東洋精器工業が新たに提案する「完璧なバランシング作業」
東洋精器工業がこのほど発売したバランスウェイトを装着する際に効率的な作業を実現する「ウェイトセッター ぺた2(ぺたぺた)」。同社販売企画部の青木茂雄技術部長兼横浜支店長は「タイヤ整備作業で現場の声を活かした全く新しいツールであり、作業負担低減や作業時間の短縮、作業品質の均一化、経費削減にも寄与できる」と期待を込める。その上で「修正箇所をピンポイントで照射できるホイールバランサーを使用し、更にこの…
ブリヂストンは10月22日、「ブリヂストン・イノベーション・ギャラリー」を報道陣に公開した。この施設は、昨年閉館した企業博物館「ブリヂストンTODAY(トゥデイ)」をリニューアルし、同社の歴史や事業活動、未来に向けた取り組みを紹介するもの。間もなく一般に公開する予定。 「イノベーション・ギャラリー」は、同社が東京都小平市の技術開発拠点を再構築して開設する「ブリヂストン・イノベーション・パーク」…
米専門誌ラバー&プラスチックニュースが2019年の各社のタイヤ売上高をもとにまとめた世界ランキングによると、ミシュランが売上高を前年から10%近く伸ばして12年ぶりに首位を獲得した。ただ、ほとんどのトップメーカーの売上高は横ばいまたは減少し、業界全体の推定売上高は1.2%減の1670億ドル(約17兆7463億円)となった。 1位のミシュランは売上高がおよそ250億ドルで、前年から約17億ドル増…
TOYO TIRE(トーヨータイヤ)は、乗用車用スタッドレスタイヤの新商品「OBSERVE GIZ2」(オブザーブ・ギズ・ツー)を8月1日より発売開始した。6年ぶりのリニューアルとなった新商品は、刻々と変化する冬の路面に対応できるようアイス性能をはじめ様々な性能を引き上げたことが特徴だ。2月に同社が北海道テストコースで開催した試乗会で性能の進化を確かめた。 変わる冬の路面環境 新商品「OBSE…
今回訪問した伊藤自転車商会タイヤサービス(長野県伊那市美篶3132-1)は国道361号線、「信州伊那アルプス街道」沿いに店舗を構えている。敷地は広く、ダンプカーも入るピットには様々な機材が並び、タイヤのショールームも併設されている。地域に根差し、地元の顧客を大切にしながら営業を続けてきた同店の成り立ちや取り組みを代表の伊藤英幸さんに取材した。 親近感のあるお店作りを 伊藤自転車商会タイヤサービ…
横浜市鶴見区にある渡辺タイヤサービス。運送会社向けにトラック用タイヤの販売、サービスを手掛けており、渡辺剛満社長はユーザーの安全運行へ人一倍の情熱と強い信念を持って日々の仕事に取り組んできた。その渡辺さんが「ここ数年、タイヤのトラブルが目に見えて増加傾向あるのでは」と危機感を抱いている。現場で何が起きているのか、長年タイヤを見てきたプロとしてその要因をどう推定しているのか――「ほかの販売店さんと…
神奈川県厚木市にある、さなだタイヤ販売。1979年の創業以来、トラック用タイヤをはじめ商用車をメインに事業を展開してきた同社が昨年11月、社屋と工場を全面的にリニューアルした。真田大輔社長は「自分が建てたのではなく、従業員とお客様が建ててくれたもの」と特別な思いを口にする。その上で「これから会社が1日でも長く継続できるようにすることが大切」と話す。真田社長には、ここに至るまで多くの苦難を乗り越え…