住友ゴムが国内6工場で生産調整 新型コロナで需要減に対応

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カテゴリー: ニュース

 住友ゴム工業は24日、国内の全てのタイヤ工場で10日間の生産調整を行うと発表した。新型コロナウイルスの影響により、主に国内向けのタイヤ需要が減少しているため。

 同社は国内では白河(福島県)、名古屋(愛知県)、泉大津(大阪府)、宮崎(宮崎県)の各工場でタイヤを生産している。当初から決まっていた5月の大型連休(5月2~5日)の前後に合計10日間の臨時休業を加える。これにより、4つの工場は4月27日から5月10日まで稼働を停止することになる。

 そのほか、ゴルフボールを生産する市島工場(兵庫県)と、ゴルフクラブを生産するダンロップゴルフクラブ(宮崎県)でも操業を一時停止する。

 従業員数は6工場合計で約4900名。稼働を停止している間は休業手当を支払うという。なお、泉大津工場の医療用精密ゴム部品は生産を継続する予定。


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