グッドイヤー、トレッドが再生するコンセプトタイヤを発表
ニュース 521
521

グッドイヤー、トレッドが再生するコンセプトタイヤを発表

 米グッドイヤーの欧州子会社は3月3日、コンセプトタイヤ「reCharge」(リチャージ)を発表した。ニーズに合わせてトレッドが変化するのが特徴で、液体コンパウンドが入ったカプセルをタイヤにチャージすると、天候や道路状況、ドライバーの志向に対応してトレッドが再生する。液体コンパウンドは、人工知能を活用して作成したドライバーのプロフィールに沿ってカスタマイズされる。  コンパウンドは生物由来物質から…

タグ: ,
4つの“続く”を追求――住友ゴムのツーリングタイヤ「SPORTMAX ROADSMART Ⅳ」
レポート 1,512
1,512

4つの“続く”を追求――住友ゴムのツーリングタイヤ「SPORTMAX ROADSMART Ⅳ」

 住友ゴム工業は3月から新発売した二輪車用タイヤの新商品「SPORTMAX ROADSMART Ⅳ」の発表会を昨年12月に開催した。新商品は大型プレミアムモデルをメインターゲットに、「興奮が、続く」「気持ちが、続く」「性能が、続く」「走りが、続く」という4つの「続く性能」により、ツーリングシーンに求められる様々なニーズに対応した。  宮崎県内のホテルで開いた商品発表会で住友ゴムの増田栄一執行役員は…

タグ: , , ,
エア充てんの省力化と安全作業を両立 東洋精器工業の「エアーメイト」シリーズ
レポート 1,436
1,436

エア充てんの省力化と安全作業を両立 東洋精器工業の「エアーメイト」シリーズ

 日本自動車タイヤ協会の調べによると、車両からタイヤを取り外した状態で行う「タイヤ空気充てん作業時」の事故は2018年1年間で33件発生。車両にタイヤが取り付けられた状態で行う「タイヤ空気補充時」の事故も2件あった。また今回の調査で、作業の経験年数が10年以上のベテラン者であっても21件もの事故に遭遇していることが判明した。慣れによって慢心が生じ標準作業から逸脱してしまうということが事故の隠れた要…

タグ: ,
新型コロナウイルスの影響も 2021年4月の新卒採用活動
ニュース 941
941

新型コロナウイルスの影響も 2021年4月の新卒採用活動

 3月1日に解禁された2021年4月の採用活動では、新型コロナウイルスの影響が出始めている。住友ゴム工業、横浜ゴム、トーヨータイヤは3月に開催予定だったイベントを一部中止したほか、今後のスケジュールも未定という。  こうした中で、「学生にPRできる機会が減ってしまうので、インターネットで説明会や面接を行うことを検討している」(トーヨータイヤ)、「一次面接はウェブ上で行うことを検討中」(住友ゴム)な…

タグ: , , ,
横浜ゴム ウィンタータイヤ性能No.1に向けた進化とその実力
レポート 1,354
1,354

横浜ゴム ウィンタータイヤ性能No.1に向けた進化とその実力

 国内、欧州、ロシア・北欧向けウィンタータイヤで性能ナンバー1を目指す  横浜ゴムは、中期経営計画のタイヤ消費財戦略でこの目標を掲げている。ウィンタータイヤの中でも「iceGUARD 6」(アイスガード・シックス)は、これまでの開発で培ってきた技術を投入し、“ヨコハマスタッドレスタイヤ史上最高性能”を自負する。2月3、4日には、旭川市の北海道タイヤテストセンターで勉強会・試乗会を開催し、ウィンター…

タグ: , , , ,
トーヨータイヤ、開発体制を拡充 テストコース新設を検討
ニュース 2,449
2,449

トーヨータイヤ、開発体制を拡充 テストコース新設を検討

 TOYO TIRE(トーヨータイヤ)がタイヤの研究開発機能を大幅に強化する。早ければ2023年にも夏用タイヤのテストコースを新設して、現在は宮崎県の施設で行っている評価機能を全面的に移管する。タイヤのラインアップ拡充や高性能化に伴い、評価数が年々増加していく中、試験データの精度向上や実車試験の効率化を図り、競争力を高めていく。  トーヨータイヤは2月21日に北海道の「サロマテストコース」を報道陣…

タグ: , ,
ソフト99が商品展示会を開催 TPMSを積極的に訴求
レポート 1,401
1,401

ソフト99が商品展示会を開催 TPMSを積極的に訴求

 ソフト99コーポレーションは2月4~7日、東京支店(江東区東雲)で「ソフト99スプリングフェア2020」を開催し、同社及びグループ会社のオレンジ・ジャパンがそれぞれTPMS(タイヤ空気圧モニタリングシステム)を紹介した。  ソフト99コーポレーションは、乗用車向けのTPMS「DRIVER COMPASS」(ドライバー・コンパス)を出品した。このシステムでは、タイヤ内部に取り付けたセンサーが空気圧…

タグ: , ,
成長に向けた次の一手 各社のトップが今後の方針示す
ニュース 664
664

成長に向けた次の一手 各社のトップが今後の方針示す

 2月17日までに行われた国内タイヤメーカー4社の決算説明会で、各社が将来に向けた施策や一部で業績低迷の要因となった海外工場での巻き返し策を語った。  ブリヂストンの石橋秀一副会長は、「タイヤ事業の基盤をしっかりしつつ、事業モデルを進化させる」と述べ、「モビリティソリューションなど新しい事業も今後強化していく」と研究投資への考え方を説明した。  トーヨータイヤも今後を見据えた戦略を推進していく。清…

