空気充てん作業時の事故を防ぐために――自身ができることを継続
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空気充てん作業時の事故を防ぐために――自身ができることを継続

 タイヤの空気充てん作業時の事故が後を絶たない。JATMA(日本自動車タイヤ協会)がまとめている統計によると、2020年に判明した事故は全国で38件、死亡事故も起きた。このうち、パンク修理作業に関連する事故は10件、パンク走行等に伴うタイヤの損傷は13件あり、安全囲いを使用していなかったケースは18件と約半数を占めている。ただ、「この件数は届けられた事故のみであり、軽度の怪我や物損など届けられてい…

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住友ゴム、タイヤの空気漏れ防止技術を採用 独で第1弾商品発売
ニュース 676
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住友ゴム、タイヤの空気漏れ防止技術を採用 独で第1弾商品発売

 住友ゴム工業は7月21日、タイヤトレッド部の損傷による空気漏れを防ぐシーラントタイヤテクノロジー「CORESEAL」(コアシール)を採用した商品をドイツで発売した。この商品はファルケンブランドの「EUROALL SEASON AS210」で、「コアシール」を採用した第1弾商品となる。今後、欧州地域で順次展開する予定。  「コアシール」はトレッド部の裏側に粘着性のあるシーラント剤を塗布する技術。ト…

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ピレリ「HL規格」タイヤを開発 米EVメーカーが採用
ニュース 1,047
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ピレリ「HL規格」タイヤを開発 米EVメーカーが採用

 伊ピレリは7月15日、電気自動車(EV)やハイブリッド車、SUV向けにXL(エクストラロード)規格より高い負荷能力を持つHL(ハイロード)規格のタイヤを開発したと発表した。  同社では「バッテリーを搭載した新型車両の重量を支えるために作られており、EVなどの重い車に最適」としたほか、「低転がり抵抗と高い走行快適性を目指して設計した」と説明している。  HL規格のタイヤの負荷能力は同サイズのスタン…

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住友ゴム、サステナビリティ長期方針策定 事業活動の持続的成長へ
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住友ゴム、サステナビリティ長期方針策定 事業活動の持続的成長へ

 住友ゴム工業は8月5日に会見を開き、サステナビリティ長期方針「はずむ未来チャレンジ2050」を策定したと発表した。環境、社会、ガバナンスそれぞれの項目で、2050年に向けて挑戦する目標と施策を設定。山本悟社長は「当社は経済的価値のみならず社会的価値の向上にも取り組み、持続可能な社会の発展に貢献していく」と意気込みを示した。 2050年にカーボンニュートラル達成  住友ゴムがサステナビリティ長期方…

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日本グッドイヤー 商用車用オールシーズン「VECTOR 4SEASONS CARGO」発売
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日本グッドイヤー 商用車用オールシーズン「VECTOR 4SEASONS CARGO」発売

 日本グッドイヤーは商用車用オールシーズンタイヤ「VECTOR 4SEASONS CARGO」(ベクター・フォーシーズンズ・カーゴ)を8月2日から発売開始した。発売サイズは12~15インチの全4サイズで価格はオープン。  新商品はスノーフレークマークを取得しており、高速道路などで冬タイヤの規制があっても通行が可能。同社では「走破性は通常の夏タイヤより高く、走行中の遠心力でタイヤの溝にはまった石など…

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ブリヂストン、米国の運行管理ソリューションサービス企業買収
ニュース 522
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ブリヂストン、米国の運行管理ソリューションサービス企業買収

 ブリヂストンの米子会社は8月3日、米国のアズーガ・ホールディングスを買収すると発表した。今後の成長が見込まれるデジタルソリューション事業の展開を加速する。  アズーガはデジタルフリートソリューションプロバイダーとして運送事業者に対する運行管理サービスを展開している。買収額は企業価値3億9100万ドル(約428億円)にアズーガの運転資本などを調整し確定する。買収は2021年第3四半期中に完了する見…

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4台に1台がタイヤ整備不良 住友ゴムのタイヤ点検活動結果
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4台に1台がタイヤ整備不良 住友ゴムのタイヤ点検活動結果

 住友ゴム工業は7月27日、全国の直営店で実施した「ダンロップ全国タイヤ安全点検」で、パンクの原因となる「表面の損傷」といった整備不良が4台に1台の割合で確認されたと発表した。  タイヤ点検は4月8日から5月31日に4260台の車両で実施した。タイヤの整備不良率は25.0%で、不良別にみると、表面の損傷が13.2%、残溝不足が12.0%、空気圧の過不足が11.6%、偏摩耗が2.3%、釘・異物踏みが…

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タイヤ公取協が性能検証 オールシーズンタイヤの特性を啓発
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タイヤ公取協が性能検証 オールシーズンタイヤの特性を啓発

