住友ゴムが国内6工場で生産調整 新型コロナで需要減に対応
住友ゴム工業は24日、国内の全てのタイヤ工場で10日間の生産調整を行うと発表した。新型コロナウイルスの影響により、主に国内向けのタイヤ需要が減少しているため。 同社は国内では白河(福島県)、名古屋(愛知県)、泉大津(大阪府)、宮崎(宮崎県)の各工場でタイヤを生産している。当初から決まっていた5月の大型連休(5月2~5日)の前後に合計10日間の臨時休業を加える。これにより、4つの工場は4月27日…
住友ゴム工業は24日、国内の全てのタイヤ工場で10日間の生産調整を行うと発表した。新型コロナウイルスの影響により、主に国内向けのタイヤ需要が減少しているため。 同社は国内では白河(福島県)、名古屋(愛知県)、泉大津(大阪府)、宮崎(宮崎県)の各工場でタイヤを生産している。当初から決まっていた5月の大型連休(5月2~5日)の前後に合計10日間の臨時休業を加える。これにより、4つの工場は4月27日…
住友ゴム工業は4月10日から12日の3日間、国内のタイヤ工場の稼働を停止する。新型コロナウイルスの感染拡大によるタイヤの需要減を受けて生産調整を行う。4月13日に生産を再開する予定。 稼働を停止するのは白河工場、名古屋工場、泉大津工場、宮崎工場の4拠点で、従業員には休業手当を支払う。 同社は海外では南アフリカ工場で4月16日まで生産を一時停止しているが、それ以外の地域にある工場では稼働を継続…
住友ゴム工業は3月から新発売した二輪車用タイヤの新商品「SPORTMAX ROADSMART Ⅳ」の発表会を昨年12月に開催した。新商品は大型プレミアムモデルをメインターゲットに、「興奮が、続く」「気持ちが、続く」「性能が、続く」「走りが、続く」という4つの「続く性能」により、ツーリングシーンに求められる様々なニーズに対応した。 宮崎県内のホテルで開いた商品発表会で住友ゴムの増田栄一執行役員は…
3月1日に解禁された2021年4月の採用活動では、新型コロナウイルスの影響が出始めている。住友ゴム工業、横浜ゴム、トーヨータイヤは3月に開催予定だったイベントを一部中止したほか、今後のスケジュールも未定という。 こうした中で、「学生にPRできる機会が減ってしまうので、インターネットで説明会や面接を行うことを検討している」(トーヨータイヤ)、「一次面接はウェブ上で行うことを検討中」(住友ゴム)な…
住友ゴム工業は2月13日、6カ年の中期計画を発表した。最終年度の2025年に国際会計基準で売上収益1兆円以上、事業利益1000億円以上を目指す。山本悟社長は、2012年に策定した「VISION(ビジョン)2020」の期間に「主に海外で事業を拡大した結果、売上は順調に増加した。一方、利益面では2014年に過去最高益を達成後、減益傾向が続いた」と振り返った。 新中計では、ビジョン2020で成長エン…
住友ゴム工業は1月23日、タイヤ用ゴム内部の特定の材料を選択的に観測する手法を確立したと発表した。また同社はこのほど、この手法を活用し、ゴム内部の硫黄架橋の粗い部分・密な部分(粗密)を鮮明に観測することに世界で初めて成功したことを明らかにした。 茨城大学との共同研究による新手法は、同大学が新たに開発した量子線顕微鏡を用いて、製品化したタイヤ用ゴムを評価するもの。これにより、燃費性能や耐摩耗性能…
1月10日から12日の3日間、千葉県の幕張メッセでカスタムカーと関連製品の展示会「TOKYO AUTO SALON 2020」が開催された。38回目を迎えた今回、3日間の来場者数は33万6060人と前回から1.6%増加し、過去最多の動員を記録。カスタムカーや新型車、レース仕様車が数多く並ぶ会場では、タイヤメーカー各社もそれぞれのブランド色をアピールし、新商品やドレスアップ対応商品が来場者の注目を…
住友ゴム工業は1月15日、群馬大学の次世代モビリティ社会実装研究センター(CRANTS)と研究を進めている自動運転車に対応したタイヤ周辺サービスの開発状況を報道陣に公開した。CRANTSでは年内に過疎地域などで住民の生活の足として無人の移動サービスを開始したい考えだ。 住友ゴムとCRANTSは昨年5月から共同研究を開始。その後、タイヤ空気圧データとCRANTS内に設置されている管制室との連携を…