タグ: , , , ,
時差通勤、在宅勤務広がる 新型コロナウイルスの感染予防で
ニュース 1,636
1,636

時差通勤、在宅勤務広がる 新型コロナウイルスの感染予防で

 国内で新型コロナウイルスの感染拡大が懸念される中、タイヤメーカーでも従業員のテレワークや時差出勤が進められている。  ブリヂストンは2月20日から本社地区でテレワークの対象を拡大した。従来は週に3日だった上限を撤廃したほか、試用期間中の社員や派遣社員にも対象を広げている。「一律に在宅勤務を行うのではなく部署ごとに状況に合った判断をしている」(同社)という。  住友ゴム工業は以前からワークライフバ…

タグ: , , , , ,
ブリヂストングループ 米キャタピラーから最高評価の認定
ニュース 701
701

ブリヂストングループ 米キャタピラーから最高評価の認定

 ブリヂストンは1月30日、米キャタピラー社からSQEP(サプライヤー・クオリティ・エクセレンス・プロセス)認証の最高評価「プラチナ」認定を取得したと発表した。  同認証は、キャタピラー社がサプライヤーに継続的な品質改善を促すプログラム。プラチナ認定は特に優れた品質の商品・サービスを継続的に提供できる企業の工場のみが獲得できる。  今年、ブリヂストングループでは計7工場がプラチナ認定を取得。このう…

タグ: , , ,
攻勢に向けて体制強化 国内タイヤメーカー4社の2020年業績予想
ニュース 1,520
1,520

攻勢に向けて体制強化 国内タイヤメーカー4社の2020年業績予想

 2020年は国内タイヤメーカーの業績に好転の兆しが見えてきそうだ。2月17日までに各社の業績予想が出揃い、全社が増収営業増益を見込む。昨年までは為替の影響や原材料高、固定費などが重荷となっていたが、今期はグローバル生産量が拡大し、高付加価値タイヤの販売増が見込まれるほか、石油系原材料価格の下落も利益面で追い風となる。ただ、各社とも現時点では新型肺炎の感染拡大による影響は織り込んでおらず、事態が長…

タグ: , , , ,
タイヤのパフォーマンスを見える化 トーヨータイヤのセンシング技術
ニュース 759
759

タイヤのパフォーマンスを見える化 トーヨータイヤのセンシング技術

 TOYO TIRE(トーヨータイヤ)は2月7日、走行中のタイヤのパフォーマンスを可視化するタイヤセンシング技術を開発したと発表した。今後、オープンイノベーションなどを活用することで、より安全な移動支援技術の確立や新しいビジネスモデルの創出につなげていく。  都内で開催した技術発表会で、守屋学執行役員は、「CASEは100年に一度と言われる自動車産業の変革の象徴であり、タイヤには高機能化が求められ…

タグ: ,
住友ゴム2025年に売上収益1兆円へ「組織基盤を強化し、利益の創出を」
ニュース 1,072
1,072

住友ゴム2025年に売上収益1兆円へ「組織基盤を強化し、利益の創出を」

 住友ゴム工業は2月13日、6カ年の中期計画を発表した。最終年度の2025年に国際会計基準で売上収益1兆円以上、事業利益1000億円以上を目指す。山本悟社長は、2012年に策定した「VISION(ビジョン)2020」の期間に「主に海外で事業を拡大した結果、売上は順調に増加した。一方、利益面では2014年に過去最高益を達成後、減益傾向が続いた」と振り返った。  新中計では、ビジョン2020で成長エン…

タグ: ,
連載「横浜ゴムのタイヤ勉強会」②「空洞共鳴音」を低減する意味
ニュース 4,458
4,458

連載「横浜ゴムのタイヤ勉強会」②「空洞共鳴音」を低減する意味

 横浜ゴムは、昨年の東京モーターショーで「SILENT FOAM」(サイレントフォーム)をはじめとするスポンジの吸音材を紹介した。  タイヤ内に配置するスポンジは、タイヤ/ホイールに囲まれた空間で空気が振動して発生する「空洞共鳴音」を低減するもの。この共鳴音は、荒れた路面などの走行時にタイヤが振動して引き起こされ、「気柱共鳴音」や「キャビティノイズ」と呼ばれることもある。  ビンの口に息を吹きかけ…

タグ: , ,
連載「横浜ゴムのタイヤ勉強会」①「シリカ」が実現する効果
ニュース 4,084
4,084

連載「横浜ゴムのタイヤ勉強会」①「シリカ」が実現する効果

 横浜ゴムはこのほど、神奈川県の平塚製造所で報道陣向けにタイヤ技術勉強会を開催した。タイヤの性能を左右する要素は様々あるが、その中で配合剤「シリカ」と、「吸音材技術」の役割や重要性を2回に分けて紹介する。  コンパウンドに配合されるシリカにはゴムを補強する役割があるが、同じくゴムの強度向上のために使用されるカーボンブラックをシリカに置き換えると、転がり性能を向上させることも可能だ。  転がり性能の…

タグ: , , ,