストンは8月30日、天然ゴムの持続的な供給に向けて、米アリゾナ州に保有するグアユール農園への投資を強化すると発表した。 2026年に予定しているグアユール由来の天然ゴムの実用化へ向けたもので、2025年までに約50億円を投資する。また、地域の農家やアメリカ先住民と協力して最大約100km2までの新たな植栽による規模の拡大を図る。さらに2030年へ向けて、本格的な生産・事業化を目指し、バイ…
ブリヂストンは9月5日にサーキット走行向けのハイグリップスポーツタイヤ「POTENZA RE-09D」(ポテンザ・アールイー・ゼロキューディー)を発売した。発売サイズは215/45R17 91W XL。 同製品は、独自のタイヤ接地面を可視化する計測技術「アルティメット・アイ」を活用して最適な接地性を追求。ドライ性能とウェット性能を高次元で両立する新コンパウンドや形状、パターン、構造を専用設計す…
ブリヂストンは8月26日、トラック・バス用タイヤを生産する米ウォーレン工場の生産能力を増強すると発表した。総投資額は約700億円で、2026年末までに同工場の生産能力は現在の年間350万本弱から450万本弱に高まる。 同社はグローバルでプレミアム商品を「創って売る」体制の強化に向けた投資を進めており、今回の生産増強もその一環となる。同社グループの米国の供給体制は従来から地産地消をベースにしてお…
ブリヂストンは8月10日の会見で、2021~23年の中期事業計画において、タイヤ事業で乗用車用高インチタイヤの生産・販売体制を継続して強化すると説明した。 高インチタイヤは、新車用で販売拡大し、市販用への回帰需要を取り込むことで世界で販売を伸長する計画。これに対応し、世界のほぼ全ての工場で高インチ用への設備置換や生産増強を進める。中計期間には、乗用車用高インチタイヤに関連し世界20拠点で合計約…
ブリヂストンは7月8日、商用バン向けスタッドレスタイヤ「BLIZZAK VL10」を9月1日より発売すると発表した。新商品は同社の商用バン専用商品として史上最高の「効き」と「長持ち」を実現したという。発売サイズは145/80R12と195/80R15の2サイズで、価格はオープン。 「BLIZZAK」シリーズは、1988年に冬道特有の凍結路面や積雪路面などでのより安心・安全なドライブに貢献するた…
ブリヂストンは7月8日、トラック・バス用スタッドレスタイヤ「W999」を9月より発売すると発表した。発売サイズは11R22・5など4サイズで価格はオープン。 「W999」はタイヤの環境性能と運動性能を両立する基盤技術「ENLITEN」(エンライトン)をトラック・バス用タイヤに初めて採用し、氷雪性能とライフを高次元でバランスしつつ、耐偏摩耗性能を向上したことが特徴。 同社は国内のトラック・バス…