日本ミシュランタイヤ DXで顧客の課題解決
日本ミシュランタイヤはトラック・バス用タイヤ事業でDX(デジタルトランスフォーメーション)を加速させる。昨年秋にサービスを開始した「MRN GO」は2022年内に1万件の利用者獲得を目指し、またタイヤ点検作業のデジタル化を実現する「タイヤケア」は輸送事業者8社にサービスを提供する。人手不足や労働時間規制など課題が山積する物流業界で、デジタル技術を活用して業務効率化に貢献していく考えだ。 「MR…
日本ミシュランタイヤはトラック・バス用タイヤ事業でDX(デジタルトランスフォーメーション)を加速させる。昨年秋にサービスを開始した「MRN GO」は2022年内に1万件の利用者獲得を目指し、またタイヤ点検作業のデジタル化を実現する「タイヤケア」は輸送事業者8社にサービスを提供する。人手不足や労働時間規制など課題が山積する物流業界で、デジタル技術を活用して業務効率化に貢献していく考えだ。 「MR…
TOYO TIRE(トーヨータイヤ)は来年1月1日から国内市販用タイヤのメーカー出荷価格の改定をすると7月25日発表した。同社は今年1月にも最大10%の値上げを行っていたが、原材料価格の高騰が続いているため再度の値上げに踏み切る。 対象はトーヨータイヤとニットータイヤの国内市販用タイヤ全商品で、改定率は最大10%。同社では「これまで国内市販用タイヤ事業における拠点の最適化や物流の効率化など、改…
仏ミシュランは6月21日、バリトパシフィックグループとの合弁会社、ロイヤル・レスタリ・ウタマ(RLU)の単独所有者になったと発表した。これまで同社の資本を49%を保有していたが、残りの51%を買い増した。 RLUは、ミシュランとインドネシアのパートナー企業が2015年に開始したプロジェクト。ジャンビ州(スマトラ島)の約7万ヘクタールおよび東カリマンタン州(ボルネオ島)の約1万8000ヘクタール…
横浜ゴムと日本ミシュランタイヤは、国内市販用タイヤの出荷価格を値上げすると発表した。原材料価格の高騰が続いているほか、エネルギーコストや輸送費の上昇に対し、自社の企業努力のみで吸収することは困難なため。 横浜ゴムは10月1日に市販用タイヤ(夏用、冬用、オールシーズン)、チューブ・フラップを最大8%値上げする。同社は夏用タイヤ、オールシーズンタイヤ、チューブ・フラップは4月1日、冬用タイヤは7月…
横浜ゴムは、氷雪性能重視型のトラック・バス用スタッドレスタイヤ「905W」を9月から販売すると6月29日に発表した。発売サイズは全12サイズで、価格はオープン。 「905W」は、「優れた氷雪上性能で定評のあった『ZEN 903ZW』の後継品」(同社)で、冬季路面での“効き”を徹底追求し、氷雪上性能を向上させたという。また、従来品で好評だったロングライフ性能、低燃費性能を維持し、経済性、環境対応…
クムホタイヤジャパンは6月27日、乗用車用タイヤ「ECSTA(エクスタ)HS52」と「エクスタ V730」の発売を開始したと発表した。「エクスタ HS52」は15、16インチの全12サイズ、「エクスタ V730」は15~19インチの全20サイズをラインアップした。 「エクスタ HS52」は、快適性とスポーツ性を同時に堪能できるように開発したハイバランスタイヤ。新しいコンパウンドや3Dサイプなど…
バンザイは6月28日、非接触式アライメントテスター「タッチレス」と、同製品対応のアライメント用リフト「フラットワークステージX 4t」をそれぞれ7月から発売開始予定だと発表した。標準希望小売価格(税別)は「タッチレス」が2211万円、「フラットワークステージX 4t」は1815万円。 「タッチレス」は、ホイールにクランプやターゲットを取り付けずにアライメント計測が行える。同社では、「モニターに…
住友ゴム工業は7月15日、国内市販用タイヤおよび関連商品の出荷価格を9月1日に改定すると発表した。対象商品は国内市販用タイヤ(夏/冬用)、チューブ、フラップで、改定率は2~8%。 同社は、石油化学系原材料や天然ゴムなどの高騰を「生産性向上やコスト削減などの企業努力だけで吸収することは困難」とし、3月1日に国内市販用夏タイヤおよび関連商品、4月1日に国内市販用冬タイヤの値上げを行っていた。その上…
仏ミシュランは6月22日、ポルシェの新型EV(電気自動車)「718ケイマンGT4 eパフォーマンス」が、持続可能な原材料を53%使用したミシュラン製レーシングタイヤを装着し、英国で開催された「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」で公開されたと発表した。 装着タイヤは、天然ゴム、廃タイヤから回収したリサイクルカーボンブラック、オレンジやレモンの皮、松やに、ひまわり油、スクラップスチール…
ハンコックタイヤジャパンは「Ventus Prime3」(ベンタス・プライムスリー)と「Kinergy GT」(キナジー・ジーティー)にSUV用サイズを順次追加すると6月20日に発表した。発売サイズはそれぞれ18インチの3サイズと17インチの2サイズで7月頃の発売を予定している。 「ベンタス・プライム3」はウェットパフォーマンスと高速走行時の安定したハンドリングの両立を図ったスポーツタイヤ。乗…
仏ミシュランは6月28日、2022年末までに全ロシア事業を現地経営陣に移管する計画を明らかにした。同社は、3月15日からロシアでの生産活動を停止しており、「生産再開は特に供給の問題で技術的に不可能」と説明している。 ロシアの従業員数は約1000名。このうち750名が所属するダビドボ工場は主に乗用車用タイヤを生産し、生産能力は年間150万~200万本。なお、ロシアの売上高はグループ全体の2%程度…
ブリヂストンの米国グループ会社は6月22日、オハイオ州アクロンに「アドバンスド・タイヤ・プロダクション・センター」(ATPC)を開設したと発表した。 新拠点の投資額は2100万ドル(約28億円)で、インディカーシリーズ向けのレースタイヤを製造する予定。効率的で持続可能なタイヤの生産のために設計され、従来の同社のレースタイヤ工場よりもエネルギー使用量を60%低減させた。 同社のパオロ・フェラー…
6月22~24日の3日間、大阪市のインテックス大阪で開催された「第3回関西物流展」にヨロズ物流(大阪府富田林市)が出展し、CHAOYANG(チャオヤン)ブランドのトラック・バス用タイヤをアピールした。 チャオヤンは中国のZCラバーが展開するタイヤブランドの1つ。ヨロズ物流は昨年チャオヤンジャパンを発足し国内総代理店となっている。日本での本格販売から1年が経過し、販売代理店は約50社に拡大してお…
韓国の現代自動車グループは6月20日、高級電気自動車(EV)向け次世代タイヤの研究協力に関する覚書(MoU)を仏ミシュランと締結したと発表した。 今後3年の共同研究では、タイヤで使用する環境に配慮した原材料の比率を、重量ベースで現在の20%から約50%まで増加させることに注力する。また、重量のある車両に対応するタイヤの研究に加え、タイヤ摩耗や路面環境を分析するタイヤモニタリングシステムの開発も…