3月1日に解禁された2021年4月の採用活動では、新型コロナウイルスの影響が出始めている。住友ゴム工業、横浜ゴム、トーヨータイヤは3月に開催予定だったイベントを一部中止したほか、今後のスケジュールも未定という。
こうした中で、「学生にPRできる機会が減ってしまうので、インターネットで説明会や面接を行うことを検討している」（トーヨータイヤ）、「一次面接はウェブ上で行うことを検討中」（住友ゴム）など、各社ともオンラインでの採用活動を計画する。ただ、感染収束の目処も立っていない状況で「具体的なツールや開催時期、実施内容などの詳細は未定」（ブリヂストン）だ。
学生との接点を作り、自社の魅力をアピールしたい企業にとって当面は手探りの状況が続いていきそうだ。