タイヤ協会が初めて実施 キャンピングカーの重量を測定
日本自動車タイヤ協会(JATMA)は、2月3日から4日の2日間、千葉市の幕張メッセで行ったキャンピングカーの重量測定結果を3月27日に発表した。 それによると、今回の点検台数は17台で、タイヤ負荷率90%超~100%以下が9台、100%超が2台あった。タイヤ負荷率100%超の2台は空気圧不足が原因だった。 タイヤが空気圧不足や過負荷の状態で走行すると、偏摩耗やバーストなどが発生し、事故に繋が…
日本自動車タイヤ協会(JATMA)は、2月3日から4日の2日間、千葉市の幕張メッセで行ったキャンピングカーの重量測定結果を3月27日に発表した。 それによると、今回の点検台数は17台で、タイヤ負荷率90%超~100%以下が9台、100%超が2台あった。タイヤ負荷率100%超の2台は空気圧不足が原因だった。 タイヤが空気圧不足や過負荷の状態で走行すると、偏摩耗やバーストなどが発生し、事故に繋が…
日本ミシュランタイヤが市販用タイヤで販売を拡大しており、特に17インチ以上のゾーンで業界水準を上回る成長を遂げている。好調の背景にはグループ全体で2016年から取り組んできた“顧客ファースト”への意識改革がある。その変化を支えるのは社員自身の成長と、「安定志向の人ばかりになったらこの会社はない」(人事担当の石澤千夏執行役員)という危機感だ。社員の成長からビジネスの発展へといかに繋げていくのか――…
日本ミシュランタイヤは5日、産業機械のスキッドステアローダー用のエアレスタイヤ「MICHELIN X TWEEL SSL」を2019年に国内市場に導入すると発表した。 同商品は2012年から北米市場などで販売しており、主に建設現場や道路舗装工事、農業などの作業現場で使用されている。優れた乗り心地で作業者の疲労低減に繋がるほか、パンクによる作業中断がなくなることで生産性の向上が期待できる。 エ…
横浜ゴムは2018年から来年にかけて生産財タイヤのラインアップを拡充する。3月に国内のトラック・バス用タイヤの基幹商品としては10年ぶりとなる「710R」を発売したのを皮切りに、海外市場を含めて今後2、3年の間に従来の2倍程度の商品を投入していく計画だ。同社は2月に公表した2020年までの中期経営計画「GD2020」の柱のひとつに、タイヤ生産財事業の強化を掲げており、市場のニーズへ迅速に対応した…
ブリヂストンがトラック・バス用タイヤで、新品タイヤとリトレッド、メンテナンスを一体化したソリューションの提案を積極化している。2月23日にはユーザー向けの大規模な説明会を開催し、その効果を改めて訴求した。上昇傾向が続く燃料価格や深刻な人手不足など、今後も輸送業界を取り巻く環境は厳しさを増すことが予想される中、サービス品質の更なる向上やデジタルツールの活用なども進め、多くの輸送事業者の課題解決に繋…
死亡事故は5年連続で発生 タイヤ空気充てん作業時における事故が、昨年1年間で33件発生したことが日本自動車タイヤ協会の調査で分かった。被害状況をみると死亡が1件、重軽傷が9件などとなった。 死亡事故があったのは5年連続。昨年は北海道のSSで発生した。新品の農機用(AG)タイヤをリム組みし、サイド部を床面に倒した状態で空気充てんを実施。350kPaまで充てんしてもビードシーティングしなかったため…
韓国のクムホタイヤが国内リプレイス市場で攻勢を強める。3月にSUV用タイヤやスポーツタイヤなど新商品を相次いで投入するほか、製品の満足保証と、パンクなどでタイヤが損傷した後の無料交換を同時にサポートするキャンペーンを始める。 品質保証は日本ミシュランタイヤが既に実施しているが、併せてパンクや外傷によってタイヤが使用できなくなった際の保証を付加するのは国内で初の試みだという。 クムホは売上高で…
オートバックスセブンは1月27日、クルマを通じてライフスタイルを提案するブランドとして展開している「JACK&MARIE」(ジャックアンドマリー)の期間限定ショップを東京都渋谷区の神宮前にオープンした。期間は3月4日まで。 「ジャックアンドマリー」は昨年4月に立ち上げたブランド。自然やカーライフをコンセプトに、アウトドアでの使用を想定したカーケア用品からアパレル、雑貨など幅広いアイテムを揃えて…
都心では2014年2月以来4年ぶりの大雪となった1月22日、カー用品量販店でスタッドレスタイヤやタイヤチェーンを求める来客が急増した。 オートバックスセブンでは「東京都内の店舗などで1日の売上げは通常の平日に比べて4~5倍に急増した」としている。大雪に備えて冬タイヤやタイヤチェーンを購入する客が増え、当日の平均来客数は普段の約2倍に上った。また21日も全体の売上げは通常の休日より2~3倍に増え…
日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が1月11日に発表した2017年の車名別販売台数は、ホンダの「N-BOX」がトップで21万8478台だった。軽自動車がトップとなったのは2014年以来3年ぶり。 今回のランキングを10年前の2007年と比べると、標準装着タイヤが大径化している傾向が明らかになった。特に軽自動車では、2007年にランクインした5車種全てに13インチが装着されていたが…
1月12日から14日までの3日間、千葉市の幕張メッセで「東京オートサロン2018」が開催され、開催初日には東洋ゴム工業や日本グッドイヤーがプレスカンファレンスを開き、今後の施策を発表した。 東洋ゴム工業の清水隆史社長は、「今回、ピックアップトラックやユーロスポーツ、SUVと、エキサイティングな車両を展示し躍動感あるステージを用意したのはクルマ文化が進展している海外市場でTOYOが本物の走りを支…
ウェット性能維持し、プレジャー提供 日本ミシュランタイヤは昨年12月、栃木県のGKNドライブラインジャパンテストコースで新商品「MICHELIN Road 5」の試乗会を開催した。 新商品はドライでの優れた操縦安定性を確保しつつ、最新のコンパウンド技術とサイプの採用により走行に伴うウェット性能の低下を抑制したのが特徴。同社では「5000kmを走行しても新品時同等のウェット性能を維持できる。距離…
国内外で様々な出来事があった2017年も残すところ僅か。今年は海外では景気の回復が見られた一方、国内に目を向けると、日本を代表するような企業で不祥事が相次いで発覚したほか、多くの産業で人手不足に拍車がかかるなど不安定な要素は増している。こうした状況下、タイヤ業界にとっては、どのような1年だったのか――。 ■値上げに揺れた国内市販タイヤ市場 日本自動車タイヤ協会の統計によると、2017年の市販用…
JAF(日本自動車連盟)は雪道におけるノーマルタイヤやスタッドレスタイヤなどの「登坂テスト」と「旋回テスト」について検証を行い、12月15日にその結果を公表した。雪の坂道でノーマルタイヤでは立ち往生の原因になる可能性があるほか、降雪時にカーブを曲がれきれず、対向車線にはみ出したりする恐れがあるため、安全な冬道走行にはスタッドレスタイヤやチェーンの装着が求められる。 登坂テストの実験では、前輪駆…