時差通勤、在宅勤務広がる 新型コロナウイルスの感染予防で

 国内で新型コロナウイルスの感染拡大が懸念される中、タイヤメーカーでも従業員のテレワークや時差出勤が進められている。

 ブリヂストンは2月20日から本社地区でテレワークの対象を拡大した。従来は週に3日だった上限を撤廃したほか、試用期間中の社員や派遣社員にも対象を広げている。「一律に在宅勤務を行うのではなく部署ごとに状況に合った判断をしている」(同社)という。

 住友ゴム工業は以前からワークライフバランス推進の一環としてテレワークを許可しているほか、予防対策として時差通勤を行うように指示を出した。横浜ゴムも時差通勤を奨励している。

 トーヨータイヤは13日まで在宅勤務の対象者を社外でモバイル端末などを用いた勤務が可能な社員に拡大するなどの対応をとった。日本ミシュランタイヤは在宅での勤務が可能な社員に、3月15日までをめどにテレワークを行うよう奨励した。


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