横浜ゴム、米セーラム工場を一時停止 新型コロナで従業員の安全確保へ
横浜ゴムは米バージニア州にあるセーラム工場でタイヤ生産を一時停止する。現地のメディアが報じたところによると、稼働停止は2週間程度となる見込み。米国各地で新型コロナウイルスの感染者が急激に増加する中、従業員の安全確保を図る。 供給面や顧客へのサービス体制に問題はないもよう。停止期間中に工場内の消毒作業などを実施する。セーラム工場は乗用車用タイヤやライトトラック用タイヤを生産している。なお、同社は…
横浜ゴムは米バージニア州にあるセーラム工場でタイヤ生産を一時停止する。現地のメディアが報じたところによると、稼働停止は2週間程度となる見込み。米国各地で新型コロナウイルスの感染者が急激に増加する中、従業員の安全確保を図る。 供給面や顧客へのサービス体制に問題はないもよう。停止期間中に工場内の消毒作業などを実施する。セーラム工場は乗用車用タイヤやライトトラック用タイヤを生産している。なお、同社は…
国内市場で乗用車用オールシーズンタイヤの投入が活発化している。オールシーズンは降雪の際のドライバーの安全面、履き替えが不要という利便性などから徐々にユーザーへ認知が広がってきたものの、普及率が9割を超えるとされる北米、あるいはここ数年需要が急拡大している欧州などと比べると国内でのシェアはわずかに留まる。だが、それは市場の中で需要を掘り起こし、ビジネスに繋がっていく好機と捉えることができるかもしれ…
横浜ゴムは、昨年の東京モーターショーで「SILENT FOAM」(サイレントフォーム)をはじめとするスポンジの吸音材を紹介した。 タイヤ内に配置するスポンジは、タイヤ/ホイールに囲まれた空間で空気が振動して発生する「空洞共鳴音」を低減するもの。この共鳴音は、荒れた路面などの走行時にタイヤが振動して引き起こされ、「気柱共鳴音」や「キャビティノイズ」と呼ばれることもある。 ビンの口に息を吹きかけ…
横浜ゴムはこのほど、神奈川県の平塚製造所で報道陣向けにタイヤ技術勉強会を開催した。タイヤの性能を左右する要素は様々あるが、その中で配合剤「シリカ」と、「吸音材技術」の役割や重要性を2回に分けて紹介する。 コンパウンドに配合されるシリカにはゴムを補強する役割があるが、同じくゴムの強度向上のために使用されるカーボンブラックをシリカに置き換えると、転がり性能を向上させることも可能だ。 転がり性能の…
横浜ゴムはこのほど、北海道旭川市の北海道タイヤテストセンター(TTCH)に開設した新たなハンドリング路を報道陣に公開した。 新コースは今年1月に稼働した。全長1.1km、最大勾配5%、コーナー数は10あり、TTCHでは2つ目の圧雪ハンドリング路となる。周回方向を変えることで、国内向けスタッドレスタイヤと欧州向けウィンタータイヤの各試験に適したコースとなるように設計した。既存のハンドリング路で時…
1月10日から12日の3日間、千葉県の幕張メッセでカスタムカーと関連製品の展示会「TOKYO AUTO SALON 2020」が開催された。38回目を迎えた今回、3日間の来場者数は33万6060人と前回から1.6%増加し、過去最多の動員を記録。カスタムカーや新型車、レース仕様車が数多く並ぶ会場では、タイヤメーカー各社もそれぞれのブランド色をアピールし、新商品やドレスアップ対応商品が来場者の注目を…
住友ゴム工業の山本悟社長は12月17日に開いた会見で、「自動車産業は大きな変革の動きが加速しており、業界の垣根を越えた連携が活発となるなど変化のスピードが増している。さらに、デジタル化の進展や消費者ニーズの変化といった様々な外部環境の変化が予測される」と今後の見通しを述べた。 その上で、「持続的な成長とグループの体質強化に注力し、強い収益基盤を確立する。そのため、全社一丸となってコスト改善にス…
横浜ゴムは12月5日、クロスオーバーSUV向けにサマータイヤ「BluEarth-XT AE61」と、グランドツーリングタイヤ「GEOLANDAR CV G058」を2020年2月から順次発売すると発表した。国内でも人気が高まっている都市型のクロスオーバーSUVをターゲットに展開する。 「BluEarth-XT AE61」は市街地や高速道路などオンロードを走行する機会が多いユーザーがターゲットと…
スタッフ自身が体験し的確なアドバイスへ KTグループの神奈川ハマタイヤは10月9~11日の3日間、横浜市内のスケートリンクで「スタッドレスタイヤ体感試乗会」を開催した。 当日は同グループ企業の神奈川トヨタ自動車、トヨタカローラ横浜、ネッツトヨタ横浜、ネッツトヨタ湘南やトヨタレンタリース神奈川及びトヨタサービスセンター神奈川のスタッフ、販売店などが参加。 この試乗会はエンドユーザーに対し、積雪…
横浜ゴムは、CASE対応技術として3つの新技術を初披露した。タイヤノイズ低減技術では、「Silent Foam 面ファスナー Concept Tire」を出品。タイヤ内部の共鳴音を低減する吸音材を面ファスナーで固定した。 これまで、タイヤ内側にはめ込む吸音材付きリングや、吸音材をタイヤ内部に接着する技術があったが、サイズごとのリング設計や接着工程が必要となるなどそれぞれ課題があった。 新技術…