 タイヤ公正取引協議会(タイヤ公取協)はオールシーズンタイヤの性能特性や適切なタイヤ選びを啓発するポスターを作成し、8月下旬から会員事業者向けに配布を始める。  近年、タイヤメーカー各社からオールシーズンタイヤが発売され、ユーザーの関心が高まってきている。一方で同会が2019年に実施した調査では、氷雪路でスタッドレスと同等レベルの性能が確保されていると誤解しているケースもあり、「実際の氷雪性能に比…

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住友ゴムの白河工場 水素活用の実証実験 カーボンニュートラル化へ
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住友ゴムの白河工場 水素活用の実証実験 カーボンニュートラル化へ

 住友ゴム工業は7月28日、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成事業として支援を受け、福島県の白河工場で水素の活用に向けた実証実験を開始すると発表した。実験の実施期間は2021年8月から2024年2月まで。  この取り組みでは、タイヤ製造のカーボンニュートラル化に向け、新エネルギーである水素を活用した技術の確立を目指す。そのほか、福島県で生産した水素を利用した地産地…

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ミシュランの1~6月期業績 タイヤ販売増で2割増収
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ミシュランの1~6月期業績 タイヤ販売増で2割増収

 仏ミシュランの上半期決算(1~6月)は、売上高が前年同期比19.6%増の111億9200万ユーロ(約1兆4559億円)だった。販売量の増加が21億3000万ユーロの増収要因となったほか、価格ミックスの良化や非タイヤ事業の売上高の増加がプラスに働いた。セグメント営業利益は約4.6倍の14億2100万ユーロ、純利益は前回の1億3700万ユーロの赤字から10億3200万ユーロの黒字に転じた。  部門別…

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ブリヂストンの天然ゴム資源の技術開発 サステナブル化を目指して
事業戦略 3,579
3,579

ブリヂストンの天然ゴム資源の技術開発 サステナブル化を目指して

 天然ゴムは“高強力”“耐摩耗”“低燃費”といった特性を持つタイヤ原材料の一つ。その使用量はタイヤ用の原材料重量全体の約25%を占め、タイヤを支える部材や、鉱山用、トラック・バス用タイヤのトレッドなど耐久性が求められる部分で多く使用されている。タイヤにとって重要な天然ゴム資源に関し、どのような研究が進められているのか――ブリヂストンの取り組みを、先端材料部門長の大月正珠氏と同部門天然ゴム技術研究課…

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コンチネンタル、電動トラック向けタイヤ開発
ニュース 712
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コンチネンタル、電動トラック向けタイヤ開発

 独コンチネンタルは7月8日、同社の試験施設「コンチドローム」で電動トラック向けタイヤのテストを実施していると発表した。  電動車向けタイヤは低転がり抵抗に加え、内燃機関を搭載した同等の車両よりも高い荷重への対応も求められる。今回は効率性の改善を目的に、転がり抵抗の低減による航続距離の延長を目指し、既存商品や新しく製造したプロトタイプの比較を行う。  同社では「電動車は個人のモビリティ分野で人気が…

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横浜ゴムの「アイスガード7」ヨコハマタイヤ史上最高の氷上性能を実現
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横浜ゴムの「アイスガード7」ヨコハマタイヤ史上最高の氷上性能を実現

 横浜ゴムは7月29日、乗用車用スタッドレスタイヤブランド「iceGUARD」(アイスガード)の新商品「アイスガード7」を9月1日より順次発売すると発表した。同社は今年スタートした新中期経営計画「ヨコハマ・トランスフォーメーション2023」の中で戦略の一つとしてウィンタータイヤの販売拡大を掲げている。今回の新商品は日本市場向けのスタッドレスタイヤとして、その戦略を加速する第1弾商品となる。  「ア…

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トーヨータイヤ、SUV用にスタッドレス2商品投入
ニュース 806
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トーヨータイヤ、SUV用にスタッドレス2商品投入

 TOYO TIRE(トーヨータイヤ)はSUV専用スタッドレスタイヤとして、「OBSERVE(オブザーブ)GSi-6」と「OBSERVE(オブザーブ)W/T-R」の2商品を8月から本格発売する。発売サイズは、「OBSERVE GSi-6」が先行発売していた2サイズを含め15~20インチの17サイズ、「OBSERVE W/T-R」は限定販売していた1サイズを含め16~17インチの3サイズ。価格は全て…

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日本グッドイヤー、スタッドレスタイヤ「ICE NAVI」シリーズから新モデル
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日本グッドイヤー、スタッドレスタイヤ「ICE NAVI」シリーズから新モデル

 日本グッドイヤーは乗用車用スタッドレスタイヤ「ICE NAVI(アイスナビ)8」を8月2日から順次発売開始した。発売サイズは13~19インチの全69サイズで、価格はオープン。  「ICE NAVI」シリーズは1997年に最初のモデルが誕生。8代目として4年ぶりのリニューアルとなった今回は、シリーズ初の左右非対称パターンを採用したことが特徴の一つ。氷雪上性能だけでなく、ライフや新たな軟化剤の使用に…

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