雪道での安心を オールシーズンタイヤ乗り比べ②トーヨータイヤ「CELSIUS」
TOYO TIRE(トーヨータイヤ)は2019年8月からSUV向けオールシーズンタイヤ「CELSIUS」(セルシアス)を発売した。「セルシアス」は2015年より北米や欧州市場に投入しており、突然の降雪でも安心感のあるスノー性能と、安定した走りを実現するドライ・ウェット性能が特徴だ。同社が2月下旬に北海道のサロマテストコースで開催した試乗会で、スノー性能を体感した。 試乗会当日は気温が0℃前後で…
TOYO TIRE(トーヨータイヤ)は2019年8月からSUV向けオールシーズンタイヤ「CELSIUS」(セルシアス)を発売した。「セルシアス」は2015年より北米や欧州市場に投入しており、突然の降雪でも安心感のあるスノー性能と、安定した走りを実現するドライ・ウェット性能が特徴だ。同社が2月下旬に北海道のサロマテストコースで開催した試乗会で、スノー性能を体感した。 試乗会当日は気温が0℃前後で…
横浜ゴムは米バージニア州にあるセーラム工場でタイヤ生産を一時停止する。現地のメディアが報じたところによると、稼働停止は2週間程度となる見込み。米国各地で新型コロナウイルスの感染者が急激に増加する中、従業員の安全確保を図る。 供給面や顧客へのサービス体制に問題はないもよう。停止期間中に工場内の消毒作業などを実施する。セーラム工場は乗用車用タイヤやライトトラック用タイヤを生産している。なお、同社は…
2月に横浜ゴム、トーヨータイヤ、日本グッドイヤーの3社がオールシーズンタイヤの試乗会を開催した。「夏タイヤとしての基本性能を確保しつつ、雪にも対応できる」と、各社がその性能に自信を示すオールシーズンタイヤ。その実力は――。 日本グッドイヤーは、国内で2種類のオールシーズンタイヤ――「Vector 4Seasons Hybrid」(ベクター・フォーシーズンズ・ハイブリッド)と「Assurance…
住友ゴム工業は4月10日から12日の3日間、国内のタイヤ工場の稼働を停止する。新型コロナウイルスの感染拡大によるタイヤの需要減を受けて生産調整を行う。4月13日に生産を再開する予定。 稼働を停止するのは白河工場、名古屋工場、泉大津工場、宮崎工場の4拠点で、従業員には休業手当を支払う。 同社は海外では南アフリカ工場で4月16日まで生産を一時停止しているが、それ以外の地域にある工場では稼働を継続…
国内市場で乗用車用オールシーズンタイヤの投入が活発化している。オールシーズンは降雪の際のドライバーの安全面、履き替えが不要という利便性などから徐々にユーザーへ認知が広がってきたものの、普及率が9割を超えるとされる北米、あるいはここ数年需要が急拡大している欧州などと比べると国内でのシェアはわずかに留まる。だが、それは市場の中で需要を掘り起こし、ビジネスに繋がっていく好機と捉えることができるかもしれ…
新型コロナウイルスの感染拡大によるタイヤの需要減を受けて、TOYO TIRE(トーヨータイヤ)は仙台工場(宮城県岩沼市)の稼働を一時停止すると発表した。期間は4月3日から9日までの7日間で、4月10日から生産を再開する予定。 仙台工場は同社の自動車用タイヤの国内主力生産拠点。海外市場向け高性能タイヤの輸出拠点としても活用している。従業員数は約1500人。同社では「現在、市場から求められている在…
消費者の4人に1人が乗用車用タイヤの課金モデルに興味を持っていることが、コンサルティング会社のサイモン・クチャー&パートナーズジャパンの調査で分かった。 同社はこのほど、国内に在住する913人を対象にオンラインによる意識調査を実施。その中で月単位や年単位で料金を支払って利用する定額制(サブスクリプション型)、あるいは利用量に応じて料金を支払う従量課金制(従量制)でタイヤを利用することに24%が…
2019年にタイヤ空気充てん作業に関連する事故が33件発生したことがJATMA(日本自動車タイヤ協会)の調査で分かった。事故件数は近年高止まりしており、昨年も作業者が死亡する事故が1件、重軽傷を負った事故は12件あった。痛ましい事故を撲滅するためには、業界全体で適正作業と法令順守の徹底が強く求められる。 死亡事故はタイヤ専業店で起きた。トラック・バス用タイヤでパンクの修理依頼があり、パンク箇所…
米タイヤ製造者協会(USTMA)が3月3日に発表した2020年のタイヤ出荷予測(2月時点)は、前年比0.1%増の3億3320万本だった。 このうち、市販用タイヤは0.5%増の2億7540万本と予測。乗用車用は0.4%増の2億2340万本、ライトトラック用は0.3%増の3270万本、トラック用は2.1%増の1930万本と全てのカテゴリーでプラスの見込み。 一方、新車用は1.5%減の5780万本…
日本自動車工業会(自工会)の豊田章男会長(トヨタ自動車社長)は、3月19日に都内で開いた定例記者会見で、「自動車の生産面、販売面にも新型コロナウイルスの大きな影響が及んでいる」と話した。その上で、「現時点で具体的な影響を見通すことは難しい。販売が下降傾向にあり、今後は生産にも間違いなく影響が起こる。自動車産業は75%以上が外注部品に頼っているので波及は大きくなる」と述べた。 自工会は例年この時…
仏ミシュランが、2月25~27日に独ハノーバーで開催された「タイヤ・テクノロジー・エキスポ2020」で「タイヤメーカー・オブ・ザ・イヤー」を受賞した。同社の革新的で持続可能な製品やサービスの提供を可能にする取り組みが評価された。また、製品ライフ全体でのパフォーマンスの進歩や、使用が進んだ状態でタイヤ試験を実施する姿勢も支持を集めた。 さらに、エアレスタイヤ「Uptis」(アプティス)が「タイヤ…
タイヤ整備作業の現場で求められる“省力化・軽労化”。東洋精器工業では、そのテーマに取り組むべく、10年間を見据えた製品のラインアップ構想に着手した。 現場で“省力化・軽労化”が特に強く求められているのがタイヤの脱着作業時だろう。そこで同社では、タイヤチェンジャーのラインアップ充実を図った。その第1弾が既に本欄でレポートした、乗用車用タイヤチェンジャー「PIT ATHLETE-Ⅱ」(ピット アス…
全国タイヤ商工協同組合連合会(全タ協連)は、9月27日に独自の資格制度「タイヤ テクニカル エキスパート(Tire Technical Expert)」の検定試験を都内で初めて実施する。3月16日から受付を始める。定員は先着50名で8月21日まで申し込みが可能。 この試験制度は、自動車用タイヤの整備作業を行う作業者の知識と技能の向上を図ることで、自動車の安全走行に寄与するとともに、作業者自身